今年は初の会場となる代々木第一体育館でのコンサート

THE ALFEE、45周年の今年は初の会場開催により35年連続武道館公演記録が途絶える!?

THE ALFEE、45周年の今年は初の会場開催により35年連続武道館公演記録が途絶える!?

2019/12/27


THE ALFEEオTHE ALFEE

写真:上飯坂一

THE ALFEE
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THE ALFEE
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3年ぶりのオリジナルアルバムをリリース、デビュー記念日である8/25(日)には45周年を迎え、大阪城ホールで盛大な一夜限りのコンサートを行ったTHE ALFEE。今年は何と毎年恒例の日本武道館ではなく初の会場となる代々木第一体育館でのコンサートとなった。
 
THE ALFEEにとっての日本武道館は日本人として矢沢永吉、松田聖子に続く公演記録を持ち、さらに武道館公演を1983年から昨年まで35年連続記録が続いていた記録の場所でもあったが記録が途絶えることとなった。またファンにとって日本武道館は毎年必ずあたりまえのように訪れる場所であったものが、今年はオリンピックに伴う改修工事により実施が不可となった為、代々木第一体育館へ会場を移して行われることとなった。
 
センターステージと呼ばれる客席の真ん中にステージを設置し、四方向に花道を用意、先端と最前列の客の距離は非常に近く臨場感の近いステージとなった。
 
今年6月に3年ぶりにリリースしたアルバムの収録曲「Battle Starship Neo」からスタート。「初の代々木第一体育館最後まで宜しくお願いします」というMCから観客は興奮し、デビューして初めてヒットした「メリーアン」が演奏された。途中のMCでは「センターステージのメリットとしてお客さんが近いことを挙げ逆にデメリットとして近すぎでまんべんなく見られてしまう」という点を挙げた。2日間行われた中で昨日のMCでは今年の漢字一文字をもじって“今一番欲しいものを漢字一文字で表すと”というお題をそれぞれ答えるということから桜井は「酒」と安定の答えを言い、坂崎は「毛」もしくは「背」という切実な願いを口にした。そして高見沢は「夢」と二人とは違ったスケールの大きい答えを口にした。

終盤のMCでは高見沢曰く「今年デビュー45周年、初めての代々木ですが最高です、40周年よりも今回の方が盛り上がっているように感じます。長くやっているといろいろなことがありますが良い一年でした。45年経っても代々木第一体育館でコンサートができる。45年経っても新しい曲を出せる。あと5年でデビュー50周年、また皆と一緒にいたいと思います」
 
今年最後の東京公演は3時間弱、23曲を披露しファンにとっては大満足で終了した。(12/25、26の二日間で延べ24000人動員)
 
10月から始まった秋ツアーの本数を加え12/26時点で総ライブ本数は2772本。日本全国津々浦々北から南までコンサートを続けてきたTHE ALFEE。東京ドーム、国際フォーラム、パシフィコ横浜等数々のこけら落としを務めてきた彼らにとって代々木第一体育館は2/2772の確率で初の会場となった。武道館記録は途切れたがまだ大きな記録が残っている。現在もバンドとしての公演数日本一は更新されているが、デビュー50周年迄まで5年従来通りコンサートを続けてゆくとデビュー50周年で3000本という前人未到の記録に到達する。デビュー45周年を経てもう5年後の50周年、3000本公演という大きな目標に向かって進み始めている彼らに益々注目せずにはいられない。

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