映画『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』のオープニング・テーマ
EXILE SHOKICHI「Futen Boyz」インタビュー
EXILE SHOKICHI「Futen Boyz」インタビュー
2018/10/01
──小さい頃はどんな兄弟だったんですか?
EXILE SHOKICHI:弟も僕も同じ野球チームに所属していました。年齢は2個下なのでELLYと同じ世代で、僕が中3の頃に中1って感じですね。なので、弟から見たら2歳上の先輩である僕は怖かったんじゃないですかね。
──今はもうそういう関係性ではないですよね?(笑)
EXILE SHOKICHI:はい(笑)、僕もだいぶマイルドになったので。
──そもそもEXILE SHOKICHIさんが野球を始めたのは、どんなきっかけだったんですか?
EXILE SHOKICHI:始めたのは小学4年ですね。僕は北海道の苫小牧出身なんですけど、もともとアイスホッケーが盛んな地域で、僕も低学年の頃からアイスホッケーをやっていたんです。でも,
父親は駒大苫小牧の野球部出身だったんです。駒大苫小牧の野球部と言えば名門じゃないですか。だから、父親からは僕に野球をやらせたいヴァイブスがずっと出ていました(笑)。そんなこともあって、自然とホッケーから野球をやるようになりました。
──どこのポジションをやっていたんですか?
EXILE SHOKICHI:小学生の頃から背が高くて170㎝はあったので、ずっとピッチャーで4番でした。だから、周りのチームのピッチャーよりも球は速かった と思います。父親がコーチだったので、それこそ実家でテレビを観た記憶はあまりないです。まぁまぁスパルタで、テレビを観てるひまがあるんだったら素振り しろって言われてましたから。そのおかげで努力癖はついたかもしれないです。今でもぼんやりテレビを観ていると、何か悪いことしているような感覚になりま す(笑)
──また、「Futen Boyz」のMVの話に戻しますが、撮影時のエピソードで何か思い出すことはありますか?
EXILE SHOKICHI:あまやんのジャンプがめちゃくちゃヘタくそだったことですね(笑)。ほんとナイスキャラで、2枚目ですけど3枚目キャラになっていまし た。曲も曲だったので、マジメなノリというよりも、僕も遊びながら作れたMVでした。「Futen Boyz」の楽曲の世界観同様に、存分に遊び感が出せたと思います。
──今回のアー写に関してもEXILE SHOKICHIさんのセルフ・ディレクションなんですよね? せっかくなので、ヴィジュアル作りの考え方についても話を聞かせてください。
EXILE SHOKICHI:これまで活動してきて自分の見せ方というものがわかってきたので、そこに新しい刺激をプラスしていく感じですね。今回の撮影もスタイリ ストさんは立てていませんし、ちょうどLDH apparelのブランドFORSOMEONEの衣装がイメージとばっちりだったので、黒を基調にフューチャー・ロッケンロールみたいなイメージで落とし 込んでいきました。
──普段そういった表現に関するアイディアは、どういったところから着想を得ているのでしょうか?
EXILE SHOKICHI:今はもう圧倒的にInstagramが多いです。Instagramを見ればいろんな音楽やヴィジュアルがアップされているので勉強に なります。「俺もこういうことがやりたいな」とか「俺だったらこういうことがやりたいな」とか、そういう刺激を受けています。何か気づいたら、すぐにスマ ホにメモしています。もちろんニュースを見て感じることも多いですね。でも、そこで感じた自分の意見をTwitterで呟くことで吐き出してしまうのでは なく、ネガティヴなことを含めて音楽で表現して発言するのがミュージシャンだと僕は思っています。そういった自分の考えを文字にして歌にして、音楽として エンタテインメントにしたいと常に思っています。
──これからEXILE SHOKICHIさんが目にしたり感じたことが、ソロ・プロジェクトの表現として我々に届けられるということですね?
EXILE SHOKICHI:はい。人はその時々で思うことが違うじゃないですか。だから、いわゆる心の感情日記みたいなものを、今は音楽に変換しています。
──続いて、カップリング曲「プラトニック・ラブ」についてもお話を聞かせてください。どのような想いで制作していった楽曲なのでしょうか?
EXILE SHOKICHI:僕が抱く世の中へのフラストレーションみたいなものを吐き出すような、メッセージ性が強く深い曲を作りたいと思って制作しました。 「Underdog」や「Futen Boyz」は純粋にみなさんに楽しんでもらいたいと思って制作した曲だったので、今回はカップリング曲の「プラトニック・ラブ」で自分のミュージカリティ を表現しました。
──EXILE THE SECONDの楽曲でEXILE SHOKICHIさんが表現してきたアプローチとも違う、やはりソロならではの音楽性が表現されていますよね?
EXILE SHOKICHI:そうですね。いい意味で何の遠慮もなく作れましたね。ただただかっこいい曲を作ろうと思って取り組んだので、今一番自信のある曲です。 立体的で何通りもの解釈ができる歌詞だと思うので、みなさんには僕の真意を考えて紐解きながら聴いていただきたいです。
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