3月16日開催

SCANDAL 、「ビクターロック祭り2019」ライブレポート!(BARK STAGE)

SCANDAL 、「ビクターロック祭り2019」ライブレポート!(BARK STAGE)

2019/03/17


SCANDAL

SCANDAL

ここでBARK STAGEにSCANDALが登場。SCANDALは今年1月、ビクターエンタテインメントのColourful Records内にプライベートレーベル「her」を設立。「ビクターロック祭り」への出演は今回が初である。

HARUNA(Vocal & Guitar)の鋭いカッティングを機に「プラットホームシンドローム」でスタート。4ピースサウンドはキリッと締まっていて、続く「テイクミーアウト」では、連打するRINA(Drums & Vocal)を筆頭にバンドのボルテージが急上昇する場面もあった。演奏には4人の漲る気合いが表れていたが、その理由はMCでHARUNAが語った通り。本日はSCANDALにとって2019年初のライブであり、「せっかくビクターに仲間入りしたんだから、初ライブは『ビクターロック祭り』と決めていました」とのことだ。

後半に突入しても、勢いは収まるどころか加速する一方。「LOVE SURVIVE」のありあまる爆発力には驚かされたし、HARUNAがイヤモニを外し、観客の歌声を確認したあとにとびきりの笑顔を見せていたのも印象的だった。

ラストに演奏されたのは3月27日に「her」から第一弾シングルとしてリリースされる「マスターピース」だった。HARUNAによって「私たちの新たな始まりの歌です」と紹介されたこの曲を演奏する時、ツインテールを揺らしながらピョンピョン跳ねるMAMI(Guitar & Vocal)も、その場でくるくる回ったりしているTOMOMI(Bass & Vocal)も、笑顔で歌詞を口ずさむ姿がスクリーンに抜かれていたRINAも、バンドで音を鳴らすことを心から楽しんでいるのがよく分かる。重厚だがフレッシュな音を鳴らすSCANDALは、今、キラキラと輝いている。とても魅力的なバンドに育ったのだなあと、何だかグッときてしまった。

 [Text by蜂須賀ちなみ]
写真:BARK STAGE:Rui Hashimoto(SOUND SHOOTER) / ROAR STAGE:タマイシンゴ(SOUND SHOOTER)

この記事の画像一覧

(全1枚) 大きなサイズで見る。

関連する記事

PAGE TOP