シングルとして初のバラードソング!

GENERATIONS from EXILE TRIBE「涙」インタビュー(片寄涼太・数原龍友)

GENERATIONS from EXILE TRIBE「涙」インタビュー(片寄涼太・数原龍友)

2016/06/23

 


──Aメロから徐々に感情が高まっていく感じもしたんですが、そういう感情の流れも意識しながら歌いましたか?

数原:はい。感情の持って行き方は、しっかり自分の中でストーリー性を持たせて歌っていました。後半になって演奏も盛り上がってくるので、それに合わせてトーンを変えたりしながら歌っていった感じです。

片寄:本当に画が浮かぶ楽曲ですので、歌っていてなるほどと感じさせられるんです。恋人同士の始まりと終わりを“涙”というキーワードだけで、ここまで上手くつなげてくる。そういう歌詞がすごいなと感じましたし、最後に出てくる、涙は“今日こぼれた”ってなっている部分で、うわっ、今日の出来事だったんだ!と自分たちも気づかされて、まるで短編小説を読んでいるような気持ちになりました。だから、自分の頭の中に画を浮かべつつ、聴いていただくみなさんにも感情移入していただけるようにと歌っていきました。

数原:それに、この曲は“サヨナラ”や“ゴメンネ”、“観覧車”などキーワードもとても伝わりやすいんです。そういう言葉が使われているから、より状況を描きやすいのかなと思います。世代や性別を問わずイメージが浮かびやすい曲なので、主人公が話しているかのようにとか、主人公の感情で歌うということを意識しました。もしかすると、演技に近い感覚なのかもしれませんが、どれも主人公の言葉であり感情なので、なりきって歌うことに意味があるようにも感じました。

──ところで、今回のミュージックビデオではパフォーマーも踊っていないそうですね。

数原:はい。今回は演じてるシーンが多くなっています。

片寄:幸せだった日々の画もあれば、何かの理由があって別れてしまったっていう画もあて、その2つのシチュエーションをみんなが撮ってるんです。だから、それがこの「涙」という曲の、せつないんだけど、どこか温かい感じとリンクしてくれればいいなと思っています。

数原:しかも、その2つのシチュエーションが、メンバーそれぞれ違うんです。だから、「涙」という楽曲から感じたものを、ひとりひとりが別の形で表現してくれているはず。1曲の中でいろんなストーリーが出てくるので、すごく見応えあるミュージックビデオになっているんじゃないかと思います。でも、メンバーが演技をしているのを見るのは照れくさい気がしますけどね(笑)。

──みなさん、恋人役の女性とのシーンがあるみたいですしね(笑)。でも、きっとリスナーの方には映画のような作品だと感じていただけるんじゃないですか?

数原:そうですね。短編映画のような仕上がりになっているかと思います。

片寄:僕は撮影中に他のメンバーのシーンもチラチラ見てたんですけど、すごくドラマっぽい感じで面白かったです。だから、また今までとは違うミュージックビデオになっていると思います。

──そして、先ほどもおっしゃっていたように、現在GRNERATIONSは初のアリーナツアー中ですよね。手応えは、どうですか?

数原:すごく楽しくて本当にヤバいです。アリーナだから会場は大きくなったんですけど、お客さんの顔はよく見えるんです。だから、すごく喜んでくださっているのが伝わってくるんです。一緒に踊ってくださる人もいれば、バラードで涙ぐんでいる方もいるのが感じられたりして、改めて感謝の気持ちが芽生えました。

片寄:まだツアー中ではあるんですけど、どの会場も盛り上がりが凄くて、本当に嬉しいです。昨年のホールツアーでも感じたんですけど、こんなにも自分たちのことを知って応援していただける方たちがいてくださるというのをツアーは感じる瞬間なんです。それがとてもありがたいですし、もっと喜んでいただけるようなことを考えて、自分たちから発信していければと思っています。

──今年は、初のアリーナツアー、初のバラードシングルと続いていて、GRNERATIONSが新たな一歩を踏み出している気がします。それを踏まえて、現時点で、今後さらにこうやっていきたいと考えていることはありますか?

数原:まずは今回の「涙」を聴いていただいて、今後に期待していただけたらとても嬉しいです。そして、まだまだ自分たちに出来ることはあると思っていますので、そのためのいいきっかけになればとも思っています。

片寄:この「涙」という楽曲で本当に新しい僕らの一面を表現できたと思いますし、だからこそ、GENERATIONSのファンの方はもちろん、幅広い方に聴いていただきたいです。そして、それがGENERATIONSという存在をさらに広めるきっかけになったら嬉しいです。



 

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GENERATIONS from EXILE TRIBE

2016年6月29日発売


 

【CD+DVD】

¥1,500(税抜き)
RZCD-86132/B

[CD]
M1. 涙
M2. 涙(Instrumental)
Special bonus track
AGEHA(English Version)

[DVD]
涙(Music Video)

【CD】

¥500(税込)
RZCD-86133

[CD]
M1. 涙
M2. 涙(Instrumental)
Special bonus track
AGEHA(English Version)

GENERATIONS from EXILE TRIBE

GENERATIONS from EXILE TRIBE

リーダー兼パフォーマーの白濱亜嵐(しらはま あらん)、ヴォーカルの片寄涼太(かたよせ りょうた)、数原龍友(かずはら りゅうと)、パフォーマーの小森隼(こもり はやと)、佐野玲於(さの れお)、関口メンディー(せきぐち メンディー)、中務裕太(なかつか ゆうた)の7名で活動するダンス&ヴォーカルユニット。今年、初のアリーナツアー「GENERATIONS LIVE TOUR 2016 "SPEEDSTER"」を開催中。

 

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