「片平里菜」をゲストボーカルに迎えたニューシングル!

東京スカパラダイスオーケストラ「嘘をつく唇」インタビュー

東京スカパラダイスオーケストラ「嘘をつく唇」インタビュー

2015/11/20

「やっぱり大音量で音を浴びるのって幸せじゃないですか!」(by谷中)


 

──ヨーロッパでうける曲と、国内でうける曲には違いがありますか?

茂木:好きなBPMというのは国によって違いますね。日本人はやっぱテンポが速いのが好きで、ヨーロッパの人たちは日本人よりももう少し遅めかな。で、ゆっくりなのが好きなのはアメリカ人。何年か前にLAでレコーディングしたときに、僕たちが用意していた曲のBPMが全部速過ぎると言われたこともある。

谷中:西海岸の方が遅いの好きなのかな。

茂木:地域によっても違うのかな。でも、その時のプロデューサーによっても変わるし。アメリカで、今日のライブは「トゥーファーストだった?」って聞いたときに「ノウ!」と答えてたしね(笑)

──いい演奏を行なうために、レコーディングの前やライブの前に必ず行なうことはありますか?

茂木:ドラムのサウンドチェックの前は、必ずストレッチをやってます。で、最近はボイストレーニングの先生に聞いて、ヨガの発想を取り入れるようにしています。呼吸の仕方とかですね。ライブの前に行なうと、すごく身体が起きるというか。声の調子も全然違いますね。あと、ライブの直前は高いキーでおっきな声を出しますね。

──谷中さんはどうですか?

谷中:僕はとにかく吹きますね。

GAMO:ずうっと吹いてるよね(笑)

 

──日頃は肺活量を鍛えるために何かされているんですか?

谷中:腕立ては1日100回以上はしていますね。

──GAMOさんはどうですか?

GAMO:僕はライブの前は、まずはサックスのリードを選ぶとこからですね。その場所によって、同じリードでも音が違うので。

──どういったところで「よし、今日はこのリードにしよう」と決めるのですか?

GAMO:絶対的なものがあるんですよ。会場によっても、リハスタによっても違うのですが、吹いた瞬間にわかるんですよ。毎回結構悩ましいところですが。

──現在、ホールツアーで全国を巡っていると思いますが、ファンへのメッセージをお願いします

茂木:おそらく、誰にも予想がつかないような内容になっていると思います。スカパラは常に驚きと喜びを届けて行きたいと思っているんですが、今回はまず会場に着いたとたん、みんな驚くんじゃないかな。色んな仕掛けがしてあります。メンバーもスタッフもみんなノっているし、後はGAMOさんに注目ですね(笑)

谷中:根本的なことを言って、やっぱ音楽って耳だけで聴くもんじゃないなと。やっぱり大音量で音を浴びるのって幸せじゃないですか。会場でお客さん同士の歓声とかも含めて、そういう環境が精神的にも良いですよね。僕もステージからみんなの顔を見ていて、本当にお互い幸せな気分になれるし。僕らもそのためならいくらでも頑張れるし。無限にやれるところまでやるので、そんな僕らを見に来てください。

GAMO:僕らは去年25周年イヤーで、今年の3月の武道館である意味ひとつの区切りを付けたんですね。長年やっていると、スカパラのイメージも出来上がっている部分があるのですが、今はそれを更新したいと思っていて。今回はその取っ掛かりのツアーでもあります。色々と新たなチャレンジも入ってますし、楽しんでもらえると思うのでぜひ会場に来てほしいですね!

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「嘘をつく唇」

2015年12月9日発売
[CD ONLY]
1,200円(税抜)
CTCR-40376
[CD+DVD]
3,000円(税抜)
CTCR-40375/B


(CD)
1.嘘をつく唇
2.SUNNY
3.花ふぶき (Live recording on Tour 2015-2016 "叶えた夢に火をつけて燃やす")
4.White Light (Live recording on Tour 2015-2016 "叶えた夢に火をつけて燃やす")

(DVD)
1.嘘をつく唇(Music Video)
2.東京スカジャンボリー2015(Documentary Movie -60 min.- )
 

スカパラ

東京スカパラダイスオーケストラ

1980年代後半、ストリート、クラブを中心に多数のライヴを重ねるバンドがあった。その名は東京スカパラダイスオーケストラ。圧倒的なパフォーマンスで動員を増やし、1989年、黄色いアナログ「TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA」をインディーズでリリース。翌1990年、シングル「MONSTER ROCK」、アルバム「スカパラ登場」でメジャーデビュー。以降、ルーツのスカをベースに、ジャンルにとらわれない幅広い音楽性、すなわちTOKYO SKAで世界屈指のライヴバンドとしての信頼を勝ち得ていく。

これまでにオリジナルアルバム19枚を発売。多数の海外公演を含むライブパフォーマンスは2,000本を超える。2015年3月にはオールタイムベスト盤「The Last」を発売。さらに尾崎世界観(クリープハイプ)をボーカルに迎えた両A面シングル「爆音ラヴソング / めくったオレンジ」を2015年7月に発表。

メンバーは、NARGO(Trumpet)、北原雅彦(Trombone)、GAMO(Tenor sax)、谷中敦(Baritone sax)、加藤隆志(Guitar)、川上つよし(Bass)、沖祐市(Keyboards)、大森はじめ(Percussion)、茂木欣一(Drums)。


オフィシャルサイト

片平里菜(カタヒラリナ)

福島県福島市出身 23歳シンガーソングライター。「閃光ライオット2011」にて1万組の中から審査員特別賞を受賞。2012年、ソニー “WALKMAN” 「Play You.レーベル」第1弾アーティストとして抜擢。2013年8月7日シングル「夏の夜」でメジャーデビュー。2014年1月15日に2ndシングル「女の子は泣かない」をリリース。オリコン週間ランキング初登場18位を記録(1月27日付け)。2015年2月25日4枚目のシングル「誰もが / 煙たい」リリース。5月からは3年連続となる弾き語りツアー【片平里菜 弾き語りワンマンツアー2015 〝最高の仕打ち〟】を全国12箇所で開催。

2016年にはZepp Divercity公演を含む3rdワンマンツアー「そんなふうに愛することができる?」を全国10箇所で開催する。サントリーチューハイ「ほろよい」CM出演中。CM曲の歌唱・演奏も。日本人女性初のギターブランド エピフォンの公認アーティストとして認定され、福島・東北から全国へさらなる活躍が期待される若手女性アーティストである。

 

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