「500」シリーズの新ラインアンプ

ミックスウェーブ、API「535-LA」

ミックスウェーブ、API「535-LA」

2015/12/12


ミックスウェーブからAPI「535-LA」がリリースされた。「535-LA」は「500」シリーズのインプット/アウトプットのトリムがついたラインアンプだ。ミックスに引っ掛けたり、トラッキング、デジタル信号にアナログの暖かみを付加するなど様々な使い方が可能。

そして、自身でレベルコントロール機能を持たないオーディオプレイバックデバイス、マイクプリ、もしくはオーディオプロセッサーに使用することにより、音色の付加とレベルコントロールができるのもポイント。

また、バランス入力、位相反転スイッチ、入力信号のアッテネートのための20dBパッド、3ポジションのトグルスイッチを搭載。これにより、トランスからの様々なアウトプットのゲインレベルを許容。出力のゲインレンジは6dBから45dBまでとなっている。ちなみに、APIユーザーのための、ユニークで暖かく信頼のできるサウンドを生みだすために、APIオリジナルのトランスと併せて、ディスクリート2510, 2520オペアンプを使用しているそうだ。

価格は¥100,000(税抜)。

主な特徴

・連続可変デテントインプットレベルトリム
・位相反転スイッチ
・-20dB インプットパッド
・キャリブレートレベルモード
・アウトプットレシオセレクター
・クリップLEDインジケーター
・連続可変デテントアウトプットレベルトリム
・伝統的なAPIフルディスクリート回路設計
・オーディオ回路には高名な2510および2520オペアンプを使用

主な仕様

周波数特性:-0, +0.2, 30Hz-20kHz
THD+N:.006% 工場出荷時(+4dB)
ノイズフロア:-85dB 工場出荷時
ゲインレンジ:-inf.-53dB
最大入力レベル:+32dBu, バランス(with PAD)
最大出力レベル:+32dBu, バランス(1kHz)
入力インピーダンス:20,000Ω以上, ~4000Ω with PAD
出力インピーダンス:75Ω以下

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