アニメ『逆転裁判』エンディングテーマ
コアラモード.「ビューティフルデイズ」インタビュー
コアラモード.「ビューティフルデイズ」インタビュー
2019/03/19
小幡:はい。ドラム、ベース、ギターは全部僕です。
──小幡さんは、演奏するのが一番得意な楽器は何ですか?
小幡:普段ライブでは鍵盤をやっているので、やっぱり鍵盤が一番安心して弾けるんですけど、最初に触った楽器はドラムなんですよ。だから、ドラムも叩いたり録音するのは好きですね。でも、たまに他のミュージシャンから「小幡君、ベースいいよね」って褒められたりすることがあって。「え、鍵盤はどうなの?」って思ったりしてます(笑)
──では、今度は「地区センターに行こうよ」についてお聞きします。この曲はお笑い芸人の「横浜ヨコハマ」と実施してきた18区の地区センターを回るツアーのテーマソングということですが。
あんにゅ:地元の横浜を盛り上げたいねということで、2016年からツアーを開始して、去年2年半かけてファイナルを迎えることができました。横浜では公民館のような施設を地区センターと呼んでいるんですけど、「横浜ヨコハマ」さんと一緒に、地元の人しか知らないようなクイズを出したり、漫才や音楽で楽しんでもらおうと。この曲は、ツアーを回る前に作ったものです。
──結構具体的なエピソードが書かれていますよね? これはあんにゅさんの?
あんにゅ:そうですね。地区センターに行ったことがある人ならわかる “あるある” を入れようと思って。私も4歳の時に母親とプレイルームというところに行ったり、小学生くらいになると雨の日は外で遊べないので地区センターで卓球やバスケットをしたことがあります。
──楽曲は一発録りのような雰囲気ですが。
小幡:そうですね。でも、実際は僕のアコースティックギターとあんにゅのタンバリンを最初に録って。その後に歌を録ったり、間奏のカズーソロを重ねたりしています。あと、コールアンドレスポンス(「地区センターに行こうよ」の部分)に関しては、地区センツアーの最後に回った会場でお客さんに協力してもらって。
──最後の拍手とかも?
小幡:それはスタッフさん達を呼んでみんなで(笑)。
──地区センターを一緒に回った、横浜ヨコハマさんとのエピソードなどはありますか?
あんにゅ:18区なんですけど、もろもろ含めて22か所回ったんです。で、本当に親戚のお兄ちゃんみたいで。ずっとボケてきて。私も最初はどうすればいいかわからなかったんですけど、今となってはいい思い出というか。
小幡:横浜ヨコハマさんはお笑い芸人なんですけど、知識人としてもすごくて。新村さんは、今はもうないらしいんですけど、横浜ライセンスの1級をお持ちだそうで。ツアーでは18区ごとのクイズを出して答えることがあったんですけど、それがすごく楽しかったのを覚えてますね。
あんにゅ:いつもクイズでカンニングするって言ってくるのを、私が「違う!」っていうやり取りがあったんですよ。今となっては、それが「ビューティフルデイズ」ですね(笑)。
──わかりました。では、最後にあらためて今回のシングルの聴きどころについて一言ずつお願いします。
小幡:それぞれの美しい思い出を皆さんお持ちだと思うんです。今回のシングルは、そんな大切な人や思い出を投影しながら聴いて頂ければと思います。そして、フルで聴き終わった後のアウトロの余韻まで楽しんでもらえたらと。そのくらいアレンジにもこだわっております。あと、この曲は過去を振り返る曲ではありますが、聴き終わった後には未来に踏み出す一歩となれるように! そうなれたらいいなと思っています。実は今、僕らもインストアライブなどで歌い始めているんですけど、僕ら自身もエモーショナルな1曲になったなと実感しているところなんです。
あんにゅ:3月は卒業式とか別れのシーズンでもありますけど、「ビューティフルデイズ」は今まで出会った大切な人や思い出を再確認できるようなシングルになったと思っています。コアラモード.は、今までも春のリリースが多いんですけど、今回も3月ということで。春といえばコアラモード.と言ってもらえるように、私たちも活動していきますので、これからも応援よろしくお願いします。
この記事の画像一覧
(全0枚) 大きなサイズで見る。
関連する記事
2020/02/19
2018/08/06
ニュース
2023/12/25
2023/12/20
2023/12/18
インタビュー
2023/03/23
2022/09/15
2022/05/26
2022/01/26
特集/レビュー
2023/04/03
レクチャー
2022/11/15
2022/11/01