GANG PARADEが、2019年9月4日（水）、ミニライブ&生コメンタリー上映会『HONNE of CHALLENGE the LIMIT TOUR』を丸の内ピカデリーにて開催した。
 
これは、本日発売されたLIVE DVD/Blu-ray『CHALLENGE the LIMIT TOUR at日比谷野外大音楽堂』を映画館にて上映し、メンバー10人が映像を観ながらコメントをしていく生コメンタリー付き上映会。メンバーの解説やコメントを聞きながら本編が見られる特別なイベントに、数多くの遊び人たちが足を運んだ。
 
18時50分になると、お馴染のSEが流れ10人のメンバーが舞台上に登場。「私たちエンジョイプレイ、みんなの遊び場、GANG PARADEです！」と全員で挨拶をすると、「日比谷野音から3ヶ月。さらなる高みを目指し歌います」とカミヤサキが挨拶をし、「Beyond the Mountain」でミニライブがスタート。映画館のステージという普段とは違うシチュエーションながら、「Are you kidding?」、「FOUL」、「WE ARE the IDOL」の4曲を全身全霊でパフォーマンス。「WE ARE the IDOL」でナルハワールドがメンバーに囲まれパンストを被され歌い始めると、会場はどよめきを見せた。遊び人たちも椅子に座りながら振り付けをしたり、メンバーの名前コールをするなど、いつもとは違う盛り上がりを見せ、最後はナルハがかぶっていたパンストを客席に投げ込みミニライブは終了した。
 
ライブが終わり会場の転換を行うと、再びメンバー10人が登場。スクリーン正面の客席に横並びに座ってお客さんと一緒に鑑賞するスタールで『CHALLENGE the LIMIT TOUR at 日比谷野外大音楽堂』の生コメンタリー上映会がスタートした。
 
今日映像を観るのが初めてというお客さんが半分くらいいる中、「上映中もコールOK、まさに応援上映！」とメンバーのMCで遊び人たちとともに盛り上がる準備は万端。映画館の大きなスクリーンに映像が映ると、メンバーからも遊び人たちからも本番の日比谷野音さながらに拍手が沸き起こった。日比谷野音は10人体制初ライブで、メンバーのナルハワールドのお披露目となった記念すべきワンマン。ライブ映像がスクリーンに投影され爆音でサウンドが流れると、まるで会場にいるかのような臨場感に包まれた。
 
ライブ映像に合わせてメンバー自らがマイクを通してコールを行なったり、「このあとポイントだよ」などと解説したり、家でメンバーと一緒にライブ映像を観ているかのようなアットホームさに包まれる中、振り付けの見どころをコメントするなど、会場はリアル副音声付きの上映会に。ギャンパレ初ライブとなるナルハが「めちゃめちゃ緊張していた」と語ったり、テラシマユウカ作詞の「Jealousy Marionnette」を観てメンバー全員が格好いいとコメントしたり、「Are you kidding?」を観てココ・パーティン・ココが涙を流すなど、映像を見ているメンバーも、ワイワイしつつも自分たちのライブに夢中になっていった。
 
夕方から夜へと景色が移り変わった時間帯の「FOUL」を見ながら、「ステージ上からお客さんの顔がよく見えた」「みんないい顔している」「綺麗だな」など、メンバーから自然と感想がこぼれ落ちるようになっていく。カミヤサキのMCにテラシマユウカは泣くのを我慢していたとの告白もしたり、「やるのと観るのは全然違う」「客席で見てみたい」「でもちょっと見ている感覚」と、普段のトークでは出てこないような感想も次々とこぼれ落ちた。
 
本編最後の「PALET」「UNIT」では、トークも控えめに食い入るようにライブに見入っていたメンバーたち。ラスト楽曲「Plastic 2
Mercy」のも盛り上がりを見ながら、メンバー10人は「早くワンマンをやるたくなった」と、今週末から始まる全国ツアーへ向けて気持ちの高まりを見せた。またアンコールでMCをした自分を観ながらナルハが涙を流したり、感極まったメンバーたちは、「思った以上に良すぎた」「みなさんとメンバーで想いを共有できたのがよかった」「あっという間だった」と次々と感想を語り、秋ツアーの前にこのイベントができてよかったと、上映会について総括した。
 
最後はナルハがメンバーを代表して、「日比谷から3ヶ月ちょっと経って、毎日楽しく過ごせていて心からよかったと感じています。今月からはじまる『PARADE GOES ON TOUR』も最高の遊び場を作っていくので、10人のGANG PARADEをこれからもよろしくおねがいします！」と挨拶をし、メンバーと遊び人の一体感に満ちた上映会は終了した。
 
メンバーたちが口々に言っていたように、今週末、横浜Bay Hallからはじまる『PARADE GOES ON TOUR』への期待がますます高まるイベントとなった。

text by Nishizawa Hiroo(SW)