シングルとして初のバラードソング!
GENERATIONS from EXILE TRIBE「涙」インタビュー(片寄涼太・数原龍友)
GENERATIONS from EXILE TRIBE「涙」インタビュー(片寄涼太・数原龍友)
2016/06/23
GENERATIONS from EXILE TRIBEが、シングルとしては初のバラードソングとなる「涙」を6月29日にリリースする。ここでは、メンバーを代表してヴォーカルの片寄涼太と数原龍友の2人に、「涙」にかける意気込みや曲が生まれたエピソードなどを聞いてみた。現在、ツアー真っ最中でもあるGENERATIONS from EXILE TRIBE。ファン必見のインタビューだ!
取材:ERIKO TAKAHASHI
──3rdアルバム『SPEEDSTER』にも「Rainy Room」というバラード曲はありましたが、シングルとしてバラードをリリースするのは今回の「涙」が初めて。満を持したという印象です。
片寄涼太(以下・片寄):実は今回リリースするシングルに関しては、別の方向性のアイディアもあったんです。でも、ツアー中ということもあって、このタイミングだからこそバラードをシングルにしてみるのはどうだろうというアイディアをいただき、そこから今回の作品を作ることにつながっていきました。自分たちにとっても、また新しい引き出しになっていると思いますし、「Rainy Room」のときとはまた違ったシングルとしてのディテールにこだわって歌えた部分もあるのかなと思います。
数原龍友(以下・数原):歌い手としてバラード曲は勝負なところもあるので、デビュー当時から、ずっとやりたいと考えていました。ただ、やっぱりタイミングというのもすごく大事で、GENERATIONSとしては、それが今でした。ここまで大事にしてきたからこそ、この「涙」という楽曲がよりエネルギーを持ってくれるんじゃないかと思いますので、聴いてくださったみなさんが、楽曲やミュージックビデオに対して、どういった反応をしてくださるのかが楽しみです。
──今だからこそ表現できる部分もあるでしょうしね。
片寄:そうですね。今ちょうどツアー中でして、お客さんに向かって、いろんな楽曲をパフォーマンスさせていただいているんです。その中で作品を作ると、どういうふうに聴こえたらお客さんが楽曲の世界に入り込みやすいだろうということをより意識しました。だから、お客さんの顔を思い浮かべながら歌わせていただくことが出来ました。
数原:ツアー中って、自分たちだけではなくて、グループ全体の士気が高いんです。ひとつの目標に向かってみんなで力を合わせていますので、熱量があって、すごくいい状態なんです。そういう中で「涙」に取り組めたことは、とても良かったと思います。
──先ほど片寄さんが「ディテールにこだわった」とおっしゃっていましたが、具体的には、それはどういう部分ですか?
片寄:「Rainy Room」は、ちょっと重たくてコアな世界観だったと思うんです。でも、今回はシングルというより多くの方の耳に触れる機会をいただける作品として、悲しい恋愛ソングですけど、テーマは“涙”という普遍的なもののひとつになりました。だから、よりキャッチーにしつつ、かつ感情を感じてもらえるようにしようと思って歌いました。
──確かに「Rainy Room」は、ドシッと重くて男っぽいテイストの楽曲でしたもんね。
片寄:そうなんです。ちょっと情けない男の姿が描かれていたと思うんです。それに対して今回の楽曲は、女性の涙を見て自分に呆れるという内容になっています。そういう情景を思い描きながら歌いました。
数原:「涙」は、普段GENERATIONSがやるサウンドとは対照的なものだったので、僕は涼太とのバランスを取ることも心がけました。やはりバラードでは、バランスがかなり重要視されると思います。だから、自分が歌わせていただいたあと涼太の歌を聴いて、もうちょっと違うアプローチのほうがいいのかなって考えたりもしました。
──歌のトーンを揃えるというか。
数原:そうですね。ちゃんと歌が繋がるようにテンション感を合わせた部分はありました。それはお互いにやっていたと思います。
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