これまでのシングル曲やインディーズ時代の代表曲も収録した大ボリュームの1stアルバム
コアラモード.『COALAMODE.』インタビュー
コアラモード.『COALAMODE.』インタビュー
2017/02/03
ボーカルの“あんにゅ”とサウンドクリエイター小幡康裕からなる横浜出身の音楽ユニット、コアラモード.。彼らがメジャー1stアルバム『COALAMODE.』を2月8日にリリースする。こちらはデビュー曲「七色シンフォニー」から4thシングル「雨のち晴れのちスマイリー」までの各シングルのほか、インディーズ時代の代表曲も収録した大ボリュームな作品となっている。ここでは、アルバムや各シングルの制作を振り返りながら、彼らが今感じている “アーティストとしての成長” について聞いてみた。
取材:村尾悦郎(編集部)
──メジャーデビューから2年、ついにフルアルバムのリリースとなりますね。
あんにゅ:アーティストの方は皆そうだと思うのですが、音楽を初めた頃から “アルバムを出したい!” とずっと思ってきたので、それが叶ったのが心から嬉しいですね。そして、この作品を早く皆さんにお届けしたいという気持ちでいっぱいです。
小幡:デビューから2年間でシングルは4枚出してきましたけど、それらも全て収録した集大成的なアルバムを作ることができた達成感を感じます。それと同時に少しホッとしたような気持ちが入り混じっていますね。
──アルバムの全体のコンセプトとしてはどんな思いがありましたか?
小幡:僕らを初めて知る方に、 “僕たちはこんな音楽をやっています” という名刺代わりになるものにしたいと思って作りました。だから「メモリーズ」や「未来」といったインディーズ時代の代表曲も入れて、これまでの僕たちが一通りわかる作品になっています。
──収録曲や曲順はどんな風に決められたのでしょうか?
小幡:まず二人で “この曲を入れたい!” というリストを作って、その中でアルバム全体のバランスを考えながら決めていった感じですね。その中で「ダンデライオン 」や「海」、「充電器」など、元々ストックしていた曲から選んだものもあれば、 “この2曲の間をつなぐような曲が欲しいね” ということで新たに制作した曲もあります。
──新たに作った曲はどれでしょうか?
あんにゅ:「みんなのバス」や「損得感情」です。
──「みんなのバス」は早口でつぶやくような歌が入っていたり、実験的で面白い曲ですね。
あんにゅ:ありがとうございます。この曲はホントに遊ばせてもらいました。
小幡:これまでと少し違った作り方をしようと思って、バックトラックだけをはじめに制作して、そこから広げていった曲なんです。アルバムの中でも異色の曲に仕上がっていますね。
──コーラスの声は小幡さんですか?
あんにゅ:そうです。これも結構な挑戦で、最近小幡さんはライブでも歌うことがあるのでボーカルの役をとられちゃうかもしれない(笑)。
小幡:いやいや、あまり大げさに言わないでください(笑)。
あんにゅ:そんな挑戦もありつつ、 “何もしてねぇ マジやばくね?” という小幡さんが喋りそうにないセリフを言ってもらったりもしていて。そこも聴きどころですね。小幡さんのボーカル録音は私がディレクションしたんですよ。
──ディレクションされていかがでしたか?
あんにゅ:楽しい現場でしたね~。
小幡:普段やられてることをやり返してね(笑)。
あんにゅ:私が小幡さんに “ダメです、そこ力抜いてください” ってね(笑)。
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