世代の壁を越え、音楽に一条の光を。
岡野昭仁(ポルノグラフィティ)、初のソロ配信LIVE「DISPATCHERS」にて『Shaft of Light』を初披露!
岡野昭仁(ポルノグラフィティ)、初のソロ配信LIVE「DISPATCHERS」にて『Shaft of Light』を初披露!
2021/04/12
岡野昭仁がミュージシャンとして自身と向き合うことで見えてきた、歌い手としての使命。それを全うすることで、暗雲立ち込めるコロナ禍の世に、自分なりの形で一縷の光を導き出せたらとスタートした ”歌を抱えて、歩いていく” プロジェクトを目下邁進中の岡野から、当プロジェクトの想いを繋いだ第2弾シングル『Shaft of Light』が世に送り出された。この楽曲の種となったのは、岡野の歌い手としての新たな挑戦へのモチベーションであり、若い世代、新しい才能との出会いによって、そのモチベーションは確かな形を持ってこの楽曲へと昇華された。
22年以上の音楽キャリアを経て、今なお新しい音楽や若い才能との交流を貪欲に求めるのには、自分自身の限界を越えるため、そして変革の時代へ突入している音楽業界で、これからも変わらず ”歌を抱えて、歩いていく” という不退転の決意表明のためなのかもしれない。
そんな岡野が、同プロジェクト始動の際に真っ先に声をかけたのが、かねてからその音楽センスを称揚するサウンドクリエーター辻村有記であり、”歌を抱えて、歩いていく“ プロジェクト始動の礎となったコラボレーションとも言える。
オファーを快諾した辻村は、「岡野の歌声に潜む “冷静と情熱” を引き出したい」と宣言。フェイクをふんだんに取り入れたこの楽曲は、辻村の宣言通り、岡野にとっても新たな領域へと踏み入れた楽曲となった。進化を止めない岡野の歌は、その変わらぬ音楽へ真摯に向き合う “静” の姿と、貪欲に進化を求める “動“ のエネルギーを具現化した楽曲でもある。こうした世代を超えたコラボレーションが、これから先の音楽界に、新たな一条の光(shaft of light)となって輝くのだという気勢が込められている。
そんな楽曲『Shaft of Light』のこれまでの制作過程の動画が、YouTube番組「DISPATCHERS」に掲載されている他、構想から制作まで、半年以上の年月をかけてこの楽曲が完成した際の、二人のインタビュー動画が近日新たに公開されるので、是非完成された楽曲と合わせてチェックし、その想いとともに、”静と動“ の波上に身体を乗せて楽曲を味わってほしい。
さらに4/11(日)、この楽曲を初披露した岡野昭仁ソロプロジェクト初の配信ライヴでは、岡野昭仁が歌い手として心の内に抱える”炎“をつないでいき、時代やジャンルを超え、数々の名曲に光を灯していくLIVEとなった。
まず配信LIVEの最初に映し出されたのは、同名のYouTube番組でもお馴染みとなった岡野のプライベートスタジオ。そこで本人が画面のスイッチを入れON AIRがスタートすると、映像は、大正ロマンの雰囲気満載の元グランドキャバレー・東京キネマ倶楽部へと切り替わり、ポルノグラフィティの「ROLL」を岡野がひとりルーパーで音を重ね披露。そこからポルノのLIVEではあまり演奏されないレア曲を含む2曲を弾き語り、いつものLIVEとは一味違った趣向で聴かせる。そこからは、同番組の初期にコラボ歌唱し話題となったKing Gnu井口理への、”カヴァー返し“ということで『白日』、その他2曲をそれぞれの楽曲との想い出や魅力を語りつつ歌いあげる。そして画面が一瞬光に包まれたかと思うと、場面は桜が舞い散る青空の下へ。「なかなか窮屈で花見もできなかったかもしれないから」とあえて外ロケを自ら企画し、ワンカメラワンカットで春の空気を満載に含んだ2曲を届けた。そこから今度は渋谷の夜景を背負った岡野の姿が。「20年以上前、自分たちがいよいよ音楽で生きていくんだという決意と期待とともに立った渋谷」の想い出を語りつつ、「人それぞれ違う旅があると思うけど、挑戦を続け、旅しよう!」とFairlifeの『旅せよ若人』を新たな決意表明さながらに弾き語り、さらに「この人に出会ってボーカリストとしての目標ができた」と語り演奏したのが『ワインレッドの心/安全地帯』。存分に夜の渋谷の雰囲気と反響する岡野の歌の暖流に包まれたところで、また場面は東京キネマ倶楽部に戻った。
そこからは女性ボーカル楽曲を4曲立て続けに披露し、その声の強さ・歌の妙味で存分に聴かせた。そしていよいよ ”歌を抱えて、歩いていく” プロジェクト第2弾楽曲、今回宇宙初披露となる『Shaft of Light』を、まるで見えない五線譜を音符が踊るように、そして自身の新境地を楽しんでいるかのように歌いあげ、ステージは光に包まれた。今回の配信LIVE最後の一曲は、岡野ソロプロジェクト第1弾楽曲の『光あれ』。
作曲・澤野弘之、作詞・n-buna(ヨルシカ)という異質かつ最強タッグが作りあげた楽曲を、何かを訴えかけるように真っ直ぐに歌う岡野の姿が、今回のLIVEのメッセージがここに込められていることを語っていた。
岡野自身も、コロナ禍で色々なことを考え、悩んだ2020年度であった。そんな苦悩の2020年度を払拭し、新たな第一歩を踏み出した2021年度初の配信LIVE。LIVEを終えたステージ上の岡野昭仁にも、そしてその歌を受け取った全ての人にも、一条の光が見えたのではないだろうか。さらにLIVEのエンドロールでは、そんな岡野のLIVEを見守り、想いを共にする仲間たちのサプライズカットも登場。更なる “歌を抱えて、歩いていく” プロジェクトの行方に期待が高まる。
楽曲『Shaft of Light』は本日より各サイトにて配信スタート。特設サイトでは『Shaft of Light』のリリックビデオも公開。そして配信ライヴ2021「DISPATCHERS」は4/14 23:59までアーカイブ視聴可能となっている。
岡野昭仁 ソロ第2弾デジタルシングル
『Shaft of Light』配信リリース
岡野がそのサウンド構築の才能に惚れ込み、兼ねてより一緒に曲を作りたいと望んでいた、辻村有記作詞・作曲の待望作。“歌を抱えて、歩いていく” プロジェクトを発足し、岡野が最初に楽曲提供をオファーしたのが辻村であり、そこから約1年をかけてそれぞれの想いを昇華させる作品へと仕上げた。前作のソロ第一弾シングル『光あれ』は、光を信じて何かを続ける人の背中を力強く押す、大きな熱量の畝りのような作品であったが、今作ではさらにその畝りから溢れた一粒の光が、夜と朝の狭間で踊り跳ねるような感覚を覚える楽曲となっており、さらにそこに乗る、衒いのない岡野のまっすぐな歌声が、暗雲晴れぬコロナ禍の現状に光芒(Shaft of Light)をもたらすような作品となっている。岡野の歌声に潜む “冷静と情熱” を引き出すという辻村の先述通り、フェイクをふんだんに取り入れた今楽曲は、岡野にとっても新たな音楽の領域へと踏み入れたチャレンジングな楽曲であり、ソロプロジェクトの第2弾楽曲として、進化を止めない岡野の歌声をまさに体現した楽曲でもある。
『Shaft of Light』
■4/12(月) デジタルシングル配信リリース
■作詞・作曲:辻村有記
楽曲はコチラからhttps://smer.lnk.to/ShaftofLight
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