──３曲目の「サヨナラCOLOR」についてはいかがでしょう。

FUKI：この曲は、私が高校生の時から何度も助けられたことのある思い入れの強い曲です。今度は私がみんなの背中を押せるようにと思って歌いました。

──FUKIさんが歌詞の中で特に好きなところはどこでしょうか？

FUKI：1番と2番のAメロ「そこから旅立つことは とても力がいるよ 波風立てられること きらう人 ばかりで」「自分をつらぬくことは とても勇気がいるよ だれも一人ボッチには なりたくはないから」の部分が好きですね。辛いときも、”大丈夫”と思わせてくれるような歌詞で、当時も勇気づけられていました。

──当時は何に悩んでいたのですか？ 人間関係とか？

FUKI：（笑）。そうですね。学校生活とか（笑）。でも、これを聴いて何度も立ち上がりましたから。

──４曲目「100万回の「I love you」」についても教えてください。どういう思い入れのある曲なのですか？

FUKI：これも昔から大好きな曲です。一度、Rakeさんのライブを見に行ったことがあるのですが、みんなが一体になっているのに感動しました。それでいつかカバーしたいと思うようになった曲です。

──タイトルもインパクトありますよね。

FUKI：こんなに愛をストレートに届けられるなんて、歌っていも聴いていも気持ちのいい曲ですね。特に歌詞の中にある「改札の向こう側 人ごみに消えてゆく 後ろ姿 目で追った 離れたくなくて」はよくわかりますね。私も結構やっちゃうタイプなので（笑）。すごく共感できる部分があります。

──では、最後にあらためて今回のシングル全体の聴き所とファンの方へのメッセージをお願いします。

FUKI：今回のEPはセツない「愛」やストレートな「愛」、家族・仲間への「絆」や「夢」への想いなど、いろんな『LOVE』を詰めたものになったと思います。このEPを聴いてくれたみなさんの心が、前向きにあたたかくなってもらえたら嬉しいです。