最新アルバムを引っさげた全国ホール・ツアー決定!
DOBERMAN INFINITY、3rdアルバム『OFF ROAD』インタビュー
DOBERMAN INFINITY、3rdアルバム『OFF ROAD』インタビュー
2018/04/13
GS:やっぱりこの曲は、今回のアルバムにはなくてはならない1曲ですね。僕たちが本当に苦労して産み落とした楽曲なので、アルバムに収録することで改めてみなさんに聴いていただけたらという気持ちです。DOBERMAN INFINITYの今ある楽曲ラインナップの中で、「DO PARTY」にはない部分を「あの日のキミと今の僕に」が埋めてくれるのかなと思っています。今まで僕たちには冬の代表曲と言われる楽曲がなかったので、みなさんにとっての冬のテーマ・ソングに成長してくれたら嬉しいです。
──11曲目に収録された「#PLAY」は、2017年6月に発売したミニ・アルバムの表題リード曲でした。
KUBO-C:仕事をしっかりやっているから遊ぶことができるということを、この「PLAY」という曲で伝えたかった。PLAYしているだけでもダメで、しっかり仕事をしているから、PLAYがさらに楽しいものになるという気持ちを込めて作った曲です。歌詞を追って聴いてもらうとシリアスに聴こえがちな部分もあるんですけど、僕たち的にはそんなことはない。しっかり盛り上がってもらって大丈夫な曲であり、明日につなげていこうぜという曲にもなっていると思います。今日は思いっきり楽しんで明日からまた仕事しよう、1週間がんばって仕事したから週末は思いっきり遊ぼうという気分になってくれたら嬉しいです。
──今作を締めくくるのは、新曲「春風」です。出会いと別れの季節を経験した人には、タイムリーで心に響く楽曲ですね?
KUBO-C:男の友情的な部分にフォーカスして、親友同士、卒業式というこのタイミングで普段言えなかったことを言ってみようというメッセージの曲です。自分で言うのもなんですが、聴くと胸がアツくなるというか、感動する曲に仕上がりました。アルバムの最後に、また初心に帰れたり、新たな気持ちになれる1曲が収録できてよかったと思います。
SWAY:KUBOさんが触れてくれないので自分から言いますが(笑)、この「春風」は野替愁平出演のドラマ『KISSしたい睫毛』の挿入歌として使っていただいています。
KUBO-C:ごめんごめん! すっかり忘れてたわ(笑)。野替愁平演じるエリートサラリーマンの挿入歌として使っていただいています。果たして睫毛にキスはしたのかどうかもお楽しみに(笑)。
──初回生産限定盤DVD には、今作のコンセプトを映像化した『OFF ROAD THE MOVIE』が付属。品川ヒロシ監督が脚本と演出を手がけ、主演をSWAYさんが務めるだけでなく、みなさんも演技に初挑戦したそうですね?
GS:僕たちのガヤ感がヤバイ!。
KAZUKI:個性派俳優4人が華を添えましたね(笑)。
KUBO-C:オファー殺到するんちゃうか!?。
GS:本当に可能性感じましたね、自分たちの(笑)。
KAZUKI:INFINITYって、そこにあったんですね(笑)。
P-CHO:無限の可能性。
SWAY:ただ、KAZUKIに関してはひと言もしゃべってないという(笑)。
KAZUKI:それなのに、うさん臭さはにじみ出てましたね。
──品川ヒロシ監督が描いた世界観は、アルバムのコンセプトでもある自分らしさをテーマに、バスケットボール、友情、家族を軸にひとりの人間の成長を描いた内容でした。主人公が過去の自分と向き合い乗り越えていく、感動的な短編映画に仕上がっていますよね?
SWAY:品川さんとやらせていただくのは2回目で、前回は「to YOU」でラヴ・ストーリーを撮っていただきました。今回は「OFF ROAD」ということで、友情をテーマに脚本から監督まで品川さんにお願いしました。僕が演じる和也の両親がキム兄こと木村祐一さんと小川菜摘さん。品川さんがいないと実現しないキャスティングですよね。
──品川さんとはどのようなやりとりがあったのでしょうか?
SWAY:品川さんは撮影中も僕たちの意見を聞いてくださって、「じゃあこうしよう」という柔軟さが凄くある方なんです。さっき話題に挙がったメンバー4人のガヤのシーンも、監督が「面白いからもうちょっとやろうよ」と言ってくださって現場でカットが増えていったんです。個人的に印象に残っているのは、木村祐一さんと小川菜摘さんとの家族のシーン。カット割りすることなく、ひと回しで撮ったシーンだったので、役者として震えました。
GS:感覚的にはDOBERMAN INFINITYのMVではなくて、野替愁平の13曲目のアルバム曲という感じですね。僕たちが掲げたアルバムのテーマを、見事な映像と物語で表現してくださいました。僕たちの言葉では表現しきれなかった部分を、この映像作品で表現してもらえた気がしています。
KUBO-C:観ていて泣きそうになったポイントが何ヶ所かありました。
GS:今回は絶対に初回限定盤を買ってもらった方がいいと思います!。
──ここまで収録内容を駆け足で振り返っていただきましたが、改めてどんなアルバムになったと感じていますか?
SWAY:タイトルの『OFF ROAD』に込めた想いに沿って、制作を通して自分たちを振り返るきっかけになった作品でした。僕の中では、『THE LINE』のメイン曲だった「XROSS THE LINE」で言っていた〈限界のライン〉を超えるアルバムになったと思います。そういう意味でも、初心に帰れたなという気持ちがあります。
──また、5月26日からは16ヶ所16 公演と前回以上にパワー・アップした全国ツアー『DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2018 DOGG YEAR ~PARTY ON THE OFF ROAD~』が決定しています。さらに今年は〈DOGG YEAR〉と銘打って活動していくそうですが、どのようなことを考えているのでしょうか?
SWAY:常に心に抱いているのは、昨日を超えること。だから全国ツアーも必ず昨年を超えます。
GS:今年は〈DOGG YEAR〉と掲げ、まだまだ挑戦者として今年を盛り上げていこう、そして今年は俺らの年にしようという想いがあります。ワンの日ということで、毎月1日に何かを発表するという企画を元日からスタートしていまして、1月1日は全国ホール・ツアー開催決定、2月1日はアルバム発売決定、3月1日は『ドーベル!! ドービー!! 戌の散歩 ON THE OFF ROAD!!』というちょっと肩の力を抜いた企画を発表しました。
SWAY:あと、昨年までメキシコを旅していたドービーくんが今年は日本に帰ってくるという情報も入っています。
GS:結成5周年となる来年に向けて、派手に盛り上げる1年にしていきます。
──待望の3rdアルバムが完成しました。改めて、どのような作品になったと思いますか?
KAZUKI:昨年みなさんがよく耳にしていただいたであろう「DO PARTY」や「Shatter」、「あの日のキミと今の僕に」といったDOBERMAN INFINITYの代表曲が収録されています。今年も全国ツアーが始まるので、そこで僕たちのライヴの醍醐味、DOBERMAN INFINITYのライヴに来たら楽しいぞという印象を与えたいと思っています。ぜひライヴをイメージしながらアルバムを聴いていただき、ツアーが始まるのを楽しみに待っていてください。
P-CHO:今の自分たちが〈OFF ROAD〉だと思えたから、1曲1曲で自分たちを見直せた作品になったと思います。また、DOBERMAN INFINITYが掲げているALL ROUND HIP HOPというジャンルが持つ力を、存分に注ぎ込めたアルバムになっています。これからも〈OFF ROAD〉を突っ走っていくつもりなので、太く強くなった僕たちの姿をぜひツアーで確かめに来てください。
KUBO-C:DOBERMAN INFINITYらしさが曲ごとに込められていると思いますし、バランスのいい1枚になったと思います。僕たちにとっても初心を思い出す部分があり、常に挑戦しているという姿勢も感じられる内容だと思うので、リスナーの方にも自分が夢に向かってやっていることはまちがってないんだと思ってもらえたら嬉しいです。みんなの背中を押せて、自分たち的にも意味のある1枚になったんじゃないかと思います。
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