6月20日にはニューアルバムをリリース!
ユナイト、結成7周年を記念したZeppDivercityでのワンマン公演をレポート
ユナイト、結成7周年を記念したZeppDivercityでのワンマン公演をレポート
2018/04/03
2011年の始動以来、“終わらないバンド” という命題を掲げて活動してきたユナイトが、3月29日(木)東京・Zepp DiverCity(TOKYO)にて結成7周年記念ライブを行なった。
この日はまず、前説からスタート。
場内が温まったところで本編へ移行するや否や、客席からはものすごい歓声が沸き起こった。それもそのはず、ステージ上に現われたメンバーは、新曲「-ハロミュジック-」のアーティスト写真と同じポーズでそこに立っていたのだから。カラフルでありながらスタイリッシュな衣装と相まって、結成7周年の貫禄を感じさせる。
そのまま各々が定位置へと動いた後、本日1曲目となる「-ハロミュジック-」を演奏していく。いきなりの新曲始まりということにも驚かされたが、楽器隊の演奏力の向上には目を見張るものがあった。
ジャズベースを基本に置いた上でのダンサブルなリズムにU’s(ユナイトのファンの呼称)は自然と体を揺らしていく。さらには、ダンサーを加えるという演出も曲の世界観をより豊かなものにしていた。
結(ボーカル)
「HELLO! Zepp DiverCity。一緒に8年目の一歩を繰り出そう。会いたかったよ、準備出来てるよね!」
結(Vo)の第一声に場内の熱気が高まるのがわかる。
そんな中で披露された「universe」はどこまでも力強い演奏が印象的だった。フロント陣が一斉に前に出て華やかな様子を見せた「イオ」では「後ろまでちゃんと見えているからね!」と優しさを覗かせる一面も。「今日3月29日はユナイト7才の誕生日です。7年間僕らが活動出来たのは、たくさんの人たちの支えがあったからだと思っています。皆さん、いつも本当に僕らを支えてくれてありがとうございます!」
そうして感謝の気持ちを述べた後には、今日のライブタイトルについて話を進めていく。
「今日のタイトル、HELLOっていうのね。随所でHELLOって言っていこうと思うから、僕がHELLOって言ったら、みんなもHELLOってしっかり返して下さい、いいですか! Zepp、HELLO!」それに対して大きな声でHELLOと返していくU’s。
「いい感じだね。それじゃあ、両手をあげて。あげたまま手拍子下さい!」そこから「BadRequest」や「Love_Duck_Core_Nothing」を演奏していくと、U’sも先程より笑顔を全開にして楽しそうな表情を何度も浮かべていったのだった。
椎名未緒(ギター)
「Love_Duck_Core_Nothing」の演奏が終わり、一呼吸付いたところでスポットライトが結に当たる。
ゆったりと始まった「マーブル」は、しっかりとした意志の下で展開されていっただけに、以前と比べても格段に聴き応えがアップした。
この後には、僕らの音楽に浸ってもらいたいという趣向から、座席に座って曲を楽しむというスタイルへと移行。
「THEATER -LA-」では、ステージの高い位置に組まれた踊り場で男女のダンサーが曲の雰囲気にあわせて踊ることによって、曲が描き出す風景を耳だけでなく、目でも楽しむことができた。もちろん、主役はユナイトの5人であることに間違いないのだが、椎名未緒(Gt)が綴ってきた曲たちはどれも素晴らしい物語性を持っている。それだけに、このような映画のワンシーンを切り取ったような演出方法がよく似合う。
「snow slow」も同じように演出にこだわりを見せていく。後方のスクリーンに雪の映像が流れる中、情熱的にリズムを作り上げるハク(Ba)と莎奈(Dr)。
近年ではリズム隊としての相性の良さにも磨きがかかってきただけに、今後ますます楽しみな2人となっている。
「PiNKY_she_SWeAR」はLiN(Gt)がアコースティックギターを弾くという嬉しいサプライズも。こうして曲によって様々な表情を見せていくのが、ユナイトの最もたる武器だろう。
ハク(ベース)
「Love_Duck_Core_Nothing」の演奏が終わり、一呼吸付いたところでスポットライトが結に当たる。
ゆったりと始まった「マーブル」は、しっかりとした意志の下で展開されていっただけに、以前と比べても格段に聴き応えがアップした。
この後には、僕らの音楽に浸ってもらいたいという趣向から、座席に座って曲を楽しむというスタイルへと移行。
「THEATER -LA-」では、ステージの高い位置に組まれた踊り場で男女のダンサーが曲の雰囲気にあわせて踊ることによって、曲が描き出す風景を耳だけでなく、目でも楽しむことができた。もちろん、主役はユナイトの5人であることに間違いないのだが、椎名未緒(Gt)が綴ってきた曲たちはどれも素晴らしい物語性を持っている。それだけに、このような映画のワンシーンを切り取ったような演出方法がよく似合う。
「snow slow」も同じように演出にこだわりを見せていく。後方のスクリーンに雪の映像が流れる中、情熱的にリズムを作り上げるハク(Ba)と莎奈(Dr)。
近年ではリズム隊としての相性の良さにも磨きがかかってきただけに、今後ますます楽しみな2人となっている。
「PiNKY_she_SWeAR」はLiN(Gt)がアコースティックギターを弾くという嬉しいサプライズも。こうして曲によって様々な表情を見せていくのが、ユナイトの最もたる武器だろう。
LiN(ギター)
ここまで飽きさせることなくライブは進んでいった。
後半戦に入る前にはメンバー同士の掛け合いがあったり、和気あいあいとしたところを見せ付ける。5人5様、はっきりとしたキャラクターの違いも人気の秘訣に違いない。
「まだまだいけるかい! しっかり付いてこいよ!」その言葉をきっかけに後半戦がスタート。
「ナユタの秘密」を始め、ノリの良い曲を中心にライブは展開されていった。「ノゾキアナ?」は、遠慮なく騒いじゃいなよという結の扇り文句につられるようにして、U’sが左右にモッシュを繰り返していく。そして、今日の合言葉であるHELLOはここでも使われた。U’sがHELLOの合図に合わせて上にジャンプする姿は愛らしく、ここにいる全員でライブを作り上げている感じがした。
次の「チュリップ」では、リズムセッションから始まり、そこに重なるようにしてギター陣の音が厚みを加えていったのだが、これも今の彼らだから似合う演出だったといえよう。
また、曲のタイトルどおりに結がチューリップの花を3本持ってステージに登場し、それを客席に投げ込むという粋な計らいもなかなかのもの。そこから何曲か演奏を続けていき、ラストはユナイトとU’sにとって大切な曲である、この曲を。
「最近ね、時代が進歩して色々な娯楽が世の中にたくさん溢れていて。そういった数あるたくさんの選択肢の中で僕らユナイトを見つけて、出会ってくれたみんなには本当に感謝しています。その感謝の気持ちを忘れずに、僕らが出会えた奇跡を、最後この曲に込めたいなと思います。出会ってくれてありがとう「アイ -'ation-」」。
“70億分の1で 出会えた奇跡 この価値を今考えて”という歌詞で始まるこの曲はどこを切り取っても愛で満ち溢れている。だからこそ、この曲を演奏している瞬間はここにいた誰もが幸せな気持ちになれたはずだ。
曲が終わり、ライブは最後にこのような言葉で締め括られた。「本当に7年間ありがとうございました。そして、8年目も僕らユナイトをよろしくお願いします。まだまだいくよ!」
終わらないバンドとして、ある種の使命感を持ち活動を開始したユナイト。これからは、終わることのないバンドとして自由に歩み続けていってくれることだろう。
莎奈(ドラム)
なお、気になる今後の活動内容だが、5枚目のフルアルバム『NEW CLASSIC』がリリースされることが、結成7周年記念ライブの場で発表された。前作『UNiVERSE』以来、約3年ぶりのオリジナルアルバムとなる。ライブの1曲目に披露された「-ハロミュジック-」も収録されるとのことなので楽しみにしていたい。
そして、アルバムのリリースに伴い、全国ワンマンツアー「強くてNEW GAME」が行なわれることも決定した。詳細については、ぜひ、ユナイトオフィシャルホームページをチェックしていただきたい。
写真:西槇太一
レポート:水谷エリ
ライブ情報
UNiTE. ONEMAN TOUR 2018
「強くてNEW GAME」
6月25日(月) 渋谷WWW
6月30日(土) 水戸LIGHT HOUSE
7月1日(日) HEAVEN'S ROCK宇都宮VJ-2
7月6日(金) 金沢AZ
7月7日(土) 福井CHOP
7月14日(土) 仙台HooK
7月16日(月・祝) 郡山CLUB #9
7月19日(木) 長野CLUB JUNK BOX
7月20日(金) 高崎club FLEEZ
7月26日(木) 名古屋Electric Lady Land
7月28日(土) 神戸VARIT.
7月29日(日) 高松DIME
8月3日(金) 札幌COLONY
8月4日(土) 札幌COLONY
8月9日(木) HEAVEN'S ROCKさいたま新都心VJ-3
8月12日(日) 福岡DRUM SON
8月13日(月) 福岡DRUM SON
8月15日(水) 広島SECOND CRUTCH
8月18日(土) 大阪 阿倍野ROCK TOWN
9月2日(日) 恵比寿LIQUIDROOM ※ファイナル
9月8日(土) 沖縄 桜坂セントラル ※裏ファイナル
9月9日(日) 沖縄 桜坂セントラル ※裏ファイナル
【チケット料金】
[9月2日恵比寿LIQUIDROOM公演]
前売¥4,800 当日¥5,300(税込・ドリンク代別)
[その他の公演]
前売¥4,300 当日¥4,800(税込・ドリンク代別)
※未就学児童入場不可
※営利目的の転売禁止・転売チケットの入場不可
【mobile FC [elite U's]抽選先行】受付中
https://goo.gl/J8hjp6
[抽選エントリー期間] 〜4/9(月)23:59
【チケット一般発売】
[6月・7月公演] 5月26日(土)10:00〜
[8月・9月公演] 6月23日(土)10:00〜
リリース情報
5thフルアルバム
『NEW CLASSIC』
2018年6月20日(水)発売
・会場&通販限定盤 (CD2枚組 13 Songs+13 Songs) / ¥5,000(税込) / DCUN-17〜18
【収録曲】通常盤11曲に加え、新曲2曲を加えた計13曲を収録。さらに13曲全てのinstrumentalとなるoff.vo盤付きの2枚組。
特殊パッケージ&豪華ブックレット仕様。
ライブ会場&通販サイト「ユナハンッッ!!」限定販売
・通常盤 (11 Songs) / ¥3,000(税込) / DCUN-19
【収録曲】 新曲「-ハロミュジック-」やシングル曲「ジュピタ」「A Little Picture」やライブ定番曲「ディシバダルツ」「ナユタの秘密」「ノゾキアナ?」を含む全11曲収録。
【通常盤CD取り扱い店】
ライカエジソン全店舗 / littleHEARTS.全店舗 / ZEAL LINK全店舗 / 自主盤倶楽部
Brand X / 音楽処 / fiveStars / マジカルスクエア / SKULL ROSE
<通常盤購入者対象インストアイベント>
6月05日(火) littleHEARTS.名古屋店
6月07日(木) fiveStars
6月09日(土) 自主盤倶楽部
6月10日(日) littleHEARTS.町田店
6月16日(土) Brand X
6月17日(日) 高田馬場ZEAL LINK
6月23日(土) 渋谷ZEAL LINK
6月24日(日) ライカエジソン東京店
7月15日(日) littleHEARTS.仙台店
7月24日(火) 名古屋ZEAL LINK
7月25日(水) ライカエジソン名古屋店
7月27日(金) ライカエジソン大阪店
7月30日(月) littleHEARTS.高松店
8月05日(日) 音楽処
8月11日(土) SKULL ROSE福岡店
8月16日(木) マジカルスクエア
8月17日(金) littleHEARTS.大阪店
8月19日(日) 大阪ZEAL LINK
9月01日(土) littleHEARTS.新宿店
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