和楽器バンドのベーシストとしても活躍
亜沙、「亜沙 バースデーライブ2019~雪蛍~」を東京・日本橋三井ホールにて開催!(2019年12月21日)
亜沙、「亜沙 バースデーライブ2019~雪蛍~」を東京・日本橋三井ホールにて開催!(2019年12月21日)
2020/01/06
亜沙
写真:森好弘
写真:森好弘
2019年、最後を飾るライブステージの亜沙は「この衣装、可愛いでしょ?……うん、知ってる(笑)」と会場の笑いを誘った。3曲目には亜沙による往年の名曲『吉原ラメント』を早々にドロップ。さらにサプライズとして『雪の華』をカバーで披露し、イントロではフロアにはどよめきが立ち上がる。カバー2曲目には『白い恋人達』を歌い上げ、サックスとの心地よい音色と相まって、会場には冬の温かい空気が満ちていった。
ここまでは数々の名曲ポップソングをはじめ、自身の代表曲も披露し、全体的にグルーヴィーかつ、大人っぽさを演出してきた亜沙。後半戦からは一転、『ヴィジュアル系レッドラム』『nameless silent』と攻撃的ハードロックを次々に繰り出していく。そしてMCを挟んだラストスパートはさらにアゲアゲ曲と亜沙が紹介した『千本桜』で会場のボルテージを昂らせながら、『星詠エンドラヴァー』『明正フィロソフィー』と続けて本編を終了した。
客席からのアンコールに応え、再登場した亜沙。自身のプロデュースブランド「オートマタクラウン」の新作ネックレスを紹介すると「こういったアクセサリーも、そして音楽も。好きなことを好き勝手にやれているのは、ここにいるみんなやスタッフのお蔭。上海(2019年10月・BILIBILI WORLD 2019 上海に出演)に行った時も、みんなの温かさやエネルギーに助けられていることを実感した。国内も海外も2020年、頑張っていこうと思うので、宜しくお願いします!」と力強く、2020年の展望を語った。
最後は『切望フェイクスター』を歌い上げた。和楽器バンドと個人名義、そして楽曲提供やアクセサリープロデュースなど、多くのファンを魅了しながら多方面へのクリエイティブをこれからも続けていくと高らかに宣誓した亜沙とそれを受け取ったファン。両者の強いつながりを見せながら、2020年の活躍も期待させる華やかな大団円で、本公演は幕を閉じた。
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