コンセプトは「ハウリン・ウルフの喉仏」

トーラスコーポレーション、KING SNAKE「Detroit Four」

トーラスコーポレーション、KING SNAKE「Detroit Four」

2016/01/30


トーラスコーポレーションから KING SNAKE「Detroit Four」がリリースされた。「Detroit Four」は同社が立ち上げた新ブランドの第二弾モデル。

デザインはアンプに通した時のトーン、音量を第一に考えて製作。フルアコースティック構造ながらも、サウンドの芯とサスティーンを得るために、ブリッジの裏側に当たる位置に15mmの分厚いスプルース材を使用(幅80mm長さ70㎜)。これにより通常のフルアコでは得ることのできない独特なサスティーンを実現している。さらに良い意味でのコンプ感を伴うサウンドの腰の強さが増し、クランチに歪ませた設定でも十分に対応可能。

ピックアップには、オリジナルモデル「KING SNAKE JLH-1 / 4 conduct」を搭載。ミニハムバッカーでありながら、通常のミニハムバッカーよりゲイン感を増し、コンセプトに従いダーティー且つワイルドなサウンドに仕上がっている。

アル二コVマグネットを使用し、細めのAWG43ワイヤーをスペース内に限りなく多めに巻き上げることで、ゲイン感とミドルに寄った切れの良いサウンドが特徴だという。2つのピックアップを直列配線できる4芯構造。

また、2Wayのトグルスイッチ「44 Switch」は、上側にした時に隣接したピックアップのネック側が駆動。コンセプト通りの「野太い」音を出すために、通常のブリッジ・ピックアップの位置よりも若干前に装着している。通常のリア・ピックアップ・サウンドながら、よりブルージーに鳴るそうだ。一方、下側にした場合、ブリッジ側のピックアップが直列配線され、デュアル・ピックアップ・サウンドへと変わる。さらに野太くゲインを持ったワイルドなサウンドがポイントだ。

発売は2016年3月を予定しており、価格はオープンプライス(市場予想税抜価格:¥230,000)

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