メジャーデビューアルバム
BULL ZEICHEN 88『アルバム2』インタビュー
BULL ZEICHEN 88『アルバム2』インタビュー
2018/04/04
──次にIKUOさん、ベースは何を使われました?
IKUO:ESPのAMAZEプロトタイプを使いました。自分のシグネイチャーモデルで、JBタイプの34インチ・5弦ベースです。1年ぐらい前に作ってもらったんですけど、それまでは赤迷彩のモデルでしたね。今回のレコーディングでは使っていませんが、他にもFender Eliteのアクティブ・ジャズベースも持ってます。
──音作りに関しては?
IKUO:基本的にライブと同じ感じなんですけど、まずISP TECHNOLOGIESのデシネーターをかまして、Miura Guitarsのコンプレッサー「M2 Compressor」を通します。その後にBOSSのベースドライバー「PV-1X」、MXR「M80 BASS D.I.+」、この2つはSoul Power Instrumentsというところで僕用にモディファイされています。その後にRUPERT NEVE DESIGNS のDIを通して1系統。
──その他には?
IKUO:もう1系統はベースからのドライ音です。Low Bって歪ませると埋もれてしまうので、クリーントーンのドライ音を重ねることで輪郭が出るので。プラス1系統目のRUPERT NEVE DESIGNSをコピペして、AmpliTubeにあるMarshallのプラグインをかけてるんです。これによりさらに歪ませて、7:3の割合でちょっと混ぜる。この全3系統です。宅録なんでこんな感じです。現場行く時にはMarkbassのアンプを持っていきます。
──ケーブルは?
IKUO:sebastian同様にEx-Proを使いますが、KAMINARIというブランドのものも使いました。パッチケーブルはFREE THE TONEです。
──続いて淳士さんのドラムセットについて教えてください。
淳士:普段のライブで使っているPearl製のセットなんですけど、シリーズ名が出てこなくて。僕、あまり自分の機材のことを分かっていないんです(笑)。Pearlの良いやつです。いい意味でこだわりがないんですよ。
──スネアもPearl製ですか?
淳士:あ、そうです! 今度出る僕のシグネイチャーモデル「淳士 Signature Snare Drums」(2018年5月発売予定)で、アクリル製のオレンジカラーのスネアです。ドラマーの皆さん、ぜひチェックしてみてください!
──栄二郎さんはマイクはどのモデルを?
栄二郎:ゼンハイザーの935 Blueというモデルです。ここ2、3作品はこのマイク使っています。こだわりがあるわけではなく、いつも歌録りをしてるSHINGOMANの家にあって。僕の声ってキンキンしてるんで、いい感じにミッドロウが出てくれるんです。だから「ここがいい!」というこだわりはそんなにないです。
──ちなみに喉のケアはされているのでしょうか?
栄二郎:湿度だけ気をつけています。それだけかな。
──最後に4月から始まるツアーへの意気込み、そして改めて今作の聴きどころをお願いします。
淳士:タイトルに「僕たちがブルゼッケンハチハチです」とあるんですけど、僕らのバンド名って知らなかったら読めないと思うので、多くの人達に向けてあえてカタカナにしました。なのでBULL ZEICHEN 88初の全国ツアーには僕らを知らないという人に来てもらえたらなと。ハッピーラウドをブチまけにいきたいです! それと、メジャー1発目のアルバムなので、ぜひ多くの人に聴いてもらいたいです。
sebastian:『アルバム2』は、高揚感と厚みがあるバラエティに富んだ作品になっています。それぞれが独立して楽しい10曲なので、頭からケツまで聴いても飽きないアルバムなので、爆音で楽しんでもらえたらなと。そして会場に足を運んでもらって、生で爆音を体感して欲しいです。
IKUO:今作はメジャーデビューにしてベスト、という異例の形でのリリースになっています。その中に時間軸で新たな世界観を表現した新曲4曲が入ることで、BULL ZEICHEN 88の今までの歴史が見ることができます。何せ表題曲を集めているので1曲1曲が濃いというか、それぞれ “これぞBULL ZEICHEN 88だ” というつもりで作ってきた作品達なんです。このアルバム1枚で僕達がどんなバンドかというのを表しているので、色々な印象があると思いますが聴かず嫌いをしないで、ぜひアルバムを手にとってもらえたらと。なおかつ、新曲4曲をはじめ、ライブ向きの曲ばかりです。会場に来て初めてこの作品が完結すると思っているので、ぜひハッピーラウドを体感しに来て欲しいです。あとはインストアイベントなど盛りだくさんになっているので、BULL ZEICHEN 88旋風を起こせるよう、ひとつよろしくお願いします!
栄二郎:ハッピーラウドを掲げて、全国津々浦々8公演、俺ら流のラウドミュージックを届けます。みんながピースでハッピーな気持ちになって、笑顔で帰ってもらえるのが僕らの一番嬉しいことなので、まず新曲は『アルバム2』を聴いてもらって。昔の曲はMVとかも全曲あるので、知らない人はそれで雰囲気を感じて、予習して各会場に遊びに来てください。絶対に楽しませます!
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