これからも一緒に沢山笑い皺を作って行きましょう!

朝倉さや、全国ツアー「朝倉さやコンサートツアー2022 Life Song Live」最終山形公演を満員御礼で締め括る!

朝倉さや、全国ツアー「朝倉さやコンサートツアー2022 Life Song Live」最終山形公演を満員御礼で締め括る!

2022/11/28

民謡出身シンガーソングライター朝倉さやが全国ツアー「朝倉さやコンサートツアー2022 Life Song Live」の最終日を11月27日(日)故郷の山形テルサ大ホールで締め括った。

 

民謡出身シンガーソングライター朝倉さやが全国ツアー「朝倉さやコンサートツアー2022 Life Song Live」の最終日を11月27日(日)故郷の山形テルサ大ホールで締め括った。

 

民謡出身シンガーソングライター朝倉さやが全国ツアー「朝倉さやコンサートツアー2022 Life Song Live」の最終日を11月27日(日)故郷の山形テルサ大ホールで締め括った。

 

民謡出身シンガーソングライター朝倉さやが全国ツアー「朝倉さやコンサートツアー2022 Life Song Live」の最終日を11月27日(日)故郷の山形テルサ大ホールで締め括った。
 
このツアーは今年5月にリリースした2枚組アルバム「Life Song」を引っ提げて今年5月からスタートしたもの。
 
山形テルサ大ホールは800名の観客でソールドアウト。暗転したステージではアルバムのオープニングと同じく、子供の頃の朝倉が親族の大人達と一緒に民謡「紅花摘み歌」を歌う声を録音したSEからスタート。待ち侘びた観客はそのSEに対しても満場の手拍子を送った。そして幻想的な照明の中朝倉が歌う「River Boat Song」「Mr. Mamurogawa」がコンサートはスタート。どちらも伝統的な民謡をベースにしつつも、最先端の解釈とアレンジを加えたフューチャートラックスだ。続いてアップテンポのオリジナル曲「アリャセヘイヤ〜」で会場は一気にヒートアップ。圧倒的な朝倉の歌唱力は今年のフジロックなどのイベントの出演を経て更にパワーを増していて、観客はその倍音豊かな歌声に圧倒された。
 
「故郷山形に来たくても来れない日がずっと続いて、今日が来るのをずーっと待ってました。こんなに暖かく迎えてもらってもう泣きそうです」と朝倉は冒頭のMCで感無量な表情で語った。続いて「山形に来たらこれを抜かす訳にはいかないでしょう」と「花笠音頭」を三味線の弾き語りで元気いっぱいに歌った。
 
三味線弾き語りの民謡コーナーに続いて、「ヤナト田植唄・巫-かみなぎ-」」を披露。これは世界的に大ヒットしたゲームソフト「天穂(てんすい)のサクナヒメ」の主題歌。古代から伝わる稲作と文明、そして命の繋がりの尊さを朝倉のスケール感溢れる歌声が感じさせてくれる。
 
アルバム「Life Song」の中からは、日本テレビ「バゲット」のエンディングにもなった軽快な「ニワトリ」、「ラ・フランス〜おフランスを添えて〜」を披露。「ラ・フランス」は全編山形弁で歌われているが、なぜかフランス語に聞こえなくもないという曲。その曲を山形で披露でき、その楽しさを山形の観客と共有できたことの嬉しさが歌う朝倉の笑顔から伺える。
 
アルバムにも収録された、花*花の大ヒット曲「さよなら大好きな人」の山形弁カバーも披露。最愛の人を亡くした悲しみが、素朴な山形弁を通して、よりピュアに響いてくる。同じくカバーコーナーでは「島唄」も歌い、沖縄でも山形でも、人の心と歴史がどこかでしっかり繋がっていることを思わせてくれる。
 
「今日は歌いたい歌を魂込めて歌おうと心に決めてきました。命と人生を歌った最新アルバムからもたっぷりお届けします」と自分の母校山形商業高校の校舎が取り壊しになる事をきっかけに作った「山商」を披露。彼女の母校の思い出への深い愛は、誰の心にもある10代の思い出のキラキラした部分をそっと温めてくれる。そしてアルバムのテーマにも正面から向き合った「生きる」も歌った。「未来を諦めない」「僕らは同じ空の下 頑張って 支え合って生きる」という歌詞の中のメッセージがこういう時代だからこそ大きな意味を持って響いてくる。
 
朝倉が2013年にデビューして以来一緒に歩んできたプロデューサーSolaya氏。彼が今年の9月に癌で他界したことに触れ、彼と一緒に作った音楽と過ごした時間がどれだけ自分に大切なものか、そして自分がこれからも歌い続けていく決心を涙ながらに声を振るわせながら語った。そして本編の最後に、生きる喜びをテーマに彼と作ったアルバムのタイトルチューン「ライフソング」を披露した。
 
アンコールではデビュー曲「東京」、そして故郷と家族の温かさへの感謝を込めた「おかえり-manzumamake-」を歌った。「まんずままけ」とは山形弁で「まずはご飯でも食べたら?」という意味。その言葉の素朴な響きに観客からは温かい笑みが溢れていた。アンコールの最後は「心を開いて、やんわりと聴いてけらっしゃい」と古謝美佐子のがカバー「童神」をアカペラで披露。
 
「これからも、いっぱい泣いていっぱい笑って、沢山笑い皺を作りながら生きて行きましょう!」と客席に語りかけ、全18曲、約2時間のステージを締め括った。
 
自分が生まれ、歌を歌い始めた頃の声のS Eから始まり、次の世代に命が引き継がれていく喜びを歌った「童神」で締め括られる命のバトン、そして、身近な出身校への愛を歌った「山商」から、世界の多様な問題にも通底するような「生きる」。命が繋がっていく時間軸と自分と世界を結ぶ水平軸、全てに繋がる愛というテーマを素直に表現したからこそ感動を呼ぶ2時間だった。
 
 
【CD】
朝倉さや NEW ALBUM「Life Song」
発売日:2022年5月25日
仕様:2SHM-CD デジパック
価格:定価 ¥3,960(本体 ¥3,600円 税率10%)
品番:UPCY-7777/8
 
購入はこちら ユニバーサルミュージック・ストア
 
【朝倉さや Profile】
1992年6月29日山形県出身。
民謡日本一に2度輝き上京。2013年デビュー。
2020年ユニバーサルミュージックよりメジャーデビュー。
歌の力で常識を塗り変え、感動を届ける、唯一無二の存在。失われた日本民謡文化の復活にも邁進中。
シンガーソングライター?
いや、全てを超越するライフソングライター。
 

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