2020年末に本格的に音楽活動を始めてから約2年

和ぬか、1stワンマンLIVE「儚さのオリジン」を12月19日に東京・WWWで開催!

和ぬか、1stワンマンLIVE「儚さのオリジン」を12月19日に東京・WWWで開催!

2022/12/21

和ぬかが1stワンマンLIVE「儚さのオリジン」を、12月19日に東京・WWWで開催

Photo by Takeshi Yao

和ぬかが1stワンマンLIVE「儚さのオリジン」を、12月19日に東京・WWWで開催

 

和ぬかが1stワンマンLIVE「儚さのオリジン」を、12月19日に東京・WWWで開催

 

和ぬかが1stワンマンLIVE「儚さのオリジン」を、12月19日に東京・WWWで開催

 

和ぬかが1stワンマンLIVE「儚さのオリジン」を、12月19日に東京・WWWで開催

 

和ぬかが1stワンマンLIVE「儚さのオリジン」を、12月19日に東京・WWWで開催

 

和ぬかが1stワンマンLIVE「儚さのオリジン」を、12月19日に東京・WWWで開催

 

和ぬかが1stワンマンLIVE「儚さのオリジン」を、12月19日に東京・WWWで開催

 

和ぬかが1stワンマンLIVE「儚さのオリジン」を、12月19日に東京・WWWで開催

 

和ぬかが1stワンマンLIVE「儚さのオリジン」を、12月19日に東京・WWWで開催

 

和ぬかが1stワンマンLIVE「儚さのオリジン」を、12月19日に東京・WWWで開催

 

和ぬかが1stワンマンLIVE「儚さのオリジン」を、12月19日に東京・WWWで開催

 

2020年末に本格的に音楽活動を始めてから約2年。和のエッセンスあふれるメロディセンス、小気味よいリズム、韻を踏んだ歌詞などピュアな楽曲の魅力で支持を広げてきた現役大学生シンガーソングライターの和ぬかだが、これまでその顔や素性は一切明かされていなかった。TikTokで大きな反響を巻き起こした初のオリジナル曲「寄り酔い」、MAISONdesに提供した「ヨワネハキ feat. 和ぬか, asmi」、CMソング「進め!そっちだ!」など多くのヒット曲を生みながら、これまで人前に出ることも、ライブのステージに立つことも全くなかった。そういう意味でも貴重な機会となった今回のライブ。見せてくれたのは、“新章”と銘打ちアーティストとしての新たな出発点に立った和ぬかの真っ直ぐな思いのこもったパフォーマンスだった。

ライブはデビューアルバム『青二才』収録の「ミミクリーマン」からスタート。ステージに佐々木“コジロー”貴之(Gt.)、小林修己(Ba.)、伊吹文裕(Dr.)のサポートメンバーが揃い、和ぬかもギターを抱えて歌う。音源よりも格段にエネルギッシュな迫力を感じさせるバンド編成のアンサンブルだ。背景に「WANUKA」のロゴが飾られ、青いキューブが浮かぶシンプルなステージに4人が立ち、後ろから照明のライトが姿を照らす。逆光で和ぬかの顔や表情は見えず、シルエットだけが浮かび上がる。

続けては「一緒に踊ろう」と告げて披露したアップテンポな「ニゲラ」、Souに提供した「トマドイリズム」のファンキーなセルフカバーと、ダンサブルな楽曲を連発。満員のお客さんも手拍子で盛り上がる。

「和ぬかです。今日は来てくれてありがとう。ファーストワンマンライブを無事開催することができて、あなたに会えて、とても嬉しいです。今日は最後までよろしくお願いします」

MCでこう挨拶した和ぬか。ハイトーンの歌声とは打って変わって、低く穏やかな、どこか誠実さも伝わってくるような声だ。続けては2022年11月にリリースされたばかりの最新曲「もったいぶり」。爽やかでアップテンポなこの曲に続けて、キュートなアメリカンポップのテイストの「ロックでキス」、曲の冒頭をギター1本で力強く歌い上げた「浪漫ショー」とラブソングを続けて披露する。

「僕はいつも家に引きこもってるんで、こんなに視線を浴びることはないんだけど、こうやって今あなたに音楽で自分を表現するのってこんなに楽しいんだって実感してます。本当にありがとう」と告げ「逆光で僕のことはあまり見えてないと思うけど、僕からはちゃんと見えてます。いつも聴いてくれてありがとう」と感謝を告げた和ぬか。続けて披露したのは「寄り酔い」だ。アコースティック・ギターの響きと祭囃子のシャッフルビート、耳から離れないメロディを持つムーディーな曲。ライブで観るとベースのプレイもあって力強さが増す印象だ。お客さんも心地よく身体を揺らす。さらには人懐っこいフレーズを歌う「ビーユアセルフ」から、「ヨワネハキ」のセルフカバーへ。曲の中盤でギターソロが挟まれ、格段にダイナミックなアレンジになっている。TikTokやYouTubeで広まっていった親密なベッドルームポップが生々しい熱を持って生まれ変わっているのを感じる。

「僕は小さい頃バスケもやってたし陸上もやってたけど、やらなかったらやらなかったで平気で。でも音楽に対しては、心の底から楽しいな、生きてるなって感じがします。それがすごく嬉しいです。今年『青二才』というアルバムを出したんだけど、もう子供じゃないってことなので。これからはよりレベルアップした楽曲を届けたいので、よかったらよろしくお願いします」

和ぬかは穏やかな声で音楽活動にかける思いをこう語った。後半はダイナミックな歌と演奏を聴かせた「アイオクレ」から、色気に満ちた「真っ裸」、リズミカルな「ブラウニー」と続けて会場の熱気を高めていく。本編ラストはオーディエンスの大きな手拍子が巻き起こった「ラブの逃走」。「今日はありがとう、和ぬかでした」と告げてステージを降りた。

アンコールを求める拍手に応えて再びステージに登場した和ぬかは「進め!そっちだ!」をプレイする。疾走感に満ちたアグレッシブなナンバーで会場を盛り上げると、「次は未発表の曲をどこよりも早くあなたにお届けしたいと思います。今日のバンドメンバーでレコーディングした曲です」と、「LOVE is」を披露。明るくきらびやかなポップチューンで、和ぬかの新しい側面を見せるような一曲だ。そして「今日は本当にありがとう」と告げて、ラストは「絶頂讃歌」。否応なしに盛り上がる和ぬか流ラテンポップのキラーチューンでこの日最大の熱気を生み出し、ライブは終了した。

おそらく、この日のライブは和ぬか自身にとっても、目の前のオーディエンスに音楽を届ける大事なファーストステップの場になったはずだ。この日のライブ中には、3月27日から東京、名古屋、大阪を回る1stライブツアー「春夢のキラメキ」を開催することも発表された。

この先、和ぬかが進んでいく道の先がとても楽しみになるような一夜だった。

Text by 柴 那典

【セットリスト】
和ぬか 1st ONE-MAN LIVE「儚さのオリジン」
12月19日(月) @Shibuya WWW
<SET LIST>
1. ミミクリーマン
2. ニゲラ
3. トマドイリズム - self cover -
4. もったいぶり
5. ロックでキス
6. 浪漫ショー
7. 寄り酔い
8. ビーユアセルフ
9. ヨワネハキ - self cover -
10. アイオクレ
11. 真っ裸
12. ブラウニー
13. ラブの逃走
- encore -
14. 進め!そっちだ!
15. LOVE is ※未発表曲
16. 絶頂讃歌

セットリスト・プレイリスト: https://Wanuka.lnk.to/1stOneManLive

【1st LIVE TOUR「春夢のキラメキ」概要】
【公演情報】
和ぬか 1st LIVE TOUR「春夢のキラメキ」
2023年3月27日(月) @名古屋CLUB QUATTRO
2023年3月28日(火) @梅田CLUB QUATTRO
2023年4月4日(火) @渋谷CLUB QUATTRO
全公演 OPEN 18:00 / START 19:00

【チケット】
スタンディング 4,400円(税込/ドリンク代別)
※お1人様4枚まで

■アプリ有料会員先行:
2022年12月19日(月)20:30〜2022年12月25日(日)18:00

お申し込みはこちら:https://c-rayon.com/result/wanuka

【プロフィール】
大学生のシンガーソングライター。
ノスタルジックな世界観と中毒性のあるリズムで日本中を踊らせる。
昨年2月にリリースしたファーストシングル『寄り酔い』は各音楽チャートで首位を獲得。
今年7月に発売したファーストアルバム『青二才』はタワレコメンに選出、第0章にピリオドを打つ。
9月より新章と銘打ち、和ぬかmeetsバンドサウンドを軸にした活動が幕を開ける。
2023年3月1st LIVE TOUR『春夢のキラメキ』を開催予定。

 

この記事の画像一覧

(全12枚) 大きなサイズで見る。

関連する記事

PAGE TOP