2017年3月29日 EX THEATER ROPPONGI
ユナイト、6周年ワンマンライブ「U&U’s –PICTURES-」をレポート
ユナイト、6周年ワンマンライブ「U&U’s –PICTURES-」をレポート
2017/04/05
“改めましてこんばんは、ユナイトです。今日3月29日はユナイト6才の誕生日です! 周年とか、記念日とか、大事なライブって聞くとめちゃめちゃかたくなっちゃいそうだけど、みんな緊張してない? たぶん、俺が1番緊張してると思うんだ(笑)。でも、6周年というのはめでたいですから。めでたい日なのでらく〜に楽しんでいきたいと思うので、一緒に最後まで駆け抜けてもらえたらと思います。それじゃあ、6周年一緒にお祝いしましょう。盛り上がっていけますかー!(結)”と言って披露されたのは、最新シングルより「瞼に残光、」。莎奈(Dr)が作ったこの曲は、宮沢賢治の名作『よだかの星』からインスピレーションを受けて歌詞を書いたというだけあって、スピード感がありながらもどこか文学的な匂いを残す。
かと思えば、ライブでは定番曲となっている「色即是空-イロスナワチコレソラナリ-」では、曲が始まるや否や、常にクールなハク(Ba)がフロント前方へと迫り出してきてU’sを煽るという場面も。こうして1曲ごとに絵を変え、様々な表情を見せていくのが、ユナイトの良いところだ。
この後には、「cinema verite」「約束」「クオリア」とミドルな楽曲を並べていく。椎名未緒(G)の奏でる音はどれも歌うようであり、雰囲気作りに一役買っていた。
LiN(ギター)
曲を演奏し終えると、今年の夏からスタートするワンマンツアー【君はまだユナイトを知らない】が開催されることを発表した。ツアーファイナルが沖縄ということもあって、この後には、琉球音階を用いた「くくる」を演奏するという面白い一幕も。
同じく、デジタルシングルより、「PiNKY_she_SWeAR」と「無限ピクセル」を演奏して場内を沸かせる。
そして、ここからは怒涛の展開が待っていた。「くじらのゆめ」を始め、ワンコーラスではあるが、6曲立て続けに煽り曲で攻めていった。メンバーはもちろん、思い思いに曲を楽しんでいくU’s。本日は座席指定の公演ではあるが、席のある/なしに関わらず、ユナイトの曲はどの場所にいても楽しむことができるんだと証明してくれた場面でもあったのだった。
ハク(ベース)
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