384KHzの2トラック録音対応レコーダーも参考出品で登場
オタリテック、アユート、ミックスウェーブが「ハイレゾ対応ポータブルプレイヤー試聴会」を開催!
オタリテック、アユート、ミックスウェーブが「ハイレゾ対応ポータブルプレイヤー試聴会」を開催!
2016/07/14
本日(7月14日)、東京・新宿区のオタリテック・デモルームにて、オタリテックとアユート、ミックスウェーブの3社共催による「ハイレゾ対応ポータブルプレイヤー試聴会」が開催された。このイベントは、プロオーディオ業界関係者を招き、近年盛り上がりを見せるハイレゾ対応機器の実力をアピールするという目的で行なわれたもので、会場に展示されたハイレゾ対応ポータブルプレイヤーやインイヤーモニターが自由に試聴できるようになっていた。ここでは、会場の製品の中でも特に注目を集めた製品をご紹介しよう!
■Astell&Kern「AK380」
アンプユニットを装備した「AK380」(左)と何も装備していない素の状態の「AK380」(右)。アンプユニットは別売で¥50,000前後とのこと
PCM16bit/44.1KHz~32bit/384kHzやDSD256(11.2Mhz/1bit)ネイティブ再生に対応した、同ブランドのハイレゾ対応ポータブルプレイヤーのフラグシップモデル。DACチップをL/Rそれぞれの出力用に独立して1基ずつ搭載することで、低ノイズかつ分離の良いサウンドを実現している。価格はオープンプライスで、市場予想価格は¥450,000前後(発売中)。
プレイヤーの内蔵EQは、細かい設定が可能なパラメトリック方式を採用している
会場ではイヤーモニターのほか、GENELECのスピーカー「8260」でそのパワフルなサウンドを体感することができた
GENELEC「8260」での試聴に使われた「AK380」。専用のクレイドル(充電器)に搭載されたLXR出力からスピーカーに接続されていた。
会場には382kHzでの2トラック録音が可能な「AK380」用のレコーダーモジュールが参考出品として展示されていた。こちらは発売未定で、価格は¥70,000前後になるとのこと(マイクと「AK380」本体は別売)
■JH AUDIO「LyraⅡ」
同ブランド最高クラスのインイヤーモニターで、BA(バランスド・アーマチュア)方式を採用したモデルとなっている。低音域/中音域/高音域それぞれに3つ=計12のドライバーを搭載し、クリアでクセのないサウンドを持つので、クラシック音楽のリスニングやアコースティック楽器のモニタリングに最適なモデルとなっている。価格はオープンプライスで、市場予想価格は¥450,000前後(発売中)。
■JH AUDIO「TriFi」
JH AUDIOの伝説的なインイヤーモニター「Triple.Fi 10」のリリースから10周年を記念して開発された日本市場向けモデル(1000台限定)。3つのドライバーを組み合わせたBA方式を採用し「Freqphaseテクノロジー」による高い再現性が特徴となっている。発売は8月ごろを予定しており、価格は¥69,800前後になるとのことだ。
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