“新たなるBugLug” を世の中に提示した待望のニューシングル
BugLug 一聖&一樹「新人生」インタビュー
BugLug 一聖&一樹「新人生」インタビュー
2017/08/18
──今回のレコーディングではどんなマイクを使われたんですか?
一聖:僕は機材の知識に関しては素人なんで(笑)。そういったことは一樹に任せています。
一樹:今作では全部NEUMANN(ノイマン)を使っていて、「新人生」と「命」は「M149 tube」、「コトナ」では「U87Ai」というのを使いました。
── 一聖さんは実際使ってみて、どのような印象を?
一聖:特にないです(笑)。みんながよければ良いというか。
一樹:これまでも色々なマイクを試させてもらったんですけど、安くても、何百万もする高いものでも「何もわからない」って言うんですよ(笑)。正直「贅沢だな」とは思いましたけど。
一聖:俺の声なら何でも良い。
一樹:そうだね。そういう自信があるからこそ成立するので、僕は色々と提案ができるので楽しいです。
一聖:ありがとうございます(笑)。ちなみに今後のレコーディングでやりたいことがあって。ライブと同じようにマイクを持って歌いたいと思っているんです。その方が迫力が出るんじゃないかなと。まぁエンジニアさんと色々相談しながらですが、実現したいです。
──では一樹さんの使用機材についても教えてください。
一樹:ギターは最近使い始めたFreedom Custom Guitar ResearchというブランドのSTタイプ、ダビング用として家でも使っているJourneymanのSTタイプ、LPタイプのギターを使いました。あと「命」ではヤイリのアコギを弾いています。このアコギは初の野音ライブで「akari」という曲を披露する時のために購入したんです。
──エレキに関してビンテージ系のギターがお好きなのですか?
一樹:そうなんです。俺自身、結構クラシカルな人間なんです。今のヴィジュアル系の人達みたいに、形が奇抜で色も派手で、みたいなのを好むわけではなく。昔からある伝統的なキレイな音で鳴らしたいんです。
一聖:一樹のギターサウンドってメッチャカッコ良いんですよ。
一樹:ありがとう! ちなみに一聖って実はギターも上手くて、BugLugの楽曲でも彼が考えたフレーズが入っていたりするんです。メロディメーカーでもあり、フレーズメーカーでもあるというか。
── そういえば一樹さんは以前PRSも使われていましたよね?
一樹:今は手放してしまったのですが、でも最近、優と「またPRS使いたいよね」って話していて。あのサウンドはPRSでしか鳴らせないので、今後また手に入れるかもしれません。
──次にサウンドメイクはどのようなものを?
一樹:今回は新しい試みとしてライン録音をしたんです。なのでベーシックな部分はGuitar Rigといったプラグインで音作りをしたんですけど、指針としてKemperで作った音を一緒に送っているんです。「新人生」はENGL、「コトナ」はJCM800だったかな。
──今後取り入れたい機材はありますか?
一樹:ギタリストとして一番大きく音を出せるのってギターソロじゃないですか。なので、よりソロサウンドを追求していきたいと思っています。「ギターに包み込まれる」ような音を目指している最中なので「この機材でこういうことをしたい」などは、まだまだ模索中です。
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