スタジオでのマイク録音に匹敵するサウンド!
IK Multimedia、iRig Acousticを発表(史上初のアコースティックギター対応モバイル・マイクロフォン・インターフェース)
IK Multimedia、iRig Acousticを発表(史上初のアコースティックギター対応モバイル・マイクロフォン・インターフェース)
2015/11/15

IK Multimediaからアコースティックギターやウクレレのサウンドホールに掛けるだけで、高級マイクを使ったスタジオ録音に匹敵するサウンドが収録できる「iRig Acoustic」が発表された(発売は2015年11月下旬、価格はオープンプライス:税抜市場想定価格¥7,000)。
スタジオでのマイク録音に匹敵するサウンド

iRig Acousticは、一流のレコーディングスタジオのみが可能としていた、豊かなアコースティックギター・サウンドの収音ができるように設計されている。最先端の無指向性MEMSマイクロフォンを搭載したiRig Acousticは、アコースティックギターやウクレレのサウンドホールに掛けるだけで、15 Hz - 20 kHzと広い周波数レンジの収音が行なえる。生楽器ならではの複雑な倍音から弦とボディ相互の共鳴まで、余すところなく捉えることができる。
最先端のMEMSマイクロフォンを採用

iRig Acousticでは、アコースティックギター、ウクレレをライン接続するときによく使われるピエゾやマグネティック・ピックアップではなく、電気機械システムを微小なマイクロチップに集積する最先端のMEMS(Micro Electrical-Mechanical System)技術によるマイクロフォンを採用している。小型ながら正確で、フラットな周波数特性を持った無指向性のMEMSマイクロフォンをサウンド・ホールの中に設置することで、弦の振動やボデイの振動を拾うだけのピックアップで捉えることの難しかった、存在感にあふれたギター・サウンドの収音が可能だ。最大4mm厚まで対応したクランプ部には柔らかいゴム素材が採用され、傷を心配しないで取付け、取り外しが簡単に行えるところも、うれしい仕様といえる。
多くのモバイル機器に対応

iRig Acoustic音声の入出力には、iPhone付属のイヤフォン・マイクでお馴染みの4極ミニ端子(1/8” TRRS)が採用されている。iPhone、iPad、iPod touchはもちろん、Androidスマートフォン、タブレット、外部マイク/iPhone ヘッドセットに対応したMac(2008-2013出荷モデル)など、iPhone と同じ配列(CTIA/AHJ規格)の4極ヘッドセット端子が採用された機器で使用可能だ。またiRig Acousticのステレオミニ・ヘッドフォンアウトには、イヤフォン、ヘッドフォンの他、IK Multimediaのポータブルスタジオ・モニタースピーカーiLoudや、ライブPAミキサーなどに接続することもできる。
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