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CLØWD、新宿ZircoTokyoでの結成2周年記念ライブ2日目をレポート

CLØWD、新宿ZircoTokyoでの結成2周年記念ライブ2日目をレポート

2017/02/09


2015年1月8日の始動以降、良質な楽曲と華やかなライブを提示し続けて、着実にファンを増やしているCLØWD。

いち早くシーンの中で頭角を現すべく話題作りに腐心したり、背伸びをしたりするバンドも多い中、地に足を着けて一歩一歩前進していることはCLØWDの特色であると同時に、大きな魅力といえる。彼らの2周年を祝してZirco Tokyoで2日間にわたって行なわれた今回の公演も、満員のライブハウスでしか味わうことのできない熱気に満ちたライブとなった。
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2日目のライブは、暗転した場内に「Child’s Dream」のイントロが鳴り響き、ステージ前面に降ろされたスクリーンが左右に開くとバックライトに照らされたメンバーのシルエットが浮かび上がるというドラマチックな演出で始まった。

鮮やかなライティングに彩られたステージに力強く立って、煌びやかなサウンドを紡いでいくメンバー達と、笑顔を浮かべてステージに見入るオーディエンス。ライブが始まると同時に炸裂するパターンとは異なり、世界観を構築して惹き込む幕開けが決まって、Zirco Tokyoの場内は瞬く間にCLØWDの世界へと染まった。

その後は、ファットなドライブ感と流麗なメロディーを活かした「それでも、愛している」や、パワフル&ソリッドな「BXXXes」などを続けてプレイ。ライブが進むに連れて激しさを増していく流れは心地好さに溢れていて、気持ちを引き上げられずにいられない。場内を埋めたオーディエンスのボルテージも高まり、Zirco Tokyoのフロアはライブ前半からヘッドバンギングの嵐と化した。

「ツアー・ファイナル、Zirco Tokyoへようこそ。昨日以上の……いや、明日が見える1日にしようぜ!」というKØUのMCを挟んだ後は、R&Bテイストを活かしたキャッチー・チューンの「Tomorrowland」や、アッパーな「ワットインテンション」、ヘヴィなミディアム・テンポから高速で疾走する後半へと移行する「エイジレス」などが演奏された。

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