8月12日(土)東京・Veats Shibuya

[ kei ]、独立後初ライブで新しい門出と誕生日を祝福。1年後に向けたカウントダウンもスタート!!

[ kei ]、独立後初ライブで新しい門出と誕生日を祝福。1年後に向けたカウントダウンもスタート!!

2023/08/21

[ kei ]、独立後初ライブで新しい門出と誕生日を祝福。1年後に向けたカウントダウンもスタート!!

 

[ kei ]、独立後初ライブで新しい門出と誕生日を祝福。1年後に向けたカウントダウンもスタート!!

 

[ kei ]、独立後初ライブで新しい門出と誕生日を祝福。1年後に向けたカウントダウンもスタート!!

 

[ kei ]、独立後初ライブで新しい門出と誕生日を祝福。1年後に向けたカウントダウンもスタート!!

 

[ kei ]、独立後初ライブで新しい門出と誕生日を祝福。1年後に向けたカウントダウンもスタート!!

 

[ kei ]、独立後初ライブで新しい門出と誕生日を祝福。1年後に向けたカウントダウンもスタート!!

 

[ kei ]が、事務所独立後初のライブ<kei.LIVE 2023「−365」>を自身の誕生日でもある8月12日(土)、東京・Veats Shibuyaにて開催した。
 
2023年、圭から[ kei ]へとアーティスト名の表記変更に始まり、[ kei ]として初のシングル「MIRACLE」を発売したあとは22年間所属していた事務所から独立を発表し、自身のアーティスト人生をかけ、自分の手で未来を切り開くという熱い決意のもと、これまで築き上げてきたベースを自らリセットしていった [ kei ]。その[ kei ]が、ついに新しい一歩を踏み出した記念すべき独立後初のライブとなった公演の模様をレポートする。
 
暗転した場内に高松浩史(Ba/THE NOVEMBERS,Petit Brabancon),植木建象(Dr)がスタンバイし、SEに生音を重ね、ライブは「ETERNAL HEART」のテンポをあげてダンサブルなアレンジを加えた「ETERNAL HEART-the night the stars sing-」で幕開け。[ kei ]はこの日から新しく生まれ変わり、ゼロからのスタートを思わせるような真っ白い衣装でステージに登場。ハンドマイクでフロアに突き出した花道まで駆け出し「3、2、1、Go!」とジャンプを即し、冒頭からフロアを積極的に盛り上げていく。その後はすぐさまギターを装着。ハートと花びらの形を映し出すライトがステージを照らすなか、軽快なバンドサウンドでアップチューンの「青空に吹かす夜、晴れ渡る日(COVER)」を畳み掛け、それを「17.」へとつないでオーエィエンスのボルテージを高めていく。ここで曲中、舞台中央のお立ち台に立った[ kei ]が全身ブラックコーデの高松を自分の元へ呼び寄せ、白と黒の鮮やかなコントラストで、スタイリッシュな見せ場を演出。冒頭から熱量が高めだった植木建象が、さらにハイエナジーなドラミングを披露していった「the salvation.」では、その勢いに触発され、[ kei ]が今まで見せたことがないようなワイルドな歌唱を披露。そうして熱気が膨らんだ場内に、次は女性の繊細さと男性のタフネスがゆっくり交差していくようなインスト曲「eve.」を広げて、オーディエンスの熱気をじょじょに沈静化させ、さらにスローなバラード「Home sick(COVER)」の歌唱で、みんなの心を穏やかに癒していった。

バンドメンバーを残し、舞台袖に消えた[ kei ]は、黒いノースリーブシャツに着替えて再びオンステージ。弾き語りで歌った「LAST SCENE」では[ kei ]の歌声が露わになり、美しくドリーミーなメロディーにのせて“この世の始まり、この世の終わり”と儚いこの世の終わりを思わせる言葉を届けていく。“夢ならば醒めないで”という祈りを打ち消すように、曲が終わった場内には不協和音が反響。バンドアンサンブルが段階を経て、どんどん狂気をまといい、地獄の底の底までオーディエンスを陥れていくダークな「vita.」。波の音とともに、光を呼び込むシンセに[ kei ]がギターフレーズを重ねて力強いエネルギーの生命体を生み出すと、それが今度は天国に向かって伸びていくようなスケール感で観客を透明感溢れる世界へと誘う「spirit in heaven.」と、ここではテイストの異なるインスト2曲を続けてアクト。トータル20分以を費やして、ギタリスト、コンポーザー、アレンジャーでもある[ kei ]が作り出すディープな世界観を、ジャムセッションのように毎回メンバーのテンションによって変化するバンドサウンドで堪能できるインストパートは、[ kei ]のライブには欠かせないセクションであり、アーティストとしての大きな強みでもある。一見長く感じられそうなこのようなインストセクションも、元々ギタリストである[ kei ]の華麗なギタープレイを思う存分堪能できること。さらには、この日であれば地獄から天国へなど、観客がイメージを拡張しながら探索できるヒントが、サウンドのなかにちりばめられているため、オーディエンスは置いてけぼりをくらうことなく、このセクションでは、より深い没入感を味わいながら[ kei ]のライブを楽しんでいる。

インストセッションが終わったあと、再び舞台袖へと消えた[ kei ]がヘッドセットをつけて戻ってくると、フロアから「誕生日おめでとう!」の声がかかる。それを受けて「ハッピーバースデー、お〜れ〜」と1人で陽気にバースデーソングを熱唱する[ kei ]。「まさか自分で歌うことになるとは」と自分にツッコミながら「(ライブ)レポとかに“[ kei ]、バースデーソング独唱”とか書かれちゃうんだよ」といって観客の笑いを誘った。

そうして「みんなのジャンプを見たいんだけど、いける?」といって、ライブは「STAY」から後半戦へ。ギターを弾きながら花道に出てきた[ kei ]は、ヘッドセットで歌いながらフロアの柵に足を乗せ、ファンが一丸となって見せるジャンプを覗き込むような仕草を見せる。「いいジャンプだったぜ! 次は悪い俺らを見せてやろうぜ」といってアンダーグラウンドな匂いをもったハードテクノ「SIN QUALIA」へと突入。植木建象のキレッキレの4分打ちのハイハットが疾走感あるグルーヴを生み出すなか、ギターソロを畳み掛けたその足で[ kei ]は花道へと勢いよく飛び出し、ハイボルテージなテンションで高速ラップをきめる。躍動感あるステージングとサウンドでフロアを躍らせたところに、「I LUCIFER」をドロップすると、ヘッドバンギングや折り畳み、腕を振り上げるアクションで観客は大盛り上がり。曲が終わると、場内は心地よい達成感と爽快感に包まれていった。

再びステージから姿を消した[ kei ]は、肌が透けてみえるビッグシルエットの黒いシアーシャツに着替えて登場。サポートメンバーを紹介したあと、「夏っぽい曲をやります」といって、新曲「PIXIE」をライブで初パフォーマンス。キラキラしたイントロに始まり、高揚感あるメロディーに誘われ、夏のビーチを跳ねるようなバウンシーなサウンドで期待感を膨らませたあと、フックはリズミカルなギターリフで盛り上がるという曲構成はEDMがベース。これをギターが心地いい歌もののオシャレなダンスチューンに落とし込んでいったところに、[ kei ]の音楽的センスがきらめく。そうして、ミラーボールの光に包まれながら、新曲の後だと、16ビートのカッティングがさらに映えて聴こえる「MIRACLE」を演奏。この「MIRACLE」と新曲「PIXIE」は「陰と陽でいったら“陽”。次は“陰”の新曲、やっていいですか?」といって、このあとさらに新曲「THE CURSE」を初アクト。こちらは「PIXIE」とは対照的なJ-POPライクな歌もので、そこにはいない“あなた”に焦がれる思いをメランコリックなメロディーにのせて歌う、夏の終わりを感じさせるナンバーになっていた。歌い終えたあとは、独立して以降、今日発表した新曲2曲を作り、このライブの準備などで「ドタバタでした」と振り返る。独立を決意した自分を快く送り出してくれた前事務所に対して「ありがたいことだなと思ってます」と改めて感謝の気持ちを伝え、そうして、現在は「今まで以上に周りにいる人々に支えられていて。マジで、1人でライブはできないから。周りあっての自分だなということを痛感しています」としみじみ話し「みんなと、大好きな先輩たち、バンドメンバー、スタッフ、心からありがとうございます」といって、その感謝の気持ちを最大限に込めて歌い、ギターをプレイして、バラード「ETERNAL HEART」を最後に届け、この日のライブを締めくくった。歌い終えた[ kei ]は「新しい門出、ここからカウントダウンが始まります。ここからの1年、カウントダウンをしていく中、ゼロからアーティストとして成長していくので、もっと素晴らしい時間を一緒に過ごしましょう」とファンに呼びかけたあと、ステージを後にした。
 
公演終演後はスクリーンを通して「[ kei ] LIVE SCHEDULE」を発表。そこには、2023年12月22日、東京・SHIBUYA STREAM HALL公演から2024年8月12日まで、1年間に渡るライブスケジュールが書かれていて、場内がどよめく。それぞれ公演ごとに「−232」などの数字が表記されていることから、本公演のタイトルである「-365」から1年後に開催するライブ「0」に向けて、壮大なカウントダウンが今日から始まっていることが容易に想像できた。1年後のライブがいったいどこで、どのような形で行われるのかは、いまのところはまだシークレットとなっている。
この1年後に向けた壮大なカウントダウンのスタートとともに、[ kei ]は8月12日、12:00から自身のオフィシャルサイト(https://kei-official.jp) をリニューアルオープン。また、これまで [ kei ]自身がリアルタイム生配信でファンと交流を続けてきた「SYNERGY」を、月額サブスクサービス(PREMIUM/STANDARD2コース制)として同日にオープン。さらには昨年2月、コロナ禍で中止を余儀なくされたファン旅行「旅SYNERGY 伊東編-REVENGE-」(https://sk-tours.jp/kei-synergy2023/)を11月18日〜19日に渡って開催することも次々と発表。
[ kei ]が自分のアーティストとしての可能性を本気で信じ、仕掛けてくる新たな野望、挑戦が1年後の8月12日、いったいどんなものを生み出すのか。そのプロセスを見逃すことなく、楽しんでもらいたい。

文●東條祥恵
ライブ写真●尾形隆夫

 
[ kei ] kei.LIVE 2023「−365」
SETLIST
1. ETERNAL HEART -the night the stars sing-
2. 青空に吹かす夜、晴れ渡る日 ※Cover
3. 17.
4. the salvation.
5. eve.
6. Home sick ※Cover
7. LAST SCENE
8. vita.
9. spirit in heaven.
10. STAY
11. SIN QUALIA
12. I LUCIFER
13. PIXIE ※新曲
14. MIRACLE
15. THE CURSE ※新曲
16. ETERNAL HEART
-------------------
 
■LIVE情報
「-232」
2023年12月22日(金) SHIBUYA STREAM HALL
「-174」
2024年2月18日(日) KMA PARADISE HALL
「-148」
2024年3月17日(日) KMA PARADISE HALL
「-107」
2024年4月27日(土) KMA PARADISE HALL
「-78」
2024年5月26日(日) KMA PARADISE HALL
「0」
2024年8月12日(月/祝) Coming soon..
 
※詳細は決まり次第お知らせいたします。
 
■【kei】official member's site【SYNERGY】
2023年8月12日よりOPEN!
「月額サブスクサービス(PREMIUM・STANDARD 2コース制)」
[ kei ]自身によるリアルタイムの生配信「live chat」や、[ kei ]と会員の皆様とが直接交流可能な「group chat」など、皆様との繋がりをより深めていける場を提供いたします。
 
詳しくはこちら
https://kei-official.bitfan.id/contents/menu/62031
 
■[ kei ]ファン旅行
「旅SYNERGY伊東編-REVENGE-」開催
日程:11月18日(土)~11月19日(日)
 
【お申込み受付期間】
2023年8月12日(土) 22:00 ~ 2023年9月10日(日) 23:59まで
 
詳しくはこちら
https://sk-tours.jp/kei-synergy2023/
 
■ [ kei ] official SNS
site https://kei-official.jp/ *リニューアルオープン
X(旧Twitter) @kei_staff_ (https://twitter.com/kei_staff_)
Youtube https://www.youtube.com/@kei_official_
 
[ kei ] X(旧Twitter) @k_official_ (https://twitter.com/k_official_)
[ kei ] Instagram https://www.instagram.com/_kei_official/

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