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ヒューイ・ルイス アンド ザ・ニュース、いよいよ来日公演まであと1ヶ月!

ヒューイ・ルイス アンド ザ・ニュース、いよいよ来日公演まであと1ヶ月!

2017/10/22


ヒューイ・ルイス アンド ザ・ニュースの来日公演まで、いよいよあと1ヶ月と迫った。ここでは、コメント動画とともにインタビューをお届けしよう。

【JAPAN TOUR 2017】
〈東京〉
11/20(月)Bunkamuraオーチャードホール
21(火) Bunkamuraオーチャードホール
〈東京追加〉
22(水) Bunkamuraオーチャードホール ※特別公演『ALL THE HITS』
〈大阪〉24(金) グランキューブ大阪


——東京追加公演は特別な内容になるとか?
そのとおり!公演のタイトルは「オール・ザ・ヒッツ」、チャートの順位順にやっていこうと思っているんだよ。トップ20入りした17曲を全部や って時間がまだあればトップ40入りした4曲もやろうと思っている。何か特別な事をやろうという話になった時にロル(マネージャー)がこのアイデ アを思いついた。皆が気に入りやってみようという事になったんだ。

——毎年精力的にツアー活動を行っていますが長年数多くのライヴをこなせる秘訣は?
秘訣が分かっていたら良いんだけどね。僕達は常に努力している。前よりも良くしていこうと常に努力していて今回もこれまで通りきっちり仕上 がっているのはもちろんのこと、過去最高の出来なんじゃないかと思っている。でも秘訣は分からないね。バンドがバラバラになるのは失敗より も成功が理由であるパターンが多いけど、僕達の場合は全員仲も良いし相性も良いからそれが秘訣かもしれないね。

——オフ日の過ごし方について
アウトドアが大好きだからフライフィッシングや乗馬をするよ。モンタナに住んでいるからね。少し田舎の方に引っ越したんだ。その2つの他には...ゴルフかな。アウトドア系だね。

——バンドメンバーとはプライベートの交流はありますか?
仕事以外で会うかって?実は会うんだよ!信じられないかもしれないけれど僕達はまだ仲の良い友達なんだ。ビルとジョニーもフライフィッシン グをするから一緒にするよ。いつも一緒ではないけどたまにね。なにせ仕事でずっと一緒にいられるからね。

——80年代に生み出した大ヒット曲の数々が長年愛され続ける理由としてどう分析しますか?
嬉しい限りだ。正直なところ理由は分からないけれど自分なりのセオリーはある。アメリカのポップミュージック史が始まって以来100年近く経つ がポップスの殆どの曲がポップスのフォーマットに当てはまる。つまり4分の4拍子でイントロが8小節、そこからヴァース→コーラス→ヴァース→ コーラス→ブリッジと来て、ヴァース→コーラス→アウトロ。全ての曲とは言わないが殆どの曲がそうだ。ポップスが生まれてからそのフォーム は変わらず、80年代の曲は概ねその基本型で構成されている。80年代以降はそのフォーマットが打ち壊され、ジャムバンドによる長い...言うなれば 音楽のコラージュのような曲が生まれた。ブリッジがなかなか出てこなかったり、ハーモニーやメロディーが控えめだったり。80年代の曲が残っ た理由はアメリカンポップミュージックの王道のフォーマットに忠実だったからだと思う。まるで俳句のようにね。ロックンロールもそのフォー ムに収まっていた。80年代以降にそのフォームが見捨てられてしまったからこそ、あの時代の曲が今も残っているんじゃないかと思う。

——これまでのキャリアにおいて一番大事な事は何でしょうか?
大事なこと?僕のこの滑らかで澄んだ声以外にかい?(笑)そうだね、僕達の独自性だと思いたいね。僕達は何でも自分達でやってきた。曲作り を始めプロデュースも自分達で行い、地元でずっと同じスタッフとレコーディングしてきた。そのフィーリングがバンドの個性になり語らずとも 滲み出るバンドの魅力になっているんじゃないかと思う。そう思いたい。

——87年のスタジアム公演や89年のカウントダウンライヴは印象深い出来事でしたが覚えていますか?
もちろん!日本にはたくさん良い思い出があるよ。第一にオーディエンスが最高だ。それに加え、ライブ以外で過ごす22時間も最高なんだ。皆で出かけたり食事したり、本当に楽しい時間が過ごせる。日本までの道のりは長いけど、時間をかけて行くだけの価値があるといつも思っている。

——日本で楽しみにしていることは?
全員食べ物を楽しみにしている。レストランへ行くのをね。もちろんオーディエンスに会えるのもね。僕達を見に来てくれるなんてセンスも最高 だしね。新曲も控えているし、来年は新しいアルバムも出す。みんなが僕達の新作を待っているかどうかは知らないよ。欲しいか欲しくないかは 知らないけれど出すんだ。

——もう少しでバンド結成40周年ですね!新たに挑戦してみたいことなどはありますか?
そうだね、新曲を出すことが挑戦だね。みんなで練習もしているし、今年は75公演やった。毎年75公演やって全員真剣に取組んでいる。だからベ ストの状態をキープすること、さらに良いパフォーマンスをし、新曲を作ることが最近の挑戦だね。既に新曲が7~8曲あってどれも良い曲だから ワクワクしている。僕達はそんなに多作なバンドではないけれど、かなり楽しみにしているんだ。

——最後にライヴを楽しみにしている日本のファンに一言お願いします
待ちきれない。待ちきれないよ。日本ツアーを本当に楽しみにしているし楽しいものになる。特に今回は東京に5日間もいられるんだ。最高だね。 大好きな日本に戻れる事が嬉しくて仕方ない。



 

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