3ヶ月連続リリースのラストを飾る第3弾。初のXmasソング!
DOBERMAN INFINITY「あの日のキミと今の僕に」インタビュー
DOBERMAN INFINITY「あの日のキミと今の僕に」インタビュー
2017/11/15
──DOBERMAN INFINITYにとって新境地とも言える楽曲ですが、実際のレコーディングで意識したこと、この曲だからこその挑戦があったならば教えてください。
P-CHO:今まで通り自分たちのラップのスタイルだけでアプローチするよりも、少しメロディアスなアプローチが合うんじゃないかというところは認識しました。その結果、ストーリーが入ってきやすいラップになったと思います。5人それぞれのキャラを出すというよりは、僕たちが作ったストーリーや歌詞をどれだけリスナーのみなさんに届けられるかが今回は大事だった気がします。自分たちがストーリーテラーとなって、しっかり物語を伝えるっていうところを意識してレコーディングしました。
KAZUKI:実は当初ボーカルのパートで納得いくテイクがなかなか出なかったんですが、少し時間をもらって頭の中で主人公の気持ちや自分の恋愛観を照らし合わせてみて、その感情をすべて吐き出すように歌ってみたんです。そうしたら、もうぜんぜん違ったんですよね。感情が高ぶりすぎて、ブリッジの終盤とか本当にウルッと来ました。こんなにドラマ仕立ての曲を歌うのは初めてだったので、主人公の男性の気持ちと今の自分が持つ恋愛に対する価値観を照らし合わせながら歌いました。
──続いてカップリング曲「Your Santa Claus」は、どのようなイメージをもって制作に入ったのでしょうか?
SWAY:表題曲の「あの日のキミと今の僕に」と比べたら、同じくXmasソングではあっても真逆なパーティ・ソングだと思います。タイトルの通りDOBERMAN INFINITYがみなさんのサンタクロースになりますよっていう。個人的に気に入っているのが、サンタ自身も楽しんじゃっているサビの〈2人隠れてTalking〉っていう歌詞ですね。ちょっと下心のあるサンタだなって(笑)
KAZUKI:〈2人隠れてTalking〉、ここはヤバイですね(笑)
SWAY:サンタさんも恋がしたいですからね。
KAZUKI:ちょっと気になった子と〈2人隠れてTalking〉って場面は、あるあるだと思うんですよね。
──他にポイントとなるフレーズを挙げるとしたら?
SWAY:やっぱり〈ワインにチーズ〉って歌詞ですね。凄く相性いいですから(笑)
KUBO-C:そこ?(笑) 僕はやっぱり〈マライヤの名曲もついでにPLAY〉ですかね。
P-CHO:マライヤ本人は聴かないだろう前提でこの歌詞にしました(笑)
──随所にユニークなワードが飛び出してくる曲ですよね?
P-CHO:そうですね。けっきょく用意していたXmasケーキが忘れられているっていうオチがあったり。DOBERMAN INFINITYらしいXmasパーティの世界観も感じてもらえる曲だと思います。
KUBO-C:この曲には、素のDOBERMAN INFINITYらしさが出てるかもしれないですね。
──鈴の音から始まるトラックには、どんな印象を抱きましたか?
SWAY:サウンドも「DO PARTY」みたいなパーティ•ソングではなくて、NEW JACK SWINGのような懐かしさもあったり。そんなアプローチの中で、DOBERMAN INFINITYというフィルターを通して作っていきました。
KAZUKI:このトラックは「GA GA SUMMER/D.Island feat. m-flo」以来のSUNNY BOYさんと制作したんですけど、SUNNY BOYさんということもあって冬のNEW JACK SWINGに挑戦しようって話から制作が始まりました。
──この楽曲だからこそ、レコーディングで意識したことは何ですか?
SWAY:ラップにメロディを加えたのはこの曲も一緒で、ラップの上にハモリがあったり、そういう飾りつけの仕方もチャレンジでした。
P-CHO:KAZUKIのボーカルとラップとの混ざり合いがいい感じなんですよ。そこはSUNNY BOYくんのアイディアでもあります。自分たちが作ったラップに対して、KAZUKIがさらにXmasっぽさを歌声で味つけしてくれたっていうアプローチは、面白い表現の仕方だったのかなと思います。
──楽曲が仕上がった今、リスナーにどんな風に届いて欲しいと考えていますか?
SWAY:やっぱりマライヤの曲を聴く前に聴いて欲しいですね(笑)
KUBO-C:そこかよ!(笑)
P-CHO:表題曲の「あの日のキミと今の僕に」とはまた違う雰囲気で作詞できた曲だと思います。DOBERMAN INFINITYらしく「そのラインおもしろいやん!」とか言いながら、5人でワイワイ作った曲になってます。
KUBO-C:表題曲がラヴ・ストーリーの映画だとしたら、こっちはコメディ映画のような立ち位置だという気がします。
KAZUKI:確かに! さすが例え師のKUBO-Cさん!(笑)
KUBO-C:お褒めいただきありがとうございます。
SWAY:どう聴いて欲しいかということについては、メロディも含めてリスナーのみなさんも何気に口ずさみたくなるラップだと思うんです。
KUBO-C:本当に変に気負いすることなく聴ける曲だと思います。
SWAY:僕ら自身の制作での向き合い方も、変に気負わずラフにリリックを書いてましたから。
P-CHO:誰が一番おもろいXmasネタを出せるかなども話しながら作ってました(笑)
GS:得意なところなので、ネタがポンポンポンポン出て来てましたね(笑)
SWAY:そうやっていい意味でリラックスして制作した感じも楽しんでいただきたいです。
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