HDMIコネクター搭載、カメラとの同期を実現したカメラ用リニアPCMレコーダー/ミキサー

TEAC、TASCAM「DR-701D」

TEAC、TASCAM「DR-701D」

2015/11/16


DR-701D

 TEACからTASCAM「DR-701D」がリリースされた。「DR-701D」はデジタル一眼レフカメラやビデオカメラでの動画撮影時に使用することで、動画の音声をより高音質にすることが可能な6トラックリニアPCMレコーダーだ。

 HDMIコネクターを搭載しており、映像とクロック同期、録音開始/停止動作の同期が可能。さらに、タイムコード入力対応で録音ファイルに時間情報を記録することができるという。また、マグネシウム合金を採用した軽量かつ堅牢な筐体は、カメラの上下どちらにも取り付けることができ、ステレオ内蔵マイクと4つのXLR入力で思い通りのセッティングが実現するそうだ。ちなみに、複数台によるカスケード動作によりトラックの拡張も可能。

 発売は11月下旬を予定しており、価格はオープンプライス。

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レフト

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ライト

 

主な特徴

●6 トラック(4 トラック+2 ミックス)録音
●HDMI IN 端子で映像とクロック同期、録音開始/停止動作の同期が可能
●HDMI 接続で複数台の『DR-701D』のトランスポート、モニター操作が可能なカスケード機能
●TC IN 端子搭載、タイムコードを入力し録音開始時間をファイルに記録可能
●筐体素材にマグネシウム合金を採用、軽量かつ堅牢な設計
●高音質HDDA マイクプリアンプ搭載
●4 つのXLR/TRS コンボジャックを搭載し、4 本のマイクを駆使した高度な録音にも対応
●+4dBu ラインレベル/ファントム電源(24/48V)対応XLR/TRS インプット
●過大入力を自動的に調整するマルチバンドリミッターを搭載(ステレオリンク可能)
●5 段階のローカットフィルター(50/80/120/180/220Hz)搭載
●ステレオ内蔵マイクを搭載
●高精度のクロックジェネレーターを搭載
●DSLR カメラに『DR-701D』でミックスされた音声を出力できるCAMERA OUT 端子
●スレートトーンの挿入位置を選択可能(録音開始時/録音開始時および終了時、スレートAUTO 機能使用時)
●プラグインパワーマイク、高出力マイク対応(EXT IN 1/2)
●DSLR カメラの音声を『DR-701D』経由でモニターできるCAMERA IN 端子
●タイムコードジェネレーター(RTC)を搭載、タイムコード入力が無い場合でも録音開始時間をファイルに記録可能
●HDMI OUT 端子で『DR-701D』の音声信号を外部レコーダーに出力可能
●記録メディアに汎用性が高く扱いやすいSD/SDHC/SDXC カードを採用
●録音フォーマット:16/24bit、44.1/48/96/192kHz (WAV/BWF) *192kHz は2 トラック録音時のみ
●異なるレベルで2 系統の同時録音を行うことができるデュアル録音機能(-1dB~-12dB の範囲で可変)
●PAN、レベル調節、ソロモニターが可能なミキサーを内蔵、4 チャンネルをミックスして出力可能
●マイク間の距離補正ができるディレイを搭載(+/-150ms)
●M-S ステレオマイクの使用を可能にするMS デコード機能
●最大出力50mW + 50mW のヘッドホン端子
●三脚取り付け穴(底面)とコインで着脱可能なカメラ設置用スクリューアタッチメント(天面)、シューマウント(天面)を装備
●トランスポートボタン、SLATE ボタンには操作時に音が出にくいラバーボタンを採用

主な仕様

・電源:単三形電池4 本(アルカリ乾電池、リチウム乾電池、またはニッケル水素充電池)、USB バスパワー、専用AC アダプター(TASCAM PS-P515U、別売)、専用外付けバッテリーパック(TASCAM BP-6AA,別売)
・消費電力:6.5W
・外形寸法:169(幅) x 57.3(高さ) x 113.5(奥行き) ㎜ (上部アダプター取付状態)
・質量:654g(電池含む)、561g (電池含まず)

※RoHS に対応しています。
※仕様は改善のため変更することがあります。

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