3月16日開催
THE BACK HORN、「ビクターロック祭り2019」ライブレポート!(ROAR STAGE)
THE BACK HORN、「ビクターロック祭り2019」ライブレポート!(ROAR STAGE)
2019/03/18
結成20周年イヤーをしめくくる日本武道館ワンマンを、2月8日に大成功に終わらせたばかりのTHE BACK HORNが、今年の『ビクターロック祭り』のROAR STAGEのトリ。2019年3月16日現在のTHE BACK HORNの最強ポイントを、無理矢理30分に圧縮して解き放ったような、超高濃度なステージだった。
「声」「罠」「夢の花」「Running Away」「コバルトブルー」「刃」というセットリスト。「声」「罠」のあとにちょっと意外な「夢の花」を持ってきて、最新ミニアルバムから「Running Away」をやって、「コバルトブルー」「刃」と必殺曲二連打でしめくくる、というこの流れを見た時点で「これはよさそうな気がする!」と思ったが、生で浴びたらその期待のはるか上を行っていた。「コバルトブルー」のイントロがブレイクして菅波栄純が弾くあのリフが響く、今まで何度も体験してきたが、今日は格別にくるものがあった。「立ち上―がーれー」という山田将司の歌で「刃」が始まる瞬間も然り。
前半のMCで松田晋二は、ビクターと共に歩んできたことの感謝の気持ちを言葉にした。中盤のMCで将司は「まだまだまだまだ最高の音楽人生を、一緒に歩んでいきましょう!」と、オーディエンスに向かって叫んだ。20年という歳月の重厚感と、今日初めて音を出したような瑞々しさと、常にギリギリなところで闘っている人たちならではの危うさや儚さが、今日のステージにもあった。
[Text by兵庫慎司]
写真:BARK STAGE:Rui Hashimoto(SOUND SHOOTER) / ROAR STAGE:タマイシンゴ(SOUND SHOOTER)
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