それぞれのソロ曲とコラボ曲を両A面シングルとしてリリース!
近藤晃央×ダイスケ対談インタビュー(「涙腺 / クリスマスチキン feat. ダイスケ」&「スノウドーム /クリスマスチキン feat. 近藤晃央」 )
近藤晃央×ダイスケ対談インタビュー(「涙腺 / クリスマスチキン feat. ダイスケ」&「スノウドーム /クリスマスチキン feat. 近藤晃央」 )
2016/11/14
──「類人猿」はどうですか?
ダイスケ:この曲もそういった “いつもと違う” 要素を盛り込みましたね。近ちゃんってクールなイメージがあったので、そこを壊して弾け飛んで欲しいと思ったんです。2人でライブで叫びながら歌う姿を想像しながら作りました。
近藤:だから「操り人形劇」と「類人猿」はそれぞれキャラクターが綺麗に入れ替わってる感じがあるよね。
ダイスケ:最初、「類人猿」っていう曲が近ちゃんに合うのかか不安だったんですけど、歌ってみたら凄くハマって。
近藤:ホント? 僕最後までハマってる感じしなかったよ?(笑)
ダイスケ:そんなことないよ!(笑) 頭サビの所に “WAO!!” って叫ぶ所があるんですけど、そのシャウトがメチャクチャ上手くて。あの時はホントビックリしました。
近藤: “俺は今、奥田民生さんなんだ!” ぐらいの気合いでやりました(笑)。
──この2曲のレコーディングはいつ頃行なわれたのでしょうか?
近藤:今回は収録曲全てを9月末にまとめてレコーディングしたんですよ。
──そうだったんですね。現場はどんな雰囲気でしたか?
近藤:「クリスマスチキン」や「操り人形劇」を先に録ったんですが、せっかくなのでダイスケがボーカルを録音する時は僕もディレクションにも参加して、逆に僕が歌うときはダイスケにも意見を聞いて。だからボーカルテイクのセレクトは結構2人でやったんですよ。
ダイスケ:近ちゃんはメチャメチャ厳しかったですけどね!
近藤:ハハハハ(笑)。
ダイスケ:ホント怖くて、淡々と注意してくるんですよ。 “そこ、ピッチ外してるからね” って(笑)。ミュージシャンっていうよりはプロデューサーみたいだった。
近藤:ホント? あれでも優しくしてる方だったんだけどね(笑)。
ダイスケ:ハハハハ!(笑) 逆のときは “絶対俺も厳しくしてやろう!” と思って。
近藤:え、でもそんな風には感じなかったよ?
ダイスケ:うーん、結局そうかも(笑)。
──「クリスマスチキン」にはハモリが多く入っていますが、お2人が歌い方で意識したことはありますか?
近藤:ハモリって主旋律が濁るので、今の時代は減らす傾向にあると思うんですよ。
ダイスケ:そうだね。入っていてもボリュームを抑えていたりとか。
近藤:でも、今回せっかく2人でやるからには常に互いの声が聴こえている曲にしたかったので、歌い始めから終わりまでずっとハモってるようにしました。
ダイスケ:代わる代わる感じじゃなくて、ライブで常に2人がマイクに向かって歌う曲にしたかったんです。
近藤:録音は最初はそれぞれの感じを活かすためにマイクをそれぞれで選んでいたんですけど、最終的には同じマイクを使いました。今回、そのおかげで自分の声質の特徴がつかめた気がします。“俺って高い所の抜けが良いんだな”とか。
ダイスケ:確かに。2人で歌ったからこそどの帯域が出てて、どの帯域が抜けているのかとか再認識したと思う。
近藤:ダイスケの声も僕と同じようにどちらかというと低音よりも高音が目立つタイプだと思っていたんだけど、いざ2人で歌ってみるとけっこう低域が目立ってたよね。
ダイスケ:そうそう。僕も自分は高域が目立つと思ってた。あと、レコーディングの時は交代しながら歌ってたんですが、近ちゃんのマイクセッティングがまあ高くて! 先に近ちゃんがレコーディングして、僕がブースに入った時の絶望感は凄かった(笑)。 “近ちゃん、あんな所に顔があるんだ…” と思って。
近藤:1回だけ椅子の上に立って歌ったよね(笑)。
ダイスケ:悔しくてね。 “絶対にこの高さで歌ってやる!” って(笑)。
──では、それぞれのA面曲についてもお話を伺います。ダイスケさんの「スノウドーム」の聴きどころを教えてください。
ダイスケ:「スノウドーム」はまず “冬の切ないラブソングを作ろう” と思って制作した曲で。僕は思い出を大事に心の中にしまっておくタイプなんですが、昔付き合っていた女の子と行ったデートの風景とか、着ていた洋服とか、表情、仕草なんかもはっきり覚えているんですよ。そういう思い出って凄く綺麗なものとして僕の中に残っているんです。でも、その頃には戻れないし、触ることもできない。そういった様子が “まるでスノウドームみたいだな” という発想からどんどん広げていきました。
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