海外マネジメント・エージェント・レーベルとの契約を発表し、本格的な海外進出を宣言しているSiM

SiM、初出演となるイギリスDownload Festivalで1万人以上のオーディエンスを前に熱演、そしてソールドアウトのロンドンでのヘッドライン公演も熱狂の中終了!

SiM、初出演となるイギリスDownload Festivalで1万人以上のオーディエンスを前に熱演、そしてソールドアウトのロンドンでのヘッドライン公演も熱狂の中終了!

2023/06/22

6/11『DOWNLOAD FESTIVAL』ライブ写真

SiM、初出演となるイギリスDownload Festivalで1万人以上のオーディエンスを前に熱演、そしてソールドアウトのロンドンでのヘッドライン公演も熱狂の中終了!

Photo by スズキコウヘイ

SiM、初出演となるイギリスDownload Festivalで1万人以上のオーディエンスを前に熱演、そしてソールドアウトのロンドンでのヘッドライン公演も熱狂の中終了!

 

SiM、初出演となるイギリスDownload Festivalで1万人以上のオーディエンスを前に熱演、そしてソールドアウトのロンドンでのヘッドライン公演も熱狂の中終了!

 

SiM、初出演となるイギリスDownload Festivalで1万人以上のオーディエンスを前に熱演、そしてソールドアウトのロンドンでのヘッドライン公演も熱狂の中終了!

 

SiM、初出演となるイギリスDownload Festivalで1万人以上のオーディエンスを前に熱演、そしてソールドアウトのロンドンでのヘッドライン公演も熱狂の中終了!

 

6/13『THE RUMBLING iN LDN』ライブ写真

SiM、初出演となるイギリスDownload Festivalで1万人以上のオーディエンスを前に熱演、そしてソールドアウトのロンドンでのヘッドライン公演も熱狂の中終了!

 

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SiM、初出演となるイギリスDownload Festivalで1万人以上のオーディエンスを前に熱演、そしてソールドアウトのロンドンでのヘッドライン公演も熱狂の中終了!

 

SiM、初出演となるイギリスDownload Festivalで1万人以上のオーディエンスを前に熱演、そしてソールドアウトのロンドンでのヘッドライン公演も熱狂の中終了!

 

SiMにとってイギリスで初となるヘッドライン公演が6月13日にロンドンのO2 Academy Islingtonにて行われた。その前々日にはDownload Festivalに出演し、イギリスで開催のフェスに初出演ながら1万人以上の現地オーディエンスを集めて大いに会場を沸かせた。昨年チケットが即完したLAでのヘッドライン公演に続き、SiMにとってロンドンで初となるライブながらソールドアウトする程の反響は、まさしくSiMの音楽が日本のみならず海外に確実に轟いていることを証明するような熱狂を帯びていた。

ヘッドライン公演当日、800人のオーディエンスが詰め掛けた会場の熱気はライブ開始前から最高潮で、SEが流れると同時に沸き起こったイギリスのオーディエンスの熱烈な歓声を受けて4人が登場。昨年リリースのEP「BEWARE」のリードトラックでもある「Light it up」から幕を開け、イントロから会場中が飛び跳ね上がる光景はまるで日本国内、ホームでのライブかのような様相を呈していた。立て続けに「DiAMOND」、「Blah Blah Blah」と序盤からフルスロットルの展開の中で、「Blah Blah Blah」で巻き起こった会場中の大合唱にメンバーも激しいパフォーマンスで応える。

その後のMCではMAHが流暢な英語で、この瞬間をメンバーとオーディエンス互いが全力で楽しむことを宣言するような言葉で会場を盛り上げる。続いてThe Clashの「London Calling」のイントロフレーズを挨拶代わりに、そこから一気に「TxHxC」に雪崩れ込み、フロアでは日本のライブ同様にサークルピットが生まれ益々会場の熱気は上昇して行く。立て続けに披露した「paint sky blue」でSiM流の心地よいレゲエグルーヴの中巻き起こるコールアンドレスポンスにより、会場の一体感は更に加速の一途を辿る。

オーディエンスからの声援をMAHらしい言葉で反応しつつ、MCの最中も最高の盛り上がりを見せ続ける中披露された「The Rumbling」で巻き起こったこの日最大の大合唱は、会場を揺らす程のエネルギーを帯びていた。「The Rumbling」の世界的ヒットを機に昨年のアメリカそして今回のイギリスでの熱狂も含め、バンドとして大きなターニングポイントを迎えたSiMだが、続いて披露した「TREASURES」では同曲の歌詞に込めたメッセージや、これまでの歩みが間違いじゃなかったことを噛みしめるかのように力強くMAHが歌い上げる。

まだライブも中盤の中、MCでイギリスのオーディエンスと共に日本語で「最高!」と叫ぶ一幕は、国や文化、距離の壁を超えた素晴らしい時間を互いに共有していることを象徴するような光景だった。中盤に披露した「The Sound Of Breath」では、日本から遠く離れたイギリスでの熱狂に感謝を伝えるように演奏するメンバーの姿とサウンドに、オーディエンスも噛みしめるようにじっくりと身を委ねている感動的な光景を創り上げていた。

再び会場中の大合唱を巻き起こした「Devil In Your Heart」から始まった終盤戦では、続く「GUNSHOTS」でのモンキーダンス、「MAKE ME DEAD!」のコールアンドレスポンスで会場の一体感は更に一段ギアを上げたように加速する。本編最後のMCでは、MAHが「まるでホームにいるみたいだ」とロンドンのオーディエンスに改めて感謝を述べる。初のロンドンでのライブが終わってしまうことを惜しむようにゆっくりと語りかけた後、再びボルテージを上げ「EXiSTENCE」、「Amy」を立て続けに披露した後、ジョーク混じりにクリケットが国技のイギリスのオーディエンスに自分が今手に持っているものが何かを問いかけるMAH。割れんばかりの「BASEBALL BAT!!」コールを受けて披露した「BASEBALL BAT」で、終始全力で駆け抜けた本編に幕を閉じた。

間髪入れずに鳴り響くアンコールに応えて再び登場した4人は、9月にニューアルバムをリリースし、UK・ヨーロッパツアーを含むワールドツアーを行いまたすぐに帰ってくることをオーディエンスと約束して「KiLLiNG ME」を披露。会場が一体となって飛び跳ねる光景は、曲毎に増していった盛り上がりもピークを見せ、本編の幕開け時以上にロンドンがホームのバンドのライブかのような熱狂に包まれていた。最後にアンコールの際のMC同様に、近い将来再びこの地で更なる熱狂的なライブを約束するかのようなウォールオブデスを巻き起こしながら「f.a.i.t.h」でSiM初となるロンドン公演は終始熱を帯び続けたまま幕を閉じた。

先日海外マネジメント・エージェント・レーベルとの契約を発表し、本格的な海外進出を宣言しているSiM。今回の初となるイギリス公演でも大いなる爪痕を残し、8月からは初の全米ツアーを全公演キャパシティ7万人の規模で敢行する。今回のロンドン公演のMCで語ったワールドツアーは、今回のイギリス公演、その後に控える全米ツアーだけで終わらないことを示唆しているようだ。

この先の更なるSiMの躍進を告げる続報と、今夏リリースすることを発表しているアルバムの詳細と共に楽しみに待ちたい。

撮影:スズキコウヘイ


■セットリスト
1. Light it up
2. DiAMOND
3. Blah Blah Blah
4. TxHxC
5. paint sky blue
6. The Rumbling
7. TREASURES
8. A
9. The Sound Of Breath
10. WHO'S NEXT
11. Devil In Your Heart
12. GUNSHOTS
13. MAKE ME DEAD!
14. EXiSTENCE
15. Amy
16. BASEBALL BAT
En1. KiLLiNG ME
En2. f.a.i.t.h

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