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コアラモード.「ビューティフルデイズ」インタビュー
コアラモード.「ビューティフルデイズ」インタビュー
2019/03/19
小幡:僕は好きな方ですね。
あんにゅ:私は少しだけ飲めるようになってきたって感じです。
──歌詞の通りですね。
あんにゅ:そうですね。すごく飲める方ではなくて、弱いですね。
──この曲はどのようにできたのですか?
あんにゅ:中学生の頃からの友達について書いたんです。学生の頃からの友達って、大人になって会ってもはしゃいじゃいますよね。それがすごくいいなと思って。で、同窓会のシーンとかを想定して。実は、この曲もデビュー前に原型はあったものなんですけど、今回少し歌詞をイジって。
──アレンジする上で心がけた点などは?
小幡:とにかく「カンパイ!」って人生の中ではかなりハッピーな瞬間だと思うんです。なので、春風が吹き抜けていく中で、切ない雰囲気をまといつつも、ハッピーなアレンジにしたいというのはありました。だから、にぎやかにブラスを入れてみたり。2番の終りに長めの間奏があるんですけど、そこでは今まで歩んできた道だったり、これから歩む道が交差してみえるというか。景色が移り変わっていくような感じを表現できたらいいなと思いました。
──この印象的なブラスはどんな音源で?
小幡:これは「Kick-Ass Brass!」と「SESSION HORNS PRO」を混ぜています。
──小幡さんは作業はWin、Macのどちらで行っているのですか?
小幡:Windowsですね。僕はスキマスイッチ常田さんだったり、蔦谷好位置さんに憧れてDTMを始めた人間なんで。お二方ともWindowsでやっていたので、その影響です。
──あんにゅさんはパソコンは?
あんにゅ:私はパソコンは苦手なんですよね(笑)。なので、自分が弾き語りをしたのをボイスレコーダーに録って、デモにするだけです。
──ボイスレコーダーはiPhone?
あんにゅ:いえ、iPhoneで録ることもあるんですけど、結構古い型のボイスレコーダーで録っています。もともと音のあまり良くない携帯で録っていたんですけど、実はそれが一番バンドサウンドが湧いてきたんですよ。だから、今でもそれを使うことがあります。
──そうなんですね。さて、この「カンパイ!」のレコーディングはいかがでしたか?
小幡:もともと完パケに近いデモがあったので、やりやすかったですね。たしか、ドラムを午前中から2〜3時間で録って、その後にボーカルを録音したと思います。そして、ベースやギターに関しては後日僕のプライベートスタジオで差し替えました。
──では、ドラムだけ生で、後は打ち込みのオケを聴きながらボーカルを録音したのですね。
小幡:はい。
──ボーカルは何回くらい録ったんですか?
あんにゅ:3〜4回だったと思います。もともとデモテープが早くからあったので、慣れていたというのもあるし。
小幡:数回録って、どれにしようかみたいな感じで。たぶん、使ったのは3か4テイク目だったと思います。で、気になったところをちょろっと歌い直して。コアラモード.のレコーディングの中でもかなり早く終わった方だと思います。
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