強固な木製キャビネットにPowersoft社製2400W出力D級アンプモジュールを搭載

Pioneer DJ、プロオーディオ向けPA/SR用アクティブスピーカー「XPRS Series」3モデルをリリース

Pioneer DJ、プロオーディオ向けPA/SR用アクティブスピーカー「XPRS Series」3モデルをリリース

2016/01/30


Pioneer DJから多様な音響現場でのシステム構築を可能にするPA/SR(※)用アクティブスピーカー「XPRS Series」3モデルがリリースされた。
(※)Public Address/Sound Reinforcementの略で大人数に音声情報を伝達することを指す

「XY Series」は業務用フラッグシップスピーカー「GS-WAVE Series」と多用途で使用可能。主にクラブやMusic Barを中心に全世界で導入されているパッシブスピーカー。ちなみに小規模会場やイベント等においては手軽に音響システムの構築が可能なアンプ内蔵のアクティブスピーカーを使用するケースが増えているという。

次に「XPRS Series」はアクティブスピーカーでありながら、優れた音響特性を有する木製キャビネットに業務用アンプのリーディングカンパニーであるPowersoft社製のD級アンプモジュールを搭載している。これにより、より広い会場で効率の良い音響システムを構築している他、2400Wの高出力と高音質の両立を実現。固定設備用の常設音響システムとしてだけでなく、可搬性の良さと素早いシステムセットアップが求められるイベントなどでの持ち込み音響機器としても使用できる。

「XPRS 12」と「XPRS 15」の2機種のフルレンジスピーカーは、単体での迫力のある低音再生ができるだけでなく、2台の15インチLFドライバーを登載したバンドパスタイプのサブウーファー「XPRS 215S」の使用により、さらに広い会場にも対応が可能だという。

いずれも発売は5月中旬を予定しており、価格はオープンプライス。

主な特徴

■「XPRS Series」共通
・余計な定在波を抑え、優れた音響特性を備えた高音質設計のキャビネット構造
・Powersoft社製の高効率なハイパワーD級アンプモジュールを搭載
・様々なトラブルを回避する高度な保護機能

■「XPRS 12」、「XPRS 15」
・高出力時における歪率を最小限に抑え、高音質を実現する高性能ドライバー搭載
・スピーディーなシステムセットアップを可能にする4種類のEQモード
・設置条件に応じて指向特性を選択できるローテータブルホーン
・2通りの角度でポール設置が可能なセレクタブル・アングル・ポールソケット
・フレキシブルなシステム接続を可能にする豊富な入出力端子

■「XPRS 215S」
・素早い応答と豊かなローエンド再生を両立する2 x 15インチLFバンドパスサブウーファー
・スイッチ切り替えのみでスピーディーなセットアップを可能にするDSP設定機能
・フレキシブルなシステム接続を可能にする豊富な入出力端子
・キャビネット背面に、運搬に便利なキャスターを標準装備

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