京都発スリーピースガールズバンド
nolala、2月27日(日)にKYOTO MUSEにて1st EP『sequence』Release Tour 2021-2022 Final公演を開催!
nolala、2月27日(日)にKYOTO MUSEにて1st EP『sequence』Release Tour 2021-2022 Final公演を開催!
2022/03/02
Photo by 山本寛太
京都発スリーピースガールズバンド、nolalaが2月27日(日)にKYOTO MUSEにて1st EP『sequence』Release Tour 2021-2022 Final公演を行った。本ツアーは昨年2021年12月15日にリリースされた、1st EP『sequence』を引っ提げ全国12箇所にて開催された。
ファイナル公演以外は各会場ともnolalaがこれまでのキャリアの中で出逢い共に活動を経てきた戦友から、初交流のバンドまで、対バン形式で行われた。そしていよいよファイナル公演。3人のパフォーマンスでKYOTO MUSEとオーディエンスの心にそっと寄り添う、初の京都ワンマンライヴの模様をレポートしたい。
柔らかなライトに照らされSEと拍手に迎えられ登場したnolala。ステージ上で円を囲んだ後、三方へ弾け、ブリッジミュートから始まる、「大人になったら」でライヴの幕を開ける。nolalaの定番曲である「埋まらない空白を辿って」、「ロンリーガール」を続けて披露。「私と居たこと」では、別れる前の何とも言えない複雑な想いが見え隠れする歌詞世界をみせた。
「来てくれてありがとうございます。1st EP『sequence』 Release Tour Final KYOTO MUSEでワンマンです。私たちの始まりの京都でやることができて凄く嬉しいし、ここまで来てくれた人がいることもめちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます。今回のEPを作るためにちょうど去年の4月ぐらいから曲を作りだして、私としてはそこから『sequence』というのが始まり、今日でやっと区切りという感じで、音楽に真剣に向き合って、もう音楽のことばっかり考えた1年でした。また今日が終わったら次に向けてしっかりと走り出したいと思う。そのために今日は最高にいい日にして次に進みたいと思っているので最後までしっかり楽しませます!楽しんで帰ってください。よろしくお願いします。」
『sequence』に込めた想いを千陽(Gt.Vo)が明かしてから「天秤」がスタート。≪全部聞きたいけどそんなの“重いよ”って言われる≫という、女性ならではの想いを歌詞に乗せて歌い上げた。
続けて、「ハルカゼ」では、切ない恋模様を春の季節にのせて力強く歌い上げ、オーディエンスの心をグッと掴んだ。そして、「蜃気楼」、「宝箱」を続けて披露し、この曲を作ってちょうど10年ぐらいになるのかなと語り「ユメの唄」と、懐かしの楽曲を4曲続けて披露した。
MCでは千陽が、ここKYOTO MUSEという憧れのステージでの想いを綴り、「この大変な世の中でみんながこうやって足を運んでくれたことが本当に嬉しいです。いろんな選択肢があったと思います。それでも会いに来てくれたことが本当に嬉しい。その行動力をその選択を間違えのないものにしていきます。」
そう言って歌い出された「生き辛い世の中だ」。≪生き辛い世の中だ≫という今の時代を映し暗い世の中に光を灯すような彼女たちらしい暖かみの中にも力強い楽曲にオーディエンスも応えるかのように大きく拳を高く上げた。
「いつかは」、「piece of」と続き、最大限の勇気を振り絞って終わらせた1つの恋愛の歌「ルームメイト」を披露。
ライヴも終盤に差し掛かり会場の興奮が最高潮になったところで、アンセムとなった代表曲「グッバイライアー」が演奏され、最後に美寿々(Ba.Vo)がはじめて作詞作曲をした「結び目」を披露し、90分間ノンストップの圧倒的なステージを終えた。
鳴りやまない拍手の中、nolalaが再びステージに登場。
MCでは2022年6月2日(木)に大阪・福島LIVE SQUARE 2ndLINEにて自主企画『アカツキvol.2』を開催することを発表。さらに対バンにはネクライトーキーの出演が決定したことを発表し、会場を沸かせた。ネクライトーキーとは初めての対バンとなる。
千陽が「もうバンドやるって決めたんで」と改めてファンへ今後のバンド活動についての強い意気込みを語った。
何度も立ち止まったり、諦めそうになったこともあった。しかし今の彼女たちは音楽魂が燃え滾っていた。その強い眼差しの中、アンコールに選んだ曲は「Re:road」。
これまで何度も歌ってきた曲だけあって、彼女たちの歌には自信がみなぎっているように思えた。これまでのnolalaの人生を振り返って山あり谷ありの人生だったかもしれない。しかしこれを皮切りにまた新たなスタートを切る。また会える日が待ち遠しいとこの日のライヴを観た人たちはそう想えるライヴだったのではないだろうか。
セットリスト
M1.大人になったら
M2.埋まらない空白を辿って
M3.ロンリーガール
M4.私と居たこと
M5.天秤
M6.ハルカゼ
M7.蜃気楼
M8.宝箱
M9.ユメの唄
M10.生き辛い世の中だ
M11.いつかは
M12.piece of
M13.ルームメイト
M14.グッバイライアー
M15.結び目
EN.Re:road
ライブ情報
nolala自主企画『アカツキVol.2』
2022年6月2日(木)
会場:大阪・福島LIVE SQUARE 2ndLINE
開場 18:30 / 開演 19:00
出演:nolala/ネクライトーキー
チケット:前売り 3500円(ドリンク代別)
本イベントは新型コロナウイルス感染症拡大防止予防を徹底の上開催されます。
▼チケット販売URL
ローチケ:https://l-tike.com/akatsuki/
<オフィシャルHP>
https://nolala.jp/
関連する記事
ニュース
2023/12/25
2023/12/20
2023/12/18
インタビュー
2023/03/23
2022/09/15
2022/05/26
2022/01/26
特集/レビュー
2023/04/03
レクチャー
2022/11/15
2022/11/01