アンプモジュールが着脱可能なフラグシップモデル
オヤイデ電気、ハイレゾミュージックプレイヤーFiiO「FiiO X7」をリリース
オヤイデ電気、ハイレゾミュージックプレイヤーFiiO「FiiO X7」をリリース
2015/12/11
オヤイデ電気からFiiO「FiiO X7」がリリースされた(発売は12月18日)。「FiiO X7」は同社が長期にわたる研究・開発・検証の末に完成させたハイレゾミュージックプレイヤーのフラグシップモデル。

FiiO X7
アンプ部分を着脱し、交換仕様となっており、アンプモジュールを換装することで好みの音質に手軽にカスタマイズできるのが特徴だ。CPUにはパワフルかつ省電力な「Rockchip RK3188」を、DACチップは高級据置DACに採用されることの多い「ESS ES9018S」を搭載している。価格はオープンプライスで、実勢予想価格は¥99,900(税抜)。
■主な特徴:着脱可能なアンプモジュール

アンプモジュール交換のイメージ
「FiiO X7」は、デフォルトで付属するIEM用のスタンダード・アンプモジュールに加え、今後単体で発売が予定されている、様々なサウンドキャラクターやユーティリティを備えるオプションモジュールに換装が可能。現在FiiO社から発売が予告されているアンプモジュールとしては、高品位なチップを搭載することでより高い音質を提供する「Medium-class module」(MUSES02搭載予定)、パワフルなチップを搭載することでより高い駆動力を提供する「 High-Power module」(LME49600搭載予定)、バランス接続が可能な「Balanced Module」(IRIS&2.5mm4極ジャック搭載予定)の3機種。そのほかにも、ニーズに合わせて様々なアンプモジュールを発売していくとのこと。
詳細情報
【スペック】
・ヘッドフォン出力 (スタンダードIEMモジュール):
>200mW(16Ω) / >100mW(32Ω) / >10mW(300Ω)
・CPU(SoC): Rockchip RK3188 (4core / 1.4GHz)
・DACチップ: ESS ES9018S
・オペアンプチップ(スタンダードIEMモジュール): OPA1612 + AD8397
・周波数帯域: 20Hz~20KHz
・S/N比: ≧115dB
・歪み率: 0.0008%@32Ω/1KHz
・初回インストールFW: バージョン1.0
・ライン出力/デジタル出力(COAXIAL):
・3.5mmミニ(ラインアウト・S/PDIFコアキシャルアウト兼用)
・電源供給: 内蔵リチウムイオンバッテリー[3500mAh]
・USB充電: microUSB 5V/500mA [5V/2A推奨]
・バッテリー駆動時間: 約9時間
・バッテリー充電時間: 約4時間(5V/2AのACアダプタ使用時)
・サイズ: 130 mm× 64 mm× 16.6mm
・重量: 220g
【今後追加予定の機能】
・USB DAC 機能
・ボタンマッピング機能
・VU メーター表示機能
・クラウド経由再生機能(FiiO Music アプリ)
ほか
【再生可能ファイル形式】
▼ハイレゾ音源(最大ビットレート/サンプルレート)
DSD(1B/5.6MHz)(※1)
DXD(352.8K)
APE(24B/384K)(※2)
WAV(64B/384K)(※3)
FLAC(24B/384K)
ALAC(24B/384K)
WMA 9.1(24B/96K)
AIF(F24B/384K)
(※1)DSD : DSDIFF/DSFファイルまたはISOファイル。最大5.6MHzネイティブ再生可能。デジタルCOAXIAL転送を使用した場合、以下のPCMにダウンコンバート
[DSD2.8MHzファイル - 24B/88.2KHz] [DSD5.6MHzファイル - PCMデジタル転送不可]
(※2)APE (High/Fast/Normal) : 24bit/384k, APE (Extra High):24bit/192k, APE (Insane):24bit/48k
(※3)WAV: 最大64Bit/192KHz および 32Bit/384KHz ネイティブ対応
▼圧縮音源
MP2、MP3、AAC、ALAC、WMA、OGG....
【メモリ内容】
・内蔵メモリ:32GB (システム領域 5GB含む)
・カードスロット:microSD対応×1基 (最大128GB,2015/12月現在)※microSDカードはClass6以上推奨。SD、SDHC, SDXC対応
・USB OTG:USBメモリー等を使用して容量の拡張可能 ※USBメモリ及びmicroUSB to USB-A変換用アダプタは別売
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