スマートフォンアプリ「Maiden Audio App」のダウンロードも開始

オンキヨー&パイオニアイノベーションズ、IRON MAIDENのスティーブ・ハリス氏と共同開発したヘッドホン「ED-PH0N3S」を発表

オンキヨー&パイオニアイノベーションズ、IRON MAIDENのスティーブ・ハリス氏と共同開発したヘッドホン「ED-PH0N3S」を発表

2015/12/09


オンキヨー&パイオニアイノベーションズが行なったヘッドホン「ED-PH0N3S」の発表会
左から伊藤政則氏、Dave Shack氏、西野幸一郎氏、丹下眞也氏

昨日、オンキヨー&パイオニアイノベーションズが原宿アストローホールにて新製品発表会を行ない、世界的メタルバンド「IRON MAIDEN」とのコラボレーションが実現したヘッドホン「ED-PH0N3S」を発表した。

会場では、音楽評論家の伊藤政則氏を迎えてのトークショーやプロジェクトの指揮をとったDave Shack氏による挨拶が行なわれた。そして、なんと「IRON MAIDEN」の創始者/ベーシストにして、「ED-PH0N3S」の共同プロデューサーでもあるスティーブ・ハリス氏からのメッセージ映像も公開された。

また、“LOUD PARK 15”に出演したメタルバンド「OUTRAGE」の丹下眞也氏(ドラム)や阿部洋介氏(ギター)たちによるトリビュートバンド「Death or Glory」によるライブも披露され、会場は盛り上がりを見せた。


会場には「ED-PH0N3S」のポスターが貼られていた

「ED-PH0N3S」を装着しているバンドのキャラクター、エディ・ザ・ヘッド
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スティーヴ・ハリス氏からのコメント映像

「ED-PH0N3S」はロック/ヘヴィメタルファンが音楽を最大限に楽しめるように、全周波数帯域においてチューニングを行ない明瞭な音を実現したヘッドホンだ。

専用設計の40mmドライバーは、中域と高域をクリアに再現できるようチタンコートを採用。低域はサブチャンバーを複数持つ構造とすることで、美しく響く力強い低音を生み出すことができるそうだ。また、銀メッキ端子と厳選された太いコードにより、音声信号を正確にドライバ ーに伝達ことが可能になっているという。

ちなみに「IRON MAIDEN」の最新アルバム『The Book of Souls』で、スティーブは本モデルを使用してミキシングを行なったのだとか!

発売は1月下旬を予定しおり、価格は¥39,800(税込)。

現在、インターネットサイト、または店舗にて「ED-PH0N3S」のプリオーダーを行なっている。詳細は各サイトを確認してみてほしい。

◼︎受付サイト及び店舗
HMV店舗※)
ローチケHMV
TOWER RECORDS ONLINE
タワーレコード 店舗(※)
WARNER MUSIC DIRECT
ONKYO DIRECT

(※)取扱い店舗に関しましては、各店舗にお問い合わせください

会場を大いに盛り上げたトリビュートバンド「Death or Glory」

主な仕様

・ドライバーサイズ:φ40mm
・形式:密閉型ダイナミック(チタンコート振動版)
・再生周波数帯域:10-27,000Hz
・出力音圧レベル:105dB
・インピーダンス:32Ω
・最大入力:800mW(JEITA)
・質量:245g(コード含む)
・ケーブル長:1.6m
・プラグ:φ3.5mm ステレオミニプラグ
・付属品:φ6.35mm 標準プラグアダプター
 

Maiden Audio App

「Maiden Audio App」は、IRON MAIDENの全メンバーそれぞれの好みの音に設定されたカスタムEQを搭載したアプリ。iOSおよびAndroidに対応しており、Apple storeまたはGoogle Play Store にてダウンロードが可能だ。

これについて、伊藤氏は「『今日はギターのエイドリアン・スミスの音で聴いてみよう』とか『ボーカルのブルース・ディッキンソンはどんな音が耳元でなるのが好みなんだろう?』といった楽しみ方ができるのは画期的だと思います!」と絶賛。

また、ステージ上でアプリと「ED-PH0N3S」を使って、最新アルバム『The Book of Souls』のハイレゾ音源を聴いた丹下氏は「このアルバムはすでに何度も聴いていましたが、こんな風に聴こえるとは思わなかったです。シンバルがどこで鳴っているか、まるで手に取るようにわかりますね」とコメントしていた。

スティーヴ・ハリス氏によるコメント

“The Book Of Souls”を製作するにあたって、ファンが聴く環境を考えた上で良いヘッドホンがほしかった。

レコーディングが始まる1年半も前から探していたが、求めているロックとヘヴィメタルに最適なヘッドホンが世の中にまったくなかった。いくら探しても高域と低域を強調して、中域のニュアンスを疎かにする「ダンスミュージック向け」 のヘッドホンばかりだった。

探している音は、帯域幅が広く中域もきちんと出ていて、ロックとヘヴィメタルの複雑 さが伝わるヘッドホンだった。オンキヨーにいる知り合いが「きっと求めている音を作れる」と言ってくれた。そこから共同開発を始め、求めている音を追及するために、周波数特性の違うドライバー、素材、コード材、端子類など、ありとあらゆる組み合わせを試し、パラメータの試行錯誤を行ない、最適なバランスを見つけ出した。本当に最終仕様に満足している!

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