2017年8月5日〜6日・東京ビッグサイト
世界最大のDIY展示発表会「Maker Faire Tokyo 2017」へ行ってきた
世界最大のDIY展示発表会「Maker Faire Tokyo 2017」へ行ってきた
2017/08/07
「Maker Faire Tokyo 2017」が2017年8月5日、6日の2日間に渡って、東京ビックサイト(東7・8ホール)にて開催された。
「Maker Faire Tokyo」は、ユニークな発想と新たなテクノロジーで、“あっと驚くようなもの” “これまでになかった便利なもの” “ユニークなもの” などを作り出す「Maker」が集うイベント。
各ブースでは、作品の展示とデモンストレーションを行ない、実際に作品に触れ “ものづくり” を体験できるなど、子供から大人まで楽しめる展示会となっていた。ここではイベントの模様の一部を紹介しよう。
「R2ビルダーズ・クラブ」
R2ビルダーズ・クラブは、1999年にオーストラリアで設立された「スターウォーズ」ファンによる国際的グループで、木、プラスチック、アルミ、グラスファイバーを材料にしたドロイドを展示。そのクオリティの高さには、子供だけでなく大人達からも注目を集めていた。
「littleBits (リトルビッツ)/株式会社コルグ」ブース
- ▶littleBits
「littleBits」は、マグネット式の各モジュールをつなげるだけで、誰でも簡単に電子工作を楽しく学べるキット。ハンダ付けや配線、専門的なプログラミング知識は不要で、自分だけのモジュラーシンセを組み立てることができるのが特徴。さらに、子供でも安全に遊べるのもポイントだ。
ブースでは、夏休みを利用して訪れていた小学生を中心に、熱心にキットで様々な組み合わせを試す姿が印象的であった。また、当日は製品の販売も行なわれ、実際に購入する来場者も見受けられた。
ブースではlittleBitsを自由に組み立てることができた他、スタッフが分かりやすくレクチャーをしてくれた
コルグ製品と接続したキットも展示されていた
- ▶コルグ
反対側のコルグブースではノリタケ伊勢電子の共同開発による話題の新真空管「Nutube」を使用した製品、作品がラインナップ。中でも注目を集めていたのが「Nutube」を搭載したオーバードライブ。発売など詳細は未定ということで、今回は有名なギターと同じ塗装を施した3種類の筐体を展示。どのカラーリングが好みか、シールを使ってアンケートを募っていた。
また、他にもヘッドホン・アンプ・キットや「Nutube」本体の販売の他、超小型アンプVOX「MV50」の試奏コーナーも設けられており、こちらは音楽好きの大人が行列を作っていた。
筐体には「OVER DRIVE」の文字が。今後の続報に期待したい
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