Mr. ChildrenやAlexandrosなど自身の手掛ける作品で試聴比較
【イベントレポート】凄腕エンジニア 森安裕之さん、「OTOTEN(音展)2017」会場内のラックスマン試聴室でハイレゾの魅力をレクチャー!
【イベントレポート】凄腕エンジニア 森安裕之さん、「OTOTEN(音展)2017」会場内のラックスマン試聴室でハイレゾの魅力をレクチャー!
2017/05/15
週末に東京・有楽町の国際フォーラムで開催されたオーディオ協会主催のオーディオイベント「OTOTEN(音展)2017」。会場内のラックスマン試聴室において、新進気鋭のエンジニア・森安裕之さんが登場し、「ハイレゾ音源の楽しみ方」に関するセミナーが開かれた。
セミナーでは、森安さんが制作に関わったMr. Children や Alexandrosといった著名アーティストのサウンドを、16ビット/44.1kHzのCDクオリティと24ビット/96kHzのハイレゾ音源を実際に聴きくらべながら、その違いをエンジニアの視点で解説。森安さんいわく、「ハイレゾ音源は、僕らが楽曲を制作している時に体感している感覚により近いと思います。よりライブを見ている感覚に近く、プレイヤーの立ち位置など、目を閉じてもわかるというか、視覚的になります」との言葉が印象的だった。
また、マスタリングについても言及し、Mr. Childrenのマスタリング前の音源とマスタリング後の音源も特別に披露された。あまりにもマスタリングによって楽曲が変化することから、会場のお客さんから「本当に同じ楽曲なのですか?」という質問まで飛び出した。まるで楽曲が魔法にかかったように、さらに聴きやすくなるんですと森安さんもマスタリングの重要性について回答。
イベント終了後にも、多くの方が森安さんに詰め寄り、熱心に質問していたのが印象的だった。
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