全24曲を披露!最新曲「SMILE~晴れ渡る空のように~」初歌唱も!
桑田佳祐 、3月7日にソロライブ「静かな春の戯れ~Live in Blue Note Tokyo〜」を開催!
桑田佳祐 、3月7日にソロライブ「静かな春の戯れ~Live in Blue Note Tokyo〜」を開催!
2021/03/08
撮影:岡田貴之
場所は、東京青山のBlue Note Tokyo。言わずとしれた、ジャズ・クラブの老舗でアメリカ、ブラジルなど世界各地にも展開している、世界的な音楽の殿堂ともいうべきライブハウスである。桑田がBlue Noteに登場するのは初めてのこと。観客としては何度も、数々の有名ジャズ・メンの演奏をこの地で観てきた、という桑田だが「このステージに上がるのが本当に自分にとって憧れだった」と話した。
「春の訪れとともに、新しい時代がやってくる」ことを祈りつつ、全24曲を披露。
選曲は、桑田佳祐ソロ、もしくはKUWATA BANDを中心に全24曲を披露。昨年のサザンオールスターズの配信ライブは、コロナ禍において「皆さんが笑顔を忘れず、希望を持ち続けられるように」という思いから、横浜アリーナという会場でスケールの大きな、サザンらしいステージが展開されたが、今回は場所も規模も一転。「耐え忍ぶ時期が続いていますが、春の訪れとともに、新しい時代がやってくる」ことを祈り、シンプルかつ「少々大人な雰囲気」でパフォーマンスが披露される形となった。
本来であれば首都圏の1都3県も、ライブ翌日には緊急事態宣言が明ける予定だったが、残念ながら宣言の再延長が発表されたばかり。重苦しい雰囲気がまだ続く中、この配信ライブが、多くの見る人々が気持ちを明るくし、希望の光を見たに違いないだろう。また、演奏曲の中には、ティン・パン・アレー「ソバカスのある少女」や浅川マキの「かもめ」、加藤登紀子と長谷川きよしによる「灰色の瞳」といった昭和40〜50年代の名曲のカバーも含まれた。桑田がリスペクトし、影響を受けた曲を桑田自身の歌唱で聴くことができたことも、今回のライブのハイライトのひとつであった。
最新曲「SMILE~晴れ渡る空のように~」を初歌唱
ライブ後半ではなんと、最新曲「SMILE~晴れ渡る空のように~」が初歌唱された。この曲は民放共同企画「一緒にやろう」応援ソングとして書き下ろされ、東京オリンピックが開催される2020年に、さまざまな共同企画や各種イベント、スポーツシーンなどを彩ることになっていた曲。しかし、コロナ禍の深刻化、そして東京オリンピック延期という事態を受け、楽曲自体のリリースは未だされておらず、歌唱されることもなかった。
世の中の状況が大きく変わり、アスリートにエールを送ることはもちろん、それだけでなく、困難にぶつかっているすべての人々の背中を押すような響きを持つようになっているこの「SMILE~晴れ渡る空のように~」。桑田自身も「みなさんが、こういうコロナ禍でもなんか元気になれそうな気がすると言ってくれる。アスリートのみなさんにも、我々のエールが届くように」と言って歌い、聴衆の大きな感動を誘った。
本日の公演は各配信プラットフォームで3月14日(日)23:59まで見逃し配信を視聴可能
本公演のライブ映像は、各配信プラットフォームで、14日(日)いっぱいまで見逃し配信を視聴することが可能。
【LIVE DATA】
桑田佳祐「静かな春の戯れ ~Live in Blue Note Tokyo~」
配信日時
2021年3月7日(日)19:00~ ※公演時間は約2時間を予定しています。
【見逃し配信期間】2021年3月14日(日)23:59まで
会場
Blue Note Tokyo(東京)
チケット情報
料金 4,500円(税込)
※配信メディアによって異なる手数料がかかる場合がございます。
※収益の一部は「Music Cross Aid ライブエンタメ従事者支援基金」を通じて、ライブエンタメ業界のために役立てていただく予定です。
セットリスト
1 ソバカスのある少女※1
2 孤独の太陽
3 若い広場
4 DEAR MY FRIEND
5 こんな僕で良かったら
6 愛のささくれ~Nobody loves me
7 簪 / かんざし
8 SO WHAT ?
9 東京ジプシー・ローズ
10 グッバイ・ワルツ
11 月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)
12 かもめ※2
13 灰色の瞳※3
14 東京
15 SMILE~晴れ渡る空のように~
16 明日へのマーチ
17 大河の一滴
18 スキップ・ビート (SKIPPED BEAT)
19 真夜中のダンディー
ENCORE
1〜2 Iko Iko※4〜ヨシ子さん
3〜4 君をのせて※5〜悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)
5 明日晴れるかな
※1 ティン・パン・アレー(カバー) / AL「キャラメル・ママ」(1975.11)
※2 浅川マキ(カバー) / SG「夜が明けたら/かもめ」(1969.07)
※3 加藤登紀子&長谷川きよし(カバー) / SG「灰色の瞳」(1974.03)
※4 ドクター・ジョン(カバー)/AL「ガンボ」(1972.04)
※5 沢田研二(カバー)/SG「君をのせて」(1971.11)
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