今年も超絶トリオバンド「Freak Kitchen」のギタリストが来日!

【動画レポート】Caparison Guitars Presents「Freak Kitchen Mattias 'IA' Eklundh ギタークリニック vol.2」

【動画レポート】Caparison Guitars Presents「Freak Kitchen Mattias 'IA' Eklundh ギタークリニック vol.2」

2015/11/18


Freak Kitchen Mattias

 ミュージックランドKEYがCaparison Guitars Presents「Freak Kitchen Mattias 'IA' Eklundh ギタークリニック vol.2」を開催した(2015年10月18日)。

 こちらは昨年も大好評だったイベントで、超絶トリオバンド「Freak Kitchen」のギタリストMattias 'IA' Eklundh(マティアス・エクルンド)によるギタークリニック。Mattiasと言えば、1997年に「Caparison Guitars」とエンドース契約を結び、同ブランドが初めて開発した8弦ギターを愛用していることでもおなじみのプレイヤー。また、YouTubeに演奏動画などをアップロードしており、日本だけでなく世界中でファンが急増中だという。

 映像ではミュージックランドKEY渋谷店の地下にあるライブハウス「渋谷RUIDO K2」で行なわれたクリニックの模様を収録。自身が愛用する「Caparison Guitars」の魅力や独特のサウンドメイクについて語っている他、即興演奏による超絶テクニックの数々を惜しげもなく披露。また、時折ジョークを織り交ぜながらも、わかりやすくギターの特徴や自身のプレイなどについて答えているのも印象的。彼をまだ知らないというギタリストは是非チェックしてみてほしい!

Caparison Guitars Mattias "IA" Eklundhシグネイチャーモデル・ラインナップ

8弦にして27フレット、685.8mm(27inch.)の長いネックスケール、そしてギターとベースが同居したようなチューニングというMattiasからの要求に相応しいデザインを、Caparisonが得意とする非対称ボディ形状によって完成させている。その最新の非対称ボディデザインと、高音域から低音域までバランス良いサウンドで実績のあるWMボディ構造(Walnutトップ、Mahoganyバック)によって、8弦の強力な重低音から1弦27フレットの超高音までバランス良く出力。5ピースのWalnut-Mapleネックは、長いネックスケールへ強度を与え、8弦の幅広いネックでも弾き易いネックグリップを提供するために、手作業によって仕上げてるという。そして、このギターのルックスを特異なものに見せているTrue TemperamentフレットシステムをMattiasが好むRosewood指板に搭載、8弦そして27フレットにまで及ぶ全てのフレットに対しての完璧なイントネーションを実現している。

スペック

・Body:Mahogany
・Neck:Hard Maple /Oil Finish/Bolt-on Neck/628mm (24 3/4inch)
・Fingerboard:Rosewood with 12F “IA” Inlay (Designed by Anders Nyberg) / Ivory Binding
・Frets:True Temperament Fretting System / Jumbo Frets /27f
・Bridge:Schaller S-FRT II
・Pickups:Caparison SH-27F/Caparison PH-R
・Controls:Master Volume with Pickup Selector Switch
・Machine Head:Gotoh SG381-07H.A.P
・Color:Apple Horn Yellow
・Tuning:Regular
・Strings:Dean Markley NickelSteel Light (.009 ~.042)
 

Caparison Guitars Apple Horn Yellow / TRUE TEMPERAMENT Fret System

スウェーデンの True Temperament社が開発提案する新しいギターのフレッティング方法を施したモデル。等分平均律による通常のフレットワークではなく、各弦の各フレット位置が、チューニングが合っている位置を目指して設定されており、その完璧なチューニングはスティーブ・ヴァイも自身のギターに取り入れていることでも実証済だとか。スティーブ・ヴァイ曰く、コードによるイントネーションの違和感がなく、音同士の共鳴の影響でサスティーンも優れているとのこと。Apple Hornモデルでは、ジャンボフレット、27フレットのオリジナル仕様をそのままにとな全てスウェーデンの True Temperament社で作業を行なっているそうだ。

スペック

・Body Material:Top:Walnut Back:Mahogany
・Bridge:Floyd Rose 8-String FRT802000, Black
・Neck Joint:Bolt-On
・Neck Grip:Apple Horn 8
・Neck Material:5 Piece Maple-Walnut
・Fingerboard Material:Rosewood With White Binding
・Fingerboard Radius:R350 to R400
・Scale Length:685.8mm (27")
・Nut Width:54mm
・No. Of Frets:27
・Fret Type:True Temperament Jumbo
・Machine Heads:Gotoh SG381-07 H.A.P.
・Pickup:Neck Position:DiMarzio PAF 8 Bridge Position:DiMarzio D Activator 8
・Controls:Master Volume With 2-Way "Push-Push" Pickup Selector Switch
・Body Finish:Charcoal Black
・Tuning:1E, 2B, 3G, 4D, 5 LowG, 6LowD, 7 LowA, 8 LowE
・Strings:RotoSound .009/.011/.016/.024/.032/.042/.054/.065
・Case/Gig Bag:AH8 Fitted Hard Case

プロフィール

Mattias "IA" Eklundh(マティアス・エクルンド)

スウェーデンの超絶トリオバンド Freak Kitchenのギタリスト。
1990年Fateの“Scratch'n Sniff”でデビュー、その後自身のバンドFreak Kitchenを結成し、1994年 アルバム“APPETIZER”を発表、新人とは思えないギターテクニックと完成度の高さで話題となる。最新アルバム「Cooking With Pagans」を含め現在までに8枚のアルバムを発表。2003年3月にはFreak Kitchenで初来日公演を果たした。

Freak Kitchenでの活動と共にソロ活動であるFreak Guitar名義でも精力的に活動、3枚のアルバムを発表。また、ベーシストJonas Hellborgとの“ART METAL”の2枚のアルバムに参加。

スウィープ奏法、タッピング奏法を駆使した超絶フレーズから、ホースクリップ、ディルドー、リモコン等、ギター奏法で使うとは考えられない小物を利用する変態技も持ち合わせる。Young Guitar誌のスペジャルDVDにも何度か登場し、その超絶テクニックを披露している。 近年はインド音楽に傾倒、その難解なリズムを取り入れている。2014年には自身が主催する合宿形式のギター・クリニック「Freak Guitar Camp」をインドでも行なった。

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