本邦初公開のボウイの映像、画像も体験できる!
デヴィッド・ボウイのスマホARアプリ「DAVID BOWIE is」がリリース開始
デヴィッド・ボウイのスマホARアプリ「DAVID BOWIE is」がリリース開始
2019/01/08
デヴィッド・ボウイのスマホAR(拡張現実)アプリ「David Bowie is」(iOS・アンドロイド対応)が、彼の72回目の誕生日である本日1月8日より発売開始された。

David Bowie 1973 Photograph by Masayoshi Sukita
アプリでは、アカデミー賞受賞俳優、ゲイリー・オールドマンのナレーションと共に、ボウイの初期からラストアルバム「★」(ブラックスター)に至るまでの400点以上もの映像、画像を収録。
視聴できる映像は、1972年レインボー・シアターにおけるライブ映像、1990年のサウンド&ビジョン・ツアー、1989年ハーブ・リッツ撮影によるフォトセッションの映像、1974年『ダイアモンドの犬』ツアーライブ映像、『ダイアモンドの犬』の実験的映像、1976年のステイション・トゥ・ステイションツアーリハーサル映像などを収録。手元でじっくりと鑑賞することが可能だ。
加えて、NYのブルックリン・ミュージアムのみで展示された「ラザルス」の台本、「★」(ブラックスター)ミュージックビデオ制作のための本人によるスケッチブック、オリジナル歌詞、ビデオコンセプトを描いた下絵も収録。これらは本邦初公開となる。
英ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)にて2013年に開催され、トータルで世界11ヵ国、12都市を巡回、同博物館史上最大の200万人以上の観客動員数を記録した展覧会「DAVID BOWIE is」(日本では、2017年1月8日〜4月9日東京にて開催)がデジタル化されることによって永遠不滅の作品として甦る。V&Aのヴィクトリア・ブロークスとジェフリー・マーシュによってキュレーションされた展覧会は、今までに類を見ない体感型の画期的なエキシビションであり、その後の展示スタイルの新たな基準を打ち立てた。豊富なビジュアル要素と、先見の明を持ったボウイの生き方、そして音楽性を表したこの展覧会は、まさにバーチャル・リアリティの世界に相応しい内容であった。
「DAVID BOWIE is」のスマホAR(拡張現実)アプリ(iOS・アンドロイド対応)により、数多くのボウイファンは2018年7月15日にその巡回を終了しもう訪れることができない展覧会〜数百点におよぶ衣装、映像、手書きの歌詞、絵画など〜に再びアクセスすることができる。さらに、このバーチャル・リアリティ化された「DAVID BOWIE is」スマホARアプリでは、ユーザーが各展示品を思う存分、じっくりと時間をかけて思い通りに鑑賞することができる。
今回のアプリは、デヴィッド・ボウイ・アーカイブと2017年に「DAVID BOWIE is」の日本展を主催した株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの共同企画による初めてのリリース。ニューヨークの制作会社PLANETAが、AR/VR版のデザイン制作と開発を担当し、オリジナルの「DAVID BOWIE is」展覧会体験をAR/VRで再現することに成功。
このタイプの展覧会のAR化は世界初。デヴィッド・ボウイがその生涯で創造した作品を、音楽とヴィジュアルがあふれる空間で探索しながら体感するというこの画期的な展覧会を完璧に追体験することができ、3D化されたことにより、衣装や貴重な展示品を360度全方位からより細部に渡って鑑賞できる。
なお、アプリは1月31日まで特別価格¥960、2月以降は¥1,200にて販売される。ちなみに、今後VR(仮想現実)フォーマットでのリリースも予定されている。
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