ニューヨークでパワーアップした彼らのニューアルバム
DEEP『THE SINGER』インタビュー
DEEP『THE SINGER』インタビュー
2018/06/27
──他の皆さんが曲を聴いて印象的だった部分を教えてください。
RYO:イントロからのリズムが入ってくるとこって、結婚の決意というか「やっぱバラードかな?」って思うじゃないですか。だけど、意外とテンポがあって新鮮だなと。パート分けをKEISEIが決めたんですけど、サビの男の気持ちを代弁する感じが良いですね。それにつきます。
YUICHIRO:KEISEIだからこそ書けた歌詞だと思いました。
TAKA:制作過程も見せてもらってたんですが、スゴくコンセプチュアルな曲だと思います。KEISEIとカルロス君は付き合いが長いんですけど、周りの大事な人々を巻き込んで完成させたということに楽曲の意味があるんじゃないかな。レコーディングではKEISEIを見守って引き立たさせる感じで歌いました。
KEISEI:ちなみに、レコード会社の人に「これ良いね!」って言われたのが、TAKAさんの「I'm sorry...」っていう、ささやきなんですよ。
──今作には新録曲も収録されていますが、10曲目の「DWTS」について教えてください。
YUICHIRO:もとは「Dancing with the stars」ってTeddy Rileyというブラックストリートの方が作った曲で、原曲は英語の歌詞だったんです。サビも「Dancing with the stars」という歌詞で、それを日本語に変えたんです。
──バラエティ豊かなアルバムの中でも、この曲はノリノリなファンクナンバーですよね。
YUICHIRO:そうですね、きらびやかな曲です。
RYO:すでにライブで歌っている曲なんですけど、ライブ映えするというか。盛り上がるナンバーなんです。歌詞に “まるで電気が走ったみたい” ってあるんですけど、一目惚れすると電気が走るっていうじゃないですか。自分と照らし合わせてみて、「なるほど、俺にはまだないな」って(笑)。一瞬のことを表現しているが個人的に好きですね。歌の部分に関してはキーが高くて結構苦労しました。
──何度か歌い直しをされたんですか?
RYO:1回歌ってみて、喉があったまるまで時間をかけました。他のメンバーが歌入れしていくうちにあったまって「もう一回良いですか?」って歌い直しました。
──YUICHIROさんはどんな印象でしたか?
YUICHIRO:歌詞に関しては、仲間と一緒にパーティー行って好きな人に出会ったという楽しい一夜を描いてるのが良いですよね。ライブで歌っていても楽しいし、ちょっと振り付けもあったりして。踊りながら歌えるので、聴いてる方も踊ってもらえたらなと思います。この曲は老若男女問わず、万人に受ける楽曲です。今までにない大人なアップ曲が生まれたんで、また早くライブでパフォーマンスしたいですね。
──新たな挑戦だったのですね。
KEISEI:そうですね、僕らもそういう歳頃になってきました。この曲は歌詞はもちろんなんですけど、コーラスがミソで。「Ah〜Ah~Ah~Ah~」っていうのが繰り返し続くので、そう行った部分を気持ちよく聴いてもらいたいです。例えばクラブでテキーラ飲むじゃないでか。その時にグラス持ってる人に「Ah~Ah~Ah~Ah~」って指差しながら歌って欲しい。
TAKA:「あ〜ぁ」ってこと?(笑)
KEISEI:そう、個人的にそういう楽しみ方もして欲しい。深夜2時には帰ってもらって(笑)。
TAKA:僕は “良い意味で今時っぽくない” けど、だからこそ新しく感じるというか。曲調も今ままでのDEEPになかったアップ曲なので、また曲のバリエーションが増えたなと。あれ、これって英語歌詞をそのまま訳したわけじゃないよね?
YUICHIRO:違うけどなんか似てるね。
TAKA:だよね、寄せてるというか。“まるで電気が走ったみたい 痺れてるみたい” なんて昭和歌謡みたいなリリックっぽいじゃないですか。でも、そういう言葉のはめ方がスゴくキュートで、面白いなと思いました。「あれ?一目惚れ?あ、君のせいか」みたいなのが潔くて良いですよね(笑)。英語のストレートさを上手く表現されています。フレーズも耳に残るので、ぜひ聴いてもらいたい。
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