デビューから1年半を経て様々なスキルを積み重ねてきたTHE RAMPAGEが放つ6thシングル
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「HARD HIT」インタビュー
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「HARD HIT」インタビュー
2018/07/12
──パフォーマンスに関しては、どのように決めていったのでしょうか?
LIKIYA:この曲を聴いた時に鋭さを感じたので、尖ったパフォーマンスにしたいと思いました。なので、ダンス・スタイル的にもKRUMP(クランプ)を取り入れて、男臭い攻撃的な振りつけを考えていきました。実際に振りつけを担当したメンバーは、KRUMPをやってきた武知海青と長谷川慎、そしてメロディ部分を考えた山本彰吾の3人。かなりエッジの効いた振りを考えてくれました。
武知海青:最初はKRUMPをわかりやすく伝えられる振りを考えたんですけど、LIKIYAさんから「もっと尖った方がこれからのTHE RAMPAGEのためにもなるし、自分たちの今を象徴するにはそうした方がいい」とアドバイスをもらいました。自分も吹っ切れて、がっつりKRUMPを取り入れた振りを考えました。初めてKRUMPを見る方は驚かれるんじゃないかというレベルの、荒々しい男性を表現した振りなっています。
長谷川慎:実はKRUMPの中でも細かくスタイルがわかれていて、海青さんは荒々しい大振りなスタイルで、自分は細かいトリッキーなスタイルを得意としているんです。この「HARD HIT」ではふたりの得意な部分を活かしたいと思って、MV映えを意識しながら海青さんと僕のコンビネーションで作っていきました。
山本彰吾:僕はKRUMPにいくまでの振りを担当しました。凄くフロウが気持ちいい曲なので、そこをパフォーマンスでも表現できたらなという気持ちでメロディ部分を作らせていただきました。リスナーの方にとっては歌がしっかりと耳に入って、なおかつパフォーマーにとっては踊った感のある振りつけになったと思っています。
──レコーディングの際に意識したこと、新たな挑戦になったことがあれば教えてください。
川村壱馬:この曲はそんなにBPMが早くないので、その中で自分なりのアクセントやグルーヴをどう出していくかを意識してレコーディングしました。何度か録り直しをして、この曲でもいろいろと勉強させていただきました。3人ともいい苦戦をしたんじゃないかなと思います。
RIKU:ビートが強い楽曲なので、自分の声でどう表現するのがベストなのか、かなりチャレンジしました。いろいろ試した結果、倍音を出すようなイメージで歌うとグルーヴが生み出せるなと考えました。サビは音を破裂させるイメージで歌って、自分の声を使って「HARD HIT」らしいメッセージを表現しました。今までやったことがない歌い方への挑戦だったので苦戦しましたが、発声に関してたくさん発見があったレコーディングでした。
吉野北人:グルーヴ感の中にしっかりとアタックをつけるように意識して歌ったのですが、そこが一番苦戦しました。何回かレコーディングさせていただいて、最終的には自分のものになりましたが、メロディのグルーヴを生み出すという点で相当悩んだので、その分収穫も多いレコーディングになったと思います。
──THE RAMPAGEにとって、「HARD HIT」はどのような位置づけの楽曲になったと思いますか?
長谷川慎:THE RAMPAGEの新たな必殺技というような位置づけですね。ライヴで披露したら、最高潮となるテッペンまで盛り上がれるような楽曲だと思います。この時代にこういうテイストの楽曲をやっているグループはあまりいないと思うので、今までのTHE RAMPAGEを知っている方にも意外性を感じていただきたいです。
──続いてカップリング曲「BREAKING THE ICE」について、どのようなイメージをもって制作した楽曲なのでしょうか?
LIKIYA:森永製菓さんのICE BOXとコラボした楽曲になっているんですが、青春を過ごしている若い世代の方々に届けたい応援ソングになっています。
武知海青:メイン・ターゲットが中高生ということもあって、青春の1曲に加えてもらえる楽曲になったらいいなと思います。
山本彰吾:僕たちTHE RAMPAGEは、ひとつのチームという感覚もあるんです。16人それぞれに役割があるですけど、それはチーム競技のポジションみたいなもので、スポーツと共通する部分が多いんです。ライヴをやっていても、部活のように汗をかきますし(笑)。そんな僕たちが「BREAKING THE ICE」のような曲を表現するのは、とても意味があると思っています。特に勉強や部活動に励んでいる方、さらには仕事を始めたばかりの方々に響いてくれればと思って制作しました。
──歌詞の世界観について教えてください。
川村壱馬:歌詞だけを見ても、さわやかさが伝わってくる曲だと思います。その中にTHE RAMPAGEが辿ってきたストーリーや、リアルなワードも散りばめられているので、そういった面も楽しんで聴いていただきたいです。作詞はいつもお世話になっているYVES&ADAMSさんに書いていただいているんですけど、歌詞の音のハメ方など緻密に計算されているので、今回も勉強させていただきました。
RIKU:今まで作ってきた応援ソングは背中を押すような内容でしたが、この「BREAKING THE ICE」は僕たちTHE RAMPAGEが少し前に行って手を差し伸べて引き上げてあげるような世界観の応援ソングなんです。自分たちの目の前に立ちはだかる壁を壊して、一緒に進んでいこうというメッセージなので、歌っていて気持ちが込めやすかったです。
吉野北人:懐かしい気持ちにもなる歌詞ですね。自分が高校時代に夢に向かってがんばっていた頃を思い出したり、初心に帰れる楽曲だなと思います。若い人をターゲットにした曲ではあるんですけど、意外と大人の人たちが聴いても昔の情熱を蘇らせることができるんじゃないかなと思います。
──トラックにはどんな印象を抱きましたか?
陣:まさにタイトルにぴったりというか、勢いもあって爽快なトラックだなという印象でした。物凄く夏を感じました。
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