“ワンダーロマンス三連福”の第2弾。なんと小室哲哉が作曲を担当!
大森靖子、「POSITIVE STRESS」インタビュー
大森靖子、「POSITIVE STRESS」インタビュー
2016/10/18
──なるほど。この曲が大森さんの若いときの心情だということがよくわかりました。さて、今回ファンクラブ限定盤のCD+DVDには、曲だけではなく「大森靖子弾き語りDEMO集楽曲総選挙」というのが入っているということですが、こちらはどんなものなのでしょうか?
大森:今回3曲くらいデモ曲が入っているんですが、それを何かの形で投票して最終的にレコーディングしていこうというものです。そもそもファンクラブの人たちだけで楽しめる何かを作りたかったというのと、あと、みんなで大森靖子を作っているという雰囲気も作りたくて。
──ところで、デモ作りというか、そもそも大森さんは何歳からギターを始めたのですか?
大森:愛媛から上京してきた19歳の時ですね。
──最初はどんな曲を弾いていたのですか?
大森:好きだった銀杏BOYSのカバーとかですかね。お家で練習して遊んでいました。本人達が解説している教則本で確認したりもして。
──コードから覚えたのですか?
大森:そうですね。でも、2歳からピアノをやっていたので、何となく音感はあったというか。だから「C」とかじゃなくて、「ド、ミ、ソ、ド」っていう響きを確認する感じで、コードの名前も後で知ることが多くて。
──昔からピアノをやられているのなら、ピアノで曲を作ろうとは思わなかったのですか?
大森:何曲かは作っているんですけど、ピアノの前に座るのが面倒くさいというか(笑)。携帯で作る方がラクなので。
──読者の中には、大森さんの曲を弾きたいと思っている方も多いと思いますが、大森さんの曲を弾くコツがあれば教えて頂けますか?
大森:カッコいい自分をイメージして、自撮りして。カッコいいフォームを研究するといいと思います。自分もそうやりましたし。あと、自分は上手いって思い込むことも大事だと思います。それと私は弾き語りなので、別にギターの腕前というよりは、歌に対するギターというのが大切で。だから、単純に歌を弱くするときにギターも弱くするとか。自分と一緒の動きをすると上手くなるのかなと思います。
──ご自身の中で「この曲は簡単だから初心者向きだよ」って曲をあげるとすると?
大森:え、全部簡単ですよ、私の曲(笑)。特に初期の頃の曲とか、今回の「朝+」も。ぜひ皆さんに弾いてもらいたいですね。
──なるほど。
大森:あと昨日、達郎さんのアコースティックライブに行ってあらためて感じたんですけど、ギターの種類も重要だなと。達郎さんの声は甘くて、どっしりしていると思うんですけど、ギターはその真逆の音がするギルドを使っていて。私のギルドに対する印象って、ギザギザしている暴れ馬というか、私みたいな性格なんです。で、私はハミングバードを使っているんですけど、ある意味で達郎さんの声のような音がするんですね。なので、相棒として持つギターは“自分とは違うキャラの方がいいのでは?”って思いました。アイドルとかも、みんな同じ可愛いだけじゃないですよね。全然違う個性がある方が楽しいと思うし。
──わかりました。良いアドバイスありがとうございます。では、最後にあらためて今回のCDの聴き所と、ただいま全国ツアーの真っ最中だと思いますが、ファンに向けてメッセージをお願いします。
大森:今回のCDは全体的に誰でも元気になれるというか、聴いたらちょっと強くなれる応援歌になっています。ライブもそういうものにできると思うので、ぜひ遊びに来てもらえたらと思います!
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