世田谷区成城にある「樫尾俊雄発明記念館」にて、8/10(水）に小学生向けのイベント「はなうた作曲教室」が開催された。このイベントは、昨年より毎年夏におこなっている小学生向け夏休み企画展示「デジタルってなに？」の一環として実施されたもので、当日はカシオ計算機の音楽アプリ「Chordana Composer」を使って小学生に手軽に作曲の面白さを体験してもらった。

8/10当日は12:30～14:30と15:00～17:00の2回行われ、計13組の親子（子供18名）が参加。カシオ計算機 楽器事業部 開発部の菅野博樹と野津友美がナビゲーターとして「Chordana Composer」の使い方を説明。実際に小学生に短いフレーズを入力してもらい曲調とテンポを選んで指定してもらった後、曲に仕上げ、できた曲を聞かせると驚きの声があがったという。

その後、子供たち一人ひとりに、実際に曲をつくってもらいできた曲の中からベストの１曲を選び、自分で曲名とアーティスト名をつけて、YouTube上の特設チャンネル上にアップロード。

YouTube「樫尾俊雄発明記念館 はなうた作曲教室」
https://www.youtube.com/channel/UCz8mYkAT0d553vNPTFuj39w

ちなみに、YouTubeで使われている画像は、カシオ側でiPhoneやiPadに入れておいた画像から子供たちが自分で好きなものを選んで入れたものだそうだ。

また、作ったオリジナル曲は1枚1枚CDにプリントし、子供たちにサインペンで自由に飾りを描いてもらい、持ち帰っていただいたとのこと。さらに教室を終え た後、「作曲家のタマゴ」と認定する認定証を一人ひとりにお贈りしたという。子供たちは来場者アンケートに「作曲がおもしろかった」「アプリがすごかっ た」などの感想を残していた。

はなうた体験教室を終えた菅野博樹は、「子供達が作曲アプリに対してどういった反応をするのか、間近で見れたので、とても貴重な経験になりました。」と語っていた。