西日本色にあふれるアイドルイベント
STU48、大阪☆春夏秋冬、大阪女子流(Rename from 東京女子流)、LinQ、たこやきレインボーなどが2017年大晦日の大阪に集結!
STU48、大阪☆春夏秋冬、大阪女子流(Rename from 東京女子流)、LinQ、たこやきレインボーなどが2017年大晦日の大阪に集結!
2018/01/06
たこやきレインボーが主催するアイドルイベント「西日本アイドルフェスティバル2017〜西のほうでなんかゴチャゴチャやってます!!〜」が、昨年12月31日にグランキューブ大阪で初開催された。
東京で多くの大型アイドルイベントがおこなわれ、賑わっている昨今。「西日本も負けてはいられない」ということで、たこやきレインボーの声がけのもと、東西の人気アイドルグループ全10組が大晦日の大阪に集結。東日本で結成されたグループは、西日本のカラーに染まるために1日限定で“改名”するユニークな企画も実現した。
開演前の会場内BGMには、阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」、広島カープの応援歌「それけカープ(若き鯉たち)」が流れるなど徹底的に西日本ムード。その頃舞台裏では、アップアップガールズ(仮)が、たこやきレインボーから「お久しぶりです、本日はよろしくお願いします」と挨拶をされると、「アップアップガールズ(仮)ではないです! はじめまして、ウエストウエストガールズ(西)です! 初ステージなんですけど、今日解散します!」と返して爆笑を誘う光景も見られた。
オープニングアクトを務めたのは、大阪のon and Go!。2017年、東京でも着実にその名を広げた4人。この日も、良い意味で関西色を感じさせない正統派のパフォーマンスを見せた。キャッチーなダンスや歌詞の「恋スルキモチ」では、初見であろう観客もあっという間に振付けをコピーして楽しんでいた。
続いては、ごっつ東北産
3番手は、山口県を拠点とする山口活性学園。「IDREAM」「対番兵器」などラウドな楽曲で攻め立て、「大阪、そんなもんじゃないでしょ」と煽ると、会場のボルテージが一気に上昇。ほぼノンストップの激しいパフォーマンスで、山口活性学園の名を大阪に刻んだ。
大阪イチの出世頭としてひと際大きな歓声に迎えられたのは、大阪☆春夏秋冬。本格的なR&Bナンバー「NewMe remix」では高水準のダンスを見せつけ、特にメンバー全員でのムーンウォークには感嘆の声があがった。また、東京女子流改め大阪女子流とのコラボ「ヒマワリと星屑」では、「え〜、急に言われて出来るかな?」とおどけながらも、バッチリとダンスを決めた。
2017年「常熱アイドル全力宣言!」の新ビジョンを掲げた、福岡県のLinQは、地元博多のお祭りのビートを取り入れた「HANABI!!」、音楽通も間違いなく唸るベースラインがインパクト大「ウェッサイ!!ガッサイ!!」などで観客をのせるまくる。「西日本でフェスが誕生するのがすごい。新たな歴史の幕開け」とイベントへの参加を喜んだ。
後半戦のトップを飾ったのは、ウエストウエストガールズ(西)
この日2度目の登壇となったのは、大阪女子流
この日最多の16名で登場したのは、瀬戸内で活動する国内6番目の48グループ、STU48。瀬戸内の海をイメージしたようなホワイトとマリンブルーのボーダー柄の衣装が鮮やかな彼女たち。AKB48の曲をカバーした「言い訳Maybe」の、「好きだ」の歌詞の部分では、割れんばかりの「俺も!」コールが起こった。そのほか、初のオリジナル曲「瀬戸内の声」、1月31日にリリースされるメジャーデビューシングル「暗闇」など計6曲で盛り上げた。
メンバー全員が関西出身の、あゆみくりかまきのパフォーマンスでは、まるでロックバンドのライブ会場のような野太い声が客席から轟いた。「バナナ!サラダ!ホウ・レン・ソウ!」という歌詞がユニークな「反抗声明」などを演奏した3人は、「やばい、楽しい」と笑顔を弾けさせた。
そして、スクリーンにメンバーの自己紹介のVTR、「おおきに!おおきに!」の大声援に迎えられて、いよいよ真打ち、たこやきレインボーが登場。観客席で5色のペンライトが無数に輝きを放つなか、「RAINBOW~私は私やねんから~」でスタート。曲が終わり、春名真依が「今日は、酉年のトリを務めます」という大阪ならではのジョークでフワッと笑わせたあと、披露したのは、大阪環状線の駅名が登場する「絶唱!なにわで生まれた少女たち」。愉快な曲だが、その中でも「なにわの名にかけて」というフレーズには、大阪を背負うアイドルとしての力強い意志を感じさせた。「ナナイロダンス」では、お客さんが全員隣の人と肩を組み合って踊り、会場が一体に。
ニューアルバム「ダブルレインボー」の発売日・楽曲提供アーティストの情報、新しいアーティスト写真のお披露目、全国ツアーに仙台公演が追加されたことなどが発表されたあと、「また大阪に遊びに来て欲しい、アイドルに会いにきて欲しい」という気持ちを込めて、大阪の魅力をぎゅっと詰め込んだ曲「たのしかしまし大阪〜おいでやす〜」を披露。5人は、「2018年も西日本アイドルフェスティバルを開催したい」と宣言した。
関連する記事
2016/08/05
2016/07/20
ニュース
2023/12/25
2023/12/20
2023/12/18
インタビュー
2023/03/23
2022/09/15
2022/05/26
2022/01/26
特集/レビュー
2023/04/03
レクチャー
2022/11/15
2022/11/01