スタジオクラスの音で録れる最新オーディオインターフェイス

スタインバーグUR-RT2 & UR-RT4の音質をプロが証明!

スタインバーグUR-RT2 & UR-RT4の音質をプロが証明!

2018/08/10


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※本コンテンツは音楽雑誌「サウンド・デザイナー」(2018年8月号)の別冊付録より抜粋したものです。
詳しくは、http://www.sounddesigner.jp/をご覧ください。


これまでにUR22mkⅡやUR44、UR28Mなど、DTMユースにピッタリなオーディオインターフェイスのベストセラーモデルを数多く生み出しているスタインバーグ社。
同社が2018年に満を持して発表したのが、「UR-RTシリーズ」です。
 


スタインバーグ+ヤマハ+ルパート・ニーヴ・デザインズの技術が結集!
UR-RTシリーズで憧れのニーブサウンドを手にいれよう!



UR-RT4(画像上)=オープンプライス(¥64,800前後)
UR-RT2(画像下)=オープンプライス(¥38,700前後)

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UR-RT4(画像上)にはヘッドホン端子が2つ装備されているので、2人で同時にモニタリングをすることが可能だ。ボーカリストとギタリストのデュオや、プレイヤーとエンジニアなど、様々なシーンで重宝する。どちらのモデルもフロントパネルの入力端子は、マイクケーブルとギターのシールドが両方挿せるコンボ端子になっており、コンデンサーマイクにファンタム電源を供給することも可能だ


これまでにUR22mkⅡやUR44、UR28Mなど、DTMユースにピッタリなオーディオインターフェイスのベストセラーモデルを数多く生み出しているスタインバーグ社。同社が2018年に満を持して発表したのが、「UR-RTシリーズ」です。

同シリーズには、4イン/2アウトタイプの「UR-RT2」と、6イン/4アウトタイプの「UR-RT4」の2モデルがラインナップしています。どちらも最高24ビット/192kHzでの録音・再生に対応しているAD/DAコンバーターと、ヤマハが開発したハイクオリティなマイクプリ「D-PRE」を搭載。クリアでフラットなサウンドを低ノイズで収録でき、その音質はプロからも高い評価を得ています。

そして最大の特徴が、ルパート・ニーヴ・デザインズが開発した「トランス」(P.5参照)という部品を搭載している点です。ニーヴと言えば、コンソールやマイクプリなどの製品が世界中のスタジオで使われている、レコーディング機器の王様と言っても過言ではないブランドです。UR-RT2は2基、UR-RT4は4基のトランスを搭載しています。このトランスは絶妙なチューニングが施されており、スイッチを押すだけでニーヴならではの太くて存在感のあるサウンドが得られます。その音質の変化は、宅録ビギナーでもすぐにわかるほどで、トランスをオンにすることによって、プロが高級マイクプリなどを使って録っているのと同等のサウンドで、歌やギターが録れます。

さらに、アウトプットの音質も向上しており、これまでのURシリーズに比べて出力レベルも上がっているなど、より演奏がしやすくなっています。
また、内蔵DSPによりレイテンシーフリーで付属のエフェクトが使える他、配信に便利なループバック機能を搭載している点もUR-RTシリーズの売りです。Cubase AIとCubasis LE (for iPad) のダウンロード版が付属するのも、初心者にはうれしいポイントでしょう。

UR-RTシリーズは、初心者はもちろん、中・上級者、さらにはプロまで、ニーヴの音を手軽に楽しみたい人に、ぜひ使ってほしいモデルです。

 

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画像上;UR-RT4の背面。メインアウトの他にラインアウトが4個用意されているので、アウトボードエフェクトなどにも本機の信号を送ることができる
画像下:UR-RT2の背面。どちらのモデルもリアパネルにラインインとMIDI IN/OUT端子を装備しており、ハードウェアのシンセやドラムマシンなどを接続することができる

 

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UR-RTシリーズに搭載されているルパート・ニーヴ・デザインズ製のトランス。デジタルのシミュレーションではなく、アナログ回路でニーヴサウンドを実現しているのがポイントだ

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天面にはこのように細長いスリットが空けられていて、そこからトランスをのぞくことができる。ルパート・ニーヴ・デザインズのロゴが、クリエイターのモチベーションを上げてくれる

 
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UR-RTシリーズは、本体内部に高音質で使い勝手のいいDSPエフェクトを搭載している。①EQとコンプが統合されたチャンネルストリップ「Channel Strip」、②4種類のリアルなアンプモデリングが選べるアンプシミュレーター「Guitar Amp Classics」、③高品位なリバーブ「REV-X」。CUBASEでは、ミキサー上にこれらをアサインして音作りをすることができる

 
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UR-RT4とUR-RT2の右背後に写っているのが、ニーヴの1073という有名なマイクプリだ

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