それぞれのソロ曲とコラボ曲を両A面シングルとしてリリース!
近藤晃央×ダイスケ対談インタビュー(「涙腺 / クリスマスチキン feat. ダイスケ」&「スノウドーム /クリスマスチキン feat. 近藤晃央」 )
近藤晃央×ダイスケ対談インタビュー(「涙腺 / クリスマスチキン feat. ダイスケ」&「スノウドーム /クリスマスチキン feat. 近藤晃央」 )
2016/11/14
──お2人とも録音ソフトは同じものを使われていたのですか?
近藤:ダイスケはCUBASEで僕はLogicですね。だから毎回書き出しをしてオーディオデータでやり取りしていました。
──ダイスケさんがパソコンが壊れたというのはデータも全て失ってしまったのでしょうか?
ダイスケ:そう、全部飛んじゃったんですよ…。僕の4年分くらいのデモも全て。
近藤:だから今回の途中でダイスケはパソコンが一新したよね。そっからレスポンスが速くなって(笑)。
ダイスケ:その節はご迷惑をご迷惑をお掛けしました(笑)。
──ではまず曲を作ってから歌詞を書いていったのでしょうか?
近藤:そうですね。まず会議室で作りはじめた時に “Aメロはフリースタイルでいこう” という話をして、コード進行だけ決めて。
ダイスケ:そこからお互い自由に、固定したメロディを作らずに作ったんです。
──この曲でこだわったところを教えてください。
近藤:これは僕らの共通認識だと思っているんですが、クリスマスというものがあまりハッピーな行事に感じられないというか(笑)。
ダイスケ:ああ、どちらかというと切ないものに感じるよね。
近藤:そう、恋人や家族と過ごすハッピーなクリスマスよりも山下達郎さんの「クリスマス・イブ」や浜田雅功さんと槇原敬之さんの「チキンライス」みたいな。切なかったり満たされなかったり。そういう感じの曲にしたかったんです。
ダイスケ:僕ら自体もクリスマスに恵まれてこなかったというのもあるよね。そんなにハッピーなクリスマスをこれまで過ごしてきていない。
近藤:でも僕は十代の頃はあったかな?
ダイスケ:ええ~! 俺だけ!? (笑) でも、2年前、クリスマスがお互い切なすぎてクリスマスイブを一緒に過ごしたんですよ。男2人で鍋つついて。
近藤:それからカラオケ行ってね。お互いの曲を掛け合いで歌うっていう(笑)。
ダイスケ:クリスマスイブですよ!? 色めき立つ街の中を男2人で。そういう切なさがこの曲に出ているんじゃないかな(笑)。
──歌詞については何かモチーフになった出来事はあるのでしょうか?
近藤:特にそういった意識はないんですが、クリスマスの曲だからこそクリスマスが終わった後の出来事も描きたいという気持ちはありました。
──それは具体的にどの辺りの歌詞でしょうか?
近藤:やっぱりサビの部分ですね。
ダイスケ: “クリスマスだけが特別な日じゃないんだぞ” って自分に言い聞かせながらね。でも、クリスマス自体は嫌いじゃないでしょ?
近藤:街のキラキラしてる雰囲気はすごく良いよね。でも、クリスマス当日というよりは “クリスマスに向かっていく街並” が好きかな?
──では、コラボ曲「操り人形劇」と「類人猿」についてもお聞きしたいと思います。こちらはどのように制作されたのでしょうか?
ダイスケ:この2曲もサビのメロディーだけを2人で集まって作って、それを持ち帰った後は別々に作っていきました。これも本当に面白くて。近ちゃんが9割作った「操り人形劇」なんかは絶対僕が作らないであろうメロディーと歌詞だったので、歌ってて新鮮でしたね。
近藤:この曲に関してはお互いにやりそうにないことをやらせるというコンセプトもあったんですよ。
──「操り人形劇」はどのようなイメージがあったのですか?
近藤:僕とダイスケはそれこそ陰と陽くらい極端にキャラクターや音楽が違うと思うんです。でも、1対1で接していると “こいつ、そこまでキラキラしてるやつでもないな” って思うこともあって(笑)。
ダイスケ:ハハハ!(笑) でも近ちゃんは自分が陰だって言うけど、 “全然そんなことないな” って感じる時が俺もあるよ。
近藤:そうかな? まあ、そういう世間のイメージと違う部分を盛り込みたいなと思って。アーティストとしてのダイスケのことは彼のファンが僕よりも分かっていると思うけど、僕が知っている個人としてのダイスケは以外とみんな知らないとか、そういった所をピックアップしたつもりです。
ダイスケ:なるほどね。
近藤: “じゃあダイちゃん、その汚れてない口でこんな汚い言葉を歌ってみ?” ってね(笑)。
ダイスケ:「操り人形劇」は “Dead” って言葉を掛け合う所もあって。確かに僕、そんな強烈な歌詞を歌ったことなかった(笑)。
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