“ワンダーロマンス三連福”の第2弾。なんと小室哲哉が作曲を担当!
大森靖子、「POSITIVE STRESS」インタビュー
大森靖子、「POSITIVE STRESS」インタビュー
2016/10/18
──続いて、2曲目の「非国民的ヒーロー」ですが、こちらは「の子」さんが作曲ということで。そもそも2人はどういったことで知り合ったのですか?
大森:知り合ったのは5年くらい前ですかね。もともと、デアデビっていう服の衣装の方が一緒で。その衣装さん繋がりで、私がかまってちゃんのライブに行ったり、かまってちゃんのメンバーが私のライブを見に来てくれたりして。
──どのように曲作りをオファーしたのですか?
大森:かまってちゃんとはツーマンライブを今までも2回くらい一緒にやっていて。そこで、コラボとかもしているし、声が重なったときにすごいキレイだなと思っていて。今までも「曲を一緒に作りたいね」って言っていたんです。で、今回満を持してオファーすることになって。私、最近、人と何かを作りたいモードで、しかも詞を書く方が曲の勉強にもなるし、詞の技術も上がると思っていて。だからできれば曲を作ってもらうスタイルにしたくて。の子くんには「曲を作ってください」と頼みました。
──「の子」さんの反応は?
大森:次の日にはデモが上がって来て。「ヤバい、すぐ返さなきゃ」と思って、3日くらいで歌詞を書いて。でも、この歌詞はすぐに書けました。
──資料によると、この曲の歌詞は「の子」さんを主人公に想定して書かれたそうですね?
大森:最初、たぶん私のことだと思うんですけど「非国民的アイドル」というデモが来たんです。なので、私はの子くんのことを想定して書いたらいいのかなと思って。
──歌詞の中で特に「の子」さんを象徴しているところはどこですかね?
大森:なんか、家でずっとゲームやっているイメージで書いたんですけどね。ボーっと、家を出ずに配信やってたり。私の中では、まだ「かまってちゃん」をやっていないときの設定のの子くんです。
──実際の「の子」さんって、どんな方ですか?
大森:そのまんまですよ。素直だし、ビクビクもしてて。繊細で、強くて。嘘がない感じ。
──「の子」さんに歌詞を見せたときの反応はいかがでしたか?
大森:「いいね、いいね」って。の子くんて、めちゃ、絵文字が多くて。すごく可愛くて。で、即レスなんですよ。羊さんとか、星とかいっぱいあって、めちゃ癒されました。「サイコー☆☆☆」みたいな。超女子力高いLineが繰り広げられました。
──できた曲に対して歌詞を付けて、その後のブラッシュアップではどんなやり取りを?
大森:ほぼなかったですね。ちょっと隙間が空いているから“そうやって”を付け加えたくらいです。
──「の子」さんはコーラスにも参加されていますよね? レコーディングはどのような感じで進めたのですか?
大森:の子くんは何もしないと思っていたみたいなんですけど、私がぜひとお願いして。どうしても自分の声だけだとふわっとしているので、低音がほしかったし。の子くんは「俺なんか、歌わない方がいいんじゃない」って言ってたんですけど、私はの子くんの声を入れたくて頼んだところもあったし。でも、の子くんは人のレコーディングに来ることがないから、すごい緊張するって言ってました。
──その他、何か印象的な出来事などはありましたか?
大森:間奏のところを2人でフリーで入れてみたり、この曲も大久保さんとやったんですけど、大久保さんとのやり取りも楽しくて。「いいよ、いいよ、何でもいいよ、やってみよう〜」みたいな。の子くんも「いいんですか?」って。そんな和やかノリが楽しかったです。
この記事の画像一覧
(全0枚) 大きなサイズで見る。
関連する記事
2017/10/16
2017/08/19
2017/06/23
2016/11/24
2016/10/31
2016/05/17
ニュース
2023/12/25
2023/12/20
2023/12/18
インタビュー
2023/03/23
2022/09/15
2022/05/26
2022/01/26
特集/レビュー
2023/04/03
レクチャー
2022/11/15
2022/11/01