それぞれのソロ曲とコラボ曲を両A面シングルとしてリリース!
近藤晃央×ダイスケ対談インタビュー(「涙腺 / クリスマスチキン feat. ダイスケ」&「スノウドーム /クリスマスチキン feat. 近藤晃央」 )
近藤晃央×ダイスケ対談インタビュー(「涙腺 / クリスマスチキン feat. ダイスケ」&「スノウドーム /クリスマスチキン feat. 近藤晃央」 )
2016/11/14
──近藤さんの「涙腺」はいかがでしょうか?
近藤:この曲はピアノとギターとストリングスだけというリズムトラックのない音源になっていて、 “ライブで楽器を持たずにハンドマイクで歌うのにふさわしい楽曲を作りたい” という思いから作っていったんです。
──この曲ができたきっかけは何ですか?
近藤:たまたまその時期に友人が僕とは関係のない所で病んでいて、その人がとにかく耐えるタイプの人だったんですよ。何で悩んでいるのかを他人には話さず、 “大丈夫” って言ってただひたすら耐える感じで。
──辛そうですね。
近藤:そんな状態を見て、 “家族なり、恋人なり、友人なり、そういった関係性って、負担をかけないようにするのではなく、負担をかけても良い存在としてもあるんじゃないかな?” って思って。その思いから広げていって、 “涙”をこらえずに流す” と歌う曲になったんです。 “「笑わなきゃ、笑わなきゃ」って辛抱することに時間をかけるよりも、一回崩壊してしまって、そこから歩きはじめた方が笑うまでが早いんじゃないかな” っていうメッセージが、アコースティックなオケの編成の中ですごく輝いた曲になったと思ってます。
──今回のコラボを通して、お互いのアーティストとしての魅力をどんな風に感じましたか?
ダイスケ:やっぱり、近ちゃんはセルフプロデュース能力に凄く長けているなって改めて感じました。歌詞、メロディー、アレンジ、ミュージックビデオなど、何にでも責任をもって取り組んで、 “考え抜いてやっているな” と。普通の人だったら “そこまでしなくてもいいんじゃない?” という所までこだわる “こだわりの男” ですね。今回そういった現場を目の当たりにして、僕は身が引き締まる思いでした。
近藤:最近、それにちょっと疲れてきちゃってるんだけどね(笑)。
──近藤さんから見たダイスケさんはどうですか?
近藤:このコラボを通して気付いたというよりは前々から思っていたことなんですが、僕が知っているSDグループ時代の彼は、渋い音楽をやっているイメージだったから、デビュー当時に凄くポップな曲を歌っているギャップに驚いたんです。でも今は、そのポップな要素もありつつ、元々持っていた渋い要素も良いバランスで混ざっている印象で、アーティストとしての進化を強く感じています。
ダイスケ:ありがとね(笑)。
近藤:いえいえ(笑)。ギターも凄く上手いですし、ギターに合う声をしているんですよね。ギターって低音にしても高音にしても音像が尖りがちで、ダイスケはそういった所を綺麗に補える声だなと思うんです。彼はキャラクターも相まって太陽のような道を歩んでいますが、今、どんどん深みが増していて。これからどんどん皮が剥けていくんだろうなとワクワクしていますね。
──では最後に、12には月東京・大阪にて2マンライブの開催も予定されていますが意気込みを教えてください。
ダイスケ:僕、ミックスイベントや合同ライブでは一緒にやる人達に対してどうしてもライバルだとか、 “もっと良いパフォーマンスをしよう” と構えてしまうんですよ。でも、今回の近ちゃんとの2マンはホントに不思議なもので、 “2人で良いライブにしたいな” と真っ直ぐに思えているんです。だから僕自身凄く楽しみだし、お客さんにもぜひ楽しみにしてもらいたいなと思っています!
近藤:僕はけっこう気楽にやれるライブにしたいですね。あまり演出とかを決め込まずにその場その場で生まれるものを大事にしたいです。僕のファンもダイスケのファンもそれぞれお互いにこれまで見たことのない一面が見れるかもしれない。今回バンドも同じメンバーでやってもらうので、普通の2マンとはまた違ったライブになっていくかなとは思います。
ダイスケ:クリスマスということもあるし、パーティっぽくする?
近藤:えっ、パーティ(笑)?
ダイスケ:大阪公演はクリスマス当日だよ? サンタとトナカイのコスプレをするとか(笑)。
近藤:いや、それなら2人ともトナカイが良いと思う(笑)。まあ、できるだけ良い雰囲気のライブしたいと思っているので楽しみにしていて下さい!
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